ザクⅡFS型(ロールアウトカラー)

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MS-06FS 指揮官用量産型ザクⅡ(ロールアウトカラー)

量産型ザクⅡF型に対し主に地上用指揮官機としての改修が施されたカスタムタイプ量産モビルスーツ。地球侵攻作戦を中心に投入され、局地型モビルスーツ開発のためのデータ収集に大きく貢献する。実質的に宇宙用性能向上型であるS型に対し地上用の上級機にあたるが、当時地上戦に関するデータが不足していたこともありF型からの変更点は多くない。生産数が非常に少なく宇宙へはあまり回されなかったが、エースパイロットにもS型より本機を好む者は少なくなかった。基本仕様として頭部への固定武装追加と、腕部の強化は共通するが、それ以外については機体によりスペックにばらつきがある。

量産型ザクⅡF型に対し主に地上用指揮官機としての改修が施されたカスタムタイプ量産モビルスーツ。
地球侵攻作戦を中心に投入され、局地型モビルスーツ開発のためのデータ収集に大きく貢献する。
実質的に宇宙用性能向上型であるS型に対し地上用の上級機にあたるが、当時地上戦に関するデータが不足していたこともありF型からの変更点は多くない。
生産数が非常に少なく宇宙へはあまり回されなかったが、エースパイロットにもS型より本機を好む者は少なくなかった。
基本仕様として頭部への固定武装追加と、腕部の強化は共通するが、それ以外については機体によりスペックにばらつきがある。

指揮官専用であるためほぼ全機がパーソナルカラーに塗られたが、塗装下地には他機種と異なる防錆塗料が採用された。上塗り前の段階は有名なガルマ・ザビ大佐専用機のカラーパターンに酷似するが、これは大佐が自機をパーソナルカラーでの塗装を保留していた事実を示している。画像資料の撮影時期によってはオーバーコートやワックスの黄変度合い等により色合いが違って見えるものもあるが、所謂ロールアウトカラーのまま使用していた。公国軍における制度上、パーソナルカラーでの塗装許可は一定以上の武勲に対する恩賞の一つとして規定されていたため、「親の七光り」を忌避した大佐らしく相応の戦果を挙げるまでは自粛する意向であったという。一説には戦争初期に防錆塗料のみの下地状態の機体で出撃し大戦果を上げたエースパイロットの吉例にあやかる意味もあったとされるが、該当する事例は未だ特定されていない。専用ドップに関しても同様に塗装未完了状態であり、これら下塗り状態の配色は当時「ガルマパターン」と呼び馴らわされていたという。

指揮官専用であるためほぼ全機がパーソナルカラーに塗られたが、塗装下地には他機種と異なる防錆塗料が採用された。
上塗り前の段階は有名なガルマ・ザビ大佐専用機のカラーパターンに酷似するが、これは大佐が自機をパーソナルカラーでの塗装を保留していた事実を示している。
画像資料の撮影時期によってはオーバーコートやワックスの黄変度合い等により色合いが違って見えるものもあるが、所謂ロールアウトカラーのまま使用していた。
公国軍における制度上、パーソナルカラーでの塗装許可は一定以上の武勲に対する恩賞の一つとして規定されていたため、「親の七光り」を忌避した大佐らしく相応の戦果を挙げるまでは自粛する意向であったという。
一説には戦争初期に防錆塗料のみの下地状態の機体で出撃し大戦果を上げたエースパイロットの吉例にあやかる意味もあったとされるが、該当する事例は未だ特定されていない。
専用ドップに関しても同様に塗装未完了状態であり、これら下塗り状態の配色は当時「ガルマパターン」と呼び馴らわされていたという。

開戦直後、ブリティッシュ作戦による早期決着に失敗した段階で戦争の長期化は確定的となり、資源確保のため地球侵攻が不可避となった。
公国軍は当初、重力戦線においても大規模会戦による短期決戦を期していたため、有視界戦闘下における指揮官機の役割は特に重要視されていた。

悪天候下でも赤熱化による視認性を保つ指揮具として、大型近接武器を重力環境下で取扱うため腕部の強化が施されている。
前腕装甲や構造材の材質変更による強度向上に加え、一部の機体では肘部アクチュエータも大型の高出力モデルに換装され、冷却のため装甲から一部露出する形になっている。
既存の120㎜マシンガンや240mmバズーカ程度であれば、フォアグリップを保持しない片手持ち状態での射撃であっても実用的水準で反動を抑え込めることから、他機種においても一部エースパイロットが同型の肘部アクチュエータに換装した事例があるという。

頭部には固定武装として30ミリ機関砲4門が追加されたが、近接武器装備時における航空特攻への対空防御など緊急時の使用が想定されていた。
アンテナ基部の近距離レーダー及び射撃統制装置とモノアイの光学目標指定機能を併用した射撃管制の高命中率により、少ない装弾数で十分に対処可能であった。
なお指揮官機に対する航空特攻は一年戦争を通し地上における懸念事項であり、後継の地上用指揮官機においても対空迎撃用の固定武装は必ず搭載され続けた。

使用キット:BANDAI SPIRITS
      HGUC ザクII (ガルマ専用機)

使用塗料:GSIクレオス
     Mr.オキサイトレッド サーフェイサー 1000 B525
     Mr.カラースプレー 129(半光沢) 濃緑色(中島系)
     Mr.カラースプレー 61(半光沢) 焼鉄色
     ガンダムカラースプレー SG15(半光沢)
                 MSファントムグレー
     ミスターホビーマーカー CM04 ガンメタリック
                 CM05 焼鉄色
     Mr.スーパークリアースプレー B514(つや消し)
その他:WAVE OP-461 I・チップ【丸】(8.0mm Bタイプ)

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