第3世代Gund-Arm 可変型MS キャリバーンⅡ-Fairal

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クワイエット・ゼロの消失から数年後、Gund-Arm技術は失われることなく、義手や義足、義体といった医療技術に活用されている世界線ではあるものの、あの事件で消失しなかったGund-Arm搭載MSやエリクトの存在から新たな火種が起こるという、水星の魔女の続編的なストーリーの中で開発された第三世代目のGund-Arm機体としてキャリバーンをベースに可変機構を盛り込みました。

以前に投稿したホウキにライドオンのキャリバーン(https://gumpla.jp/hg/1535970)も良かったのですが、やっぱり可変機にしたくなってしまい、今回の投稿になります。

<脳内設定>
ベネリットグループの解体に端を発した富の分配は、再び宇宙へ吸い上げられる流れが生じ、地球と宇宙の間で新たな衝突の火種となってしまっていた。
そんな中、旧オックス・アース技術陣を引き抜いて、新たな兵器開発企業が成長を遂げる。その企業はパーメットスコア上昇によるデータストームのフィードバック問題を完全人格型AIを介することで解決し、パイロットに対するGund-Armの無害化に成功する。

その試験運用の初号機である本機体「キャリバーンⅡ-Fairal」は、第一世代「ルブリス」から第二世代「エアリアル」に次ぐ、第三世代として開発された。
高度な機体制御・処理の一切をAIが肩代わり可能なため、機械内部の複雑な可変シークエンスオペレーションとその際の姿勢制御を瞬時に実行できるこの機体は、実用可能なレベルでの可変機構の組み込みに成功。
可変機構により無重力空間、重力下に関係なく航続距離・機動性が飛躍的に向上した。

●キャリバーンⅡ-Fairal MS形態キャリバーンをベースに主に胴と太もも部分に関節増設を行いました。さらに、変形時に機首部分になるパーツの組み込みやエスカッシャンの取り付け位置を造り付けました。

●キャリバーンⅡ-Fairal MS形態
キャリバーンをベースに主に胴と太もも部分に関節増設を行いました。さらに、変形時に機首部分になるパーツの組み込みやエスカッシャンの取り付け位置を造り付けました。

エスカッシャンとバリアブルロッドライフルはネオジム磁石によってバーニア側面にホールドできるようにしてあります。また、可変時に主翼になるパーツは、ウィングガンダムから拝借し、プラバンで補強+拡張。妖精の羽のような形に見えたため、Fairal(妖精のような)と命名しました。

エスカッシャンとバリアブルロッドライフルはネオジム磁石によってバーニア側面にホールドできるようにしてあります。
また、可変時に主翼になるパーツは、ウィングガンダムから拝借し、プラバンで補強+拡張。妖精の羽のような形に見えたため、Fairal(妖精のような)と命名しました。

●キャリバーンⅡ-Fairal MA形態変形後の姿になります。(2/27 写真差替。シークエンス順を画像にしました。)可変シークエンスは以下の順番です。1)コクピット部分を上に跳ね上げる2)腕を前方に向ける3)股関節部分(拡張したアーマーの後ろ側)に折りたたんでいた機首を跳ね上げる4)内もも部から足を外側に引き出す5)胴部分に仕込んだ二重関節で胴体を90度前方に倒す6)太ももの軸から足を機体後方のバックパック下部に回転7)羽部分を展開し、足の位置を固定する8)機首部分にエスカッシャンを取り付けるバリアブルロッドライフルは腰裏部分のビットオン時の取り付けスリットに固定できるようにしてあります。

●キャリバーンⅡ-Fairal MA形態
変形後の姿になります。
(2/27 写真差替。シークエンス順を画像にしました。)
可変シークエンスは以下の順番です。
1)コクピット部分を上に跳ね上げる
2)腕を前方に向ける
3)股関節部分(拡張したアーマーの後ろ側)に折りたたんでいた機首を跳ね上げる
4)内もも部から足を外側に引き出す
5)胴部分に仕込んだ二重関節で胴体を90度前方に倒す
6)太ももの軸から足を機体後方のバックパック下部に回転
7)羽部分を展開し、足の位置を固定する
8)機首部分にエスカッシャンを取り付ける
バリアブルロッドライフルは腰裏部分のビットオン時の取り付けスリットに固定できるようにしてあります。

頭部はバルカンやセンサーをそのまま活かすため、口元だけが隠れるよう、首元部分にはプラバンの貼り合わせで装甲を追加。顔を下に下げたときに顎から額のセンサーの手前までが装甲内部に埋まる形に収めています。(2/27 写真差替)

頭部はバルカンやセンサーをそのまま活かすため、口元だけが隠れるよう、首元部分にはプラバンの貼り合わせで装甲を追加。顔を下に下げたときに顎から額のセンサーの手前までが装甲内部に埋まる形に収めています。
(2/27 写真差替)

キャリバーンの太もも部の内部フレームをコトブキヤMSGメカサプライ18「ジョイントセットD」のユニバーサルジョイントタイプに置き換えました。変形機構のため、内もも部分の装甲もカットしてあります。

キャリバーンの太もも部の内部フレームをコトブキヤMSGメカサプライ18「ジョイントセットD」のユニバーサルジョイントタイプに置き換えました。変形機構のため、内もも部分の装甲もカットしてあります。

胴部分の接続をボールジョイントから思い切って3mm穴とMSGメカサプライ18「ジョイントセットD」のダブルジョイントタイプに置き換えました。これで90度に近い胸からの前倒し(発想としてはフラッグの変形機構)ができる寸法です。その際に邪魔になるのが腹部の装甲になるので、ゼータガンダムよろしくなコクピットブロックの跳ね上げ機構で対応しました。

胴部分の接続をボールジョイントから思い切って3mm穴とMSGメカサプライ18「ジョイントセットD」のダブルジョイントタイプに置き換えました。
これで90度に近い胸からの前倒し(発想としてはフラッグの変形機構)ができる寸法です。
その際に邪魔になるのが腹部の装甲になるので、ゼータガンダムよろしくなコクピットブロックの跳ね上げ機構で対応しました。

太ももの機構の展開です。このジョイント、中央部にロール軸があるので、簡単にクルッとできます。関節部分の可動は固めのプラスティック素材なので、ガシガシ動かすと白化するおそれはありますが、強度はかなり高い様子です。個人としてはとてもオススメです。(大満足)

太ももの機構の展開です。
このジョイント、中央部にロール軸があるので、簡単にクルッとできます。
関節部分の可動は固めのプラスティック素材なので、ガシガシ動かすと白化するおそれはありますが、強度はかなり高い様子です。
個人としてはとてもオススメです。(大満足)

アオリ気味の画角から、股関節をご披露。足の展開部の状態がよくお分かりいただけるかなと思います。フンドシ部分の裏に関節を仕込み、エスカッシャンをジョイントする機首部分をMS時にはリアアーマー(スラスター?)の間に収めて挟み込む形になっており、この改造後でも片膝立ちができるようになっています。(フンドシが突き刺さることが無いようにしてあります。)後処理が雑(というかキレイにできない程度の技術力)なのは申し訳ありません。

アオリ気味の画角から、股関節をご披露。
足の展開部の状態がよくお分かりいただけるかなと思います。
フンドシ部分の裏に関節を仕込み、エスカッシャンをジョイントする機首部分をMS時にはリアアーマー(スラスター?)の間に収めて挟み込む形になっており、この改造後でも片膝立ちができるようになっています。
(フンドシが突き刺さることが無いようにしてあります。)

後処理が雑(というかキレイにできない程度の技術力)なのは申し訳ありません。

変形はロマン!「水星の魔女」に可変機があってもいいじゃない!

コメント

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  1. GODAI 9か月前

    素晴らしい変形機構でした(個人的には「00」のフラッグを連想しますね)(iori_sei)

    • G-Shu 9か月前

      コメント、いつもありがとうございます!
      変形機構のネタですが、元はAGE2の方式を考えていました。

      しかしながらバリアブルロッドライフルを機種にするには長すぎるなぁってなったのと、いじっている間に腹側のポールジョイント部が折れた事故があり、持ってたジョイントをつなげて修復したところ、「フラッグでいいんじゃない?」って気づいて夢中で整えたらこの形に落ち着きました。

      無心になれるっていいっすね。

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