オーバーフラッグ(経済特区・日本所有機)

ユニオン、AEU、人革連の3国合同軍事演習と銘打ったガンダム鹵獲作戦において、一時狙撃タイプのガンダムを鹵獲するに至ったユニオンフラッグの改修機「オーバーフラッグ」は、そのピーキーな機体性能ながらガンダムに対する有用性を示した。しかし、熟練度の高いパイロットでなければその性能を引き出すことは出来ず生産コストも膨大なため、ユニオン所属各国から数名のパイロットを選別、それに合わせて極小数が第2オーバーフラッグス隊として組織された。しかし程なくしてソレスタルビーイングの離反者から擬似GNドライブとGN-Xが提供、配備されたことで既存のMSでの作戦行動は中止され数機生産されたオーバーフラッグは戦場に出ることなくソレスタルビーイングは壊滅した。

地球連邦平和維持軍が発足しGN-X2が配備され始めた頃、日本軍基地にて保管されていた当機もハンガー整理の名目で解体命令が出たが、とある日本人から「ユニオンの資料館の目玉として買い取りたい」という要望が出た。元ユニオン軍人の「フラッグをいつでも見たい」声も多く軍はそれを了承。買い取った日本人の趣味もあって機体は全身白く塗られ、ウイングには日本国旗の日の丸をあしらった塗装も施された。

しかし数年後、ELS来襲によって地球全国家の戦力を集結させるべく、幸いにも展示用として丁寧に整備がなされていた本機も徴用された。対ELS用に武装類を調整され、地球圏での決戦の際に元フラッグファイター候補の日本人をパイロットとして残されていたフラッグ数機と出撃するが、戦力差に圧倒され数分と持たず撃墜されてしまう。
現在は資料館に保管されている画像でその姿を見ることが出来る。

といういつもの長ーい設定です笑