ZGMF-X0001√I NEMESIS = ΛΕFΚΟΣ / DΕFΕCΤΥΣ
【全高】 27.2m
【本体重量】 89.50t
【全備重量】 115.71t
【出力】 28,600kW
【スラスター総推力】 2,247,500kg
【装甲材質】 VPS装甲
【センサー有効半径】 21,900m
【搭載火器】
・QZX-U000 戦略級対消滅破砕砲デイブレイク 背部左右に2基
・MMI-X540 インドラ 掌部ビーム砲改 腕部掌にそれぞれ1基
・MX3333D モノフェーズ光波防御帯”ソリドゥス・フルゴール ビームシールド発生装置” 腕部手甲にそれぞれ1基
・RQM60F フラッシュエッジ2 ビームブーメラン×左右肩部2基
・GDU-X01 ヴォルフ 腰部後方1基
・MA-X220 ビームセイバー×2基
・MMI-M150E 110mm超電磁砲 ケラヴノス×1
・MMI-M150S 110mm撃槍電磁砲 ランスヴァレル×1
・MMI-GAU26D 17.5mm CIWS×頭部左右に2基
・AGM178D ヘルハウンド 誘導マイクロミサイル×16発(8×2基)
・AGM138 ファイヤビー誘導ミサイル ×28(14×2基)
・MA-F1Y2 試作型ビームブーメラン×左右爪先に2基
・MMI-V08 ウァツァイガー ヒール部パイルバンカー×左右踵部に2基
・フレア弾 機体各部に計40箇所
・チャフジャマー 機体各部に計32箇所
【推進器】
・VASIMR“可変特殊インパルス電磁プラズマロケット”
バックパック背面 2基
肩部 2基×2
腰部フロントアーマー 1基×2
腰部リアジェネレータ 2基
GDU-X01 ヴォルフ 2基
脚部前方 3基×2
腰部側面 2基×2
脚部後方 4基×2
・ヴォワチュールリュミエール光波推進
背部ウィングユニット
腰部サイドバインダー
・非スラスター移動用特殊推進器
EEQ10 アンカーショット 2基
戦闘データに基づき、機体全体をオーバーホールし、ネメシスレフコス及びコックピット内部をパイロットの戦闘スタイルに最適化改修を施した機体。通称“codaネメシス”
改修にあたり機体系統の分類はYMF(試作機動機種)からZGMF(全領域機種)へと変更され、末尾アルファベットも√O (不完全な神)から√I (自己)へ変更されており、今改修をもって初めて本機は『ネメシス=レフコス / デフェクトゥス』として正式な実践的機動兵器へと生まれ変わったのである。
本機のパイロット『リアム リアリー』が、デブリや建物などの遮蔽物を利用とした跳躍による軌道変更や投擲、潜伏からの急接近による一撃離脱戦法を多くとっていた事から、特に下半身を中心に改修を施している。
追加装備アサルトシュラウドを装着した姿
補助冷却装置、増加スラスター 、追加装甲他、武装としては
・ビームサーベル×4
・赤外線誘導ミサイル3発×2基
・大型対艦刀
・ラミネートシールド
以上が追加で装備される。
なお、スラスターこそ増設されているが、増加した重量に対し推力の向上が釣り合っておらず、推力重量比自体は通常時と比べ低下している。
後ろからパシャリ
もはや何が何だかな背中
大剣背負って、ただ本体自体がでかいので剣の巨大さがいまいち伝わりませんね
フルバースト!
設定的には背中の砲を持ち出す以上、他の武装を同時使用する必要性は無いのですが、まぁseed機体ならこれはやってみたかった。
フリーダム系列のフルバーストみたいに砲門数と連射性で対多数を制するのではなく、純粋な推力と火砲の殲滅範囲で多数を相手取るイメージです。
隠し腕もあり、急な接近戦に持ち込まれても安心!
増加装甲をキャストオフ
胸、肩、背中、腰、前掛け、左腕に追加装備を装着してました。
機体解説
01. 戦闘能力
大出力エンジンによる武装の高性能化とスラスター推力増加によって元々絶大な戦闘力を有していた本機は、改修以前から過去の機体を隔絶した性能を秘めていた。
特に速度に至っては特筆すべきものがあり、最大加速時には大気圏内でM12.5、宙域での戦闘機動ではM23.06まで加速し、多角度に設置されたスラスターとフレキシブルに可動するウィングユニットによって速度を維持したまま鋭角的な旋回性能を発揮する事が可能である。
機体やパイロットにかかる負荷も、後述する"ネメシスの繭"によって緩和しており、理論上の最大性能ほどでないにしても、限りなく近い性能を実戦で発揮できる。
これほどの速度を維持しながらの戦闘では、目標への精確な攻撃は強化されたFCSを持ってしても確実性に欠けると判断され、本機武装の多くは、命中率・連射性向上及び直撃せずとも対象を戦闘不能及び殲滅可能なほどの過剰な攻撃面積と破壊力が求められた。
特に、本体直結型の武装『QZX-U000 戦略級対消滅破砕砲デイブレイク』の破壊力は驚異的であり、照射半径が200mもある上に、射線上の物質を消滅させ、あたりにプラズマ渦流を放出し直撃を逃れた物体も焼き尽くす。着弾すれば対消滅によって生じるエネルギー放出が発生し、さらに大気中であればγ線バーストと放射線による汚染も見込め、発射時の本体が起こす大規模放熱による燃焼も合わせれば、目標に対する最大規模の攻撃となる。
他にもビーム兵器に関しての全てが大出力による攻撃範囲の増大を可能としており、中距離・近距離武装でさえも照射による射撃・溶断を可能としている。
防御性能に関しても圧倒的であり、機体全体、関節部までもPS装甲によって覆っている為、実体兵器による破壊は困難。
さらに両腕部にビームシールドを備えているために、ビーム兵器や非ビームコート性の武装も一切通用しない。
また排熱機能と磁場形成機構を利用した現象"ネメシスの繭"により、本機は機体全体にかかるGを軽減し、大気中・水中・宙域の全てで運動性能が向上しているため、攻撃を直撃させることすら困難なのである。
さらに機体各部の磁場形成装置によって発生する粒子の嵐により、一定以下の出力によるビーム・レーザー兵器は分散・拡散し外部に放出される。
また、放熱とヴォワチュールリュミエールによる光波推進によって散布されるコロイド粒子により光学的・熱学的な残像を発生させ、本機に対する捕捉を困難にしている。ミラージュコロイドステルスやバチルスウェポンシステムによる量子コンピュータウイルスでの汚染も考慮すると、そもそも本機そのものを敵機は映せないのである。
そして、上述した機能全てを効果的に発揮するため、機体の操縦系統はパイロットの思考に直結したシステムであるX.E.N.Oを採用したことにより操作を遅延なく機体に反映することができる。
これは操縦者から機体にだけ向けられる機能ではなく、機体から操縦者にも状況把握や操作の最適化を与えるシステムであり、本機の性能を余すことなく発揮するには不可欠な操作法となっている。
戦闘において、操縦者の操縦イメージを完璧に機体に反映させ、機体側は戦闘に必要な情報を余すことなく操縦者の脳内に直接送ることで、視界に頼らずとも情報を得ることができる。
MSが得られる全ての情報は、とても人の脳に収まりきらないのではないかと考えられていたが、操縦者の記憶を消すことで脳内容量を空けられるのでさしたる問題ではない。
機体の動作はアルゴリズムに縛られないので、一機での可能な作戦であれば全て遂行可能なほどの汎用性と操作性を持つ。
上記の機能によって本機は、サードステージ機体に相応しい、全領域支配型の機体性能となっており、同じ第3世代機でなければ、対抗は困難な機体となっている。
02. 改修後の継戦能力
補助AIに『KikeLa-βⅠ』を搭載し、機体制御を負担させることによって操縦者への負担を軽減した。
これにより操縦者に頻発していたパニックや過剰な回避・迎撃運動を抑えることに成功し、機体にかかる負荷も軽減した。当AIはそれほど高性能な処理能力を備えているわけではないが、その分本機の稼働によって発生するGにも耐えるハードと余計な干渉を起こさないソフトの両面から採用されている。
余分な運動が減少した分、機体に蓄積する熱が抑えられた。
追加装備により換装したサイドアーマーや、リアアーマーの放熱版、換装した脚部の形状により、排熱能力も向上した結果、熱量蓄積問題も幾らか軽減されている。
また、パイロットにかかる精神的な負荷は前述の補助AIが、肉体的な負荷はコックピット・パイロットスーツの特殊液体を利用した技術により軽減されている。
3度目の実戦出撃時には4分の交戦後、予想ほどの排熱処理を施さなくとも良い状態で帰還するなどの、確かな改修結果を発揮した。
03. 総評
全面的にネメシスの抱えていた致命的問題点は概ね解消していると云えよう。
MS単体としての能力はもちろん、拠点・施設破壊のための隠密強襲能力をさらに伸ばし、ネックであった排熱不足による短時間稼働と機能的問題による単騎編成という点も、X.E.N.Oの改善によって多少は軽減されている。
新型の脚部は獣脚を参考とした極めて不安定な機構であるが、その分瞬発性に優れ、ホバーとスラスターによるブーストにより、あの『TMF/A-802バクゥ』に勝るとも劣らない地上での機動性を誇る。
脚部のペイロード増加に伴い、スラスターを増加したことにより、空中・宙域での旋回性能も上昇している。
やはり未だ設計上の根本的な問題は無視できないものの、単騎での機動性・運動性・活動領域・破壊力は全機動兵器でも類を見ない水準にまで達している。
以上が私が一番気に入っているガンプラ"ネメシス・レフコス・ディフェクトゥス"です。
ガンプラ盛り人の自分でも、『もうこれ以上盛れない!』ってくらい盛ったつもりです。かっこいいなと思ってくれたら幸いでございます。
以下は改修時に工夫したポイントです。
※わかりやすいように左腕、左サイドアーマー類は外してます。
①この化け物みたいなシルエット!
刺々しい虫のような、悪魔のようなシルエットを目指しました。悪そうな白ってかっこいいんだもん。
②ミサイル展開
両足にあるニーアーマーは粒子制御装置のようなイメージなのですが、内部にブレイズウィザードのミサイルを仕込みました。ダークマターブースターとブレイズザク買えば同じことができるはずです。
ぴったりフィットってほどでもないですが、そこそこサイズが噛み合ったので感動しました。
③展開式スラスター
後ろ側のアーマー内部には、ライトニングBWSのミサイルもですが、展開式のスラスターノズルも仕込みました。
真後ろからだとこんな感じ。
足のスラスターだけでもう速そうに見えるよう頑張りました。
⑤フィンモールド
サイドアーマーはHGアルケーの物を小改造して取り付けましたが、ファングは世界観が違うのでオミットし、代わりに排熱兼粒子散布用のフィンモールドに変えました。
終わりです
最後まで見てくれてありがとうございました。
コメント
コメントをして応援しよう
コメントにはログインが必要です
設定が作り込まれていてすごい
心の厨学2年生を捨て去れない
5流モデラーです
ゴテ盛り大好き推進器マシマシ
可変戦闘機 バズウ
可変機作りました。デザインやカラーリングはマ◯ロスプラスに登…
2024改修 ネメシスレフコスver2.01
2024年明けましておめでとうございます。 新年初投稿は、自…
破滅の機体 シナントロプス
ZGMF-X0003A ΣIN – Anth…
オウムアムアーマー コアガンダム
ユーラヴェンのパーツを改造に使ったら本体が余ったので雑に筆塗…