ブルG 風

「RX-77-4BG ブルG」は漫画作品「機動戦士ガンダム サンダーボルト」に登場する試作MSです。
「RX-77」型番のように、ガンキャノン、正確にはガンキャノン2の試作発展機、とのこと。

初めてデザイン画を見たときに、その超絶マッシブスタイルにベタボレ、自作したいと思ったものの、何をベースにしたとしても全身に手を入れる必要あり、そして特徴的なバックパックはフルスクラッチが必要なため断念してました。
が、数週間前になんとなくアトラスガンダムを宇宙戦仕様にしてバックパックをスクラッチしたわけですが、作ってる最中に実はそれはブルGと同じパーツなんだということを知り、あぁ、だったら今なら作れるんじゃね？とばかりに製作してみました。

 

シールドが同じ形状、という理由だけでベースはサンダーボルト版FA（フルアーマー）ガンダムに決定。
作ってみると想像以上に全身に手を入れて（と、いうか、ほぼ全身に手を入れることになって）、プラ板の塊みたいになってしまいました。デザイン画みたいにシールド装備させないのであれば、ベースはEGガンダムでもなんでもよかったのかな、なんて思ってしまったり。。。

今回の目標はメーカーイベントに出せるように、プラ板やパテ以外はオールガンプラパーツ、デカールもガンダムデカールのみ、としてみました。
ゲーム作品「機動戦士ガンダム バトルオペレーション」にも登場するため、プレイ動画をガン見しながら作成。
 

ヘッドは同じく悪人面のガンダムゼルトザーム、要は、ガンダムMk-III系のものを使用。
プラ板でフェイスやアンテナをそれっぽく再現。メインカメラは紫色っぽいラピーテープ。

上半身はプラ板で胸板を厚く（？）したり、肩のミサイルランチャーを再現したり。
肩アーマーはプラ板加工でそれっぽく。肩アーマーサイドのスラスターもプラ板、プラ棒、パテでそれっぽく再現。

腕周りもプラ板加工。

バックパックはプラ板スクラッチ。スラスターはFAガンダムのもの。

リアアーマーもプラ板スクラッチ。ビームサーベルを1本だけ取り付け。

ひざ下はプラ板加工だらけ。ひざの黒い部分は旧キットGP03あたりから流用。サイドのパーツはプラ板箱組み。
すねの前後左右計8個の大き目のスラスターもプラ板スクラッチ。それ以外の全身あちこちのスラスターはキットのものを取り付け位置を変えながら使用。

スリッパまわりもプラ板でそれっぽく加工。
 

下半身は、少しでもどっしりしたフォルムとなるように、脚の付け根にカラーをかませて2.5ミリほどワイド化、ガニマタに。
フロントアーマーもプラ板でスクラッチ。
サイドアーマーもプラ板加工でそれっぽく。

左腕にマウントしている2連キャノンはFAガンダムの武装を加工。
 

バックパックから延びるアームは差し替え式にして、ビームライフル、バズーカ、シールドを装着。
ビームライフルはEGガンダム用をほぼそのまま。バズーカはジム系のものを加工。

その他あちこちにプラ板貼り付けなど行って情報量アップ。全身あちこちの丸スラスターは、ちまちまと3ミリプラ棒をカットしたもの。。。

いつものように水性ホビーカラーで筆塗り全塗装。水彩絵の具でスミ入れ、デカール貼ってつや消しトップコートで仕上げ。

白はガンダムホワイト。ブルーは、「紫っぽい青」を調色しないとなー、と思いながら塗料箱をあさっていたら、いつ、なんのために調色したかわからないオリジナルの青を発見。少し赤みがかった、なかなか好みの青だったので、そのまま使いました。

サンダーボルト登場MSは少し汚れた、くたびれた感じがいいのかな、と思って、今回は濃い目にスミ入れして、多めに拭き残してます。

デカールは全てガンダムデカール。サンダーボルト用の「114」。
 

我が家のサンダーボルト登場MS軍団。。。肝心のFAガンダムとサイコザクがいませんなぁ。。。

撮影した後で何年も前に作ったサンダーボルト版グフがいたことを思い出しましたが、撮影の翌日にガンダムベース福岡のコンペにブルGを持ち込んでしまったので、しばらくは再撮影不可、です。。。

アトラスガンダム 宇宙戦仕様 風
https://gumpla.jp/hg/2003150

HG サンダーボルト版グフ 風
https://gumpla.jp/hg/775492

作る気にさせてくれた、宇宙戦仕様のアトラスガンダムとパシャリ。
バックパックの形状はかなり異なる結果に。。。

サンダーボルト登場の、ガンダムヘッドのガンキャノン系MSと、ガンダムヘッドのジム系MS。。。

今回もいっぱい撮影しましたが、一番のお気に入りポーズです。

バトオペ2のデザイン画っぽいポーズ。。。

サンダーボルト版FAガンダムで作った「RX-77-4BG ブルG」風、でした。
細かいディティールはともかく（汗）、フォルムや雰囲気はうまく再現できたかなぁ、と自負しております。