大改造の産物/ガンダムバルバトスフリーダムブレイク

【概要】

ZGMF/A-206S2　ガンダムバルバトスフリーダムブレイク

Pastel*pallettsのベース担当・白鷺千聖が過日に制作したガンプラ「ガンダムバルバトスブレイク」は、鉄血系ガンプラを可変機にアレンジするという、思い切った改造(実態は異世界ガンプラのパーツを用いた組み替え)の産物ではあるものの、いかんせん鉄血系ガンプラ特有の「腹部フレームがむき出しであること」に起因する防御力の低さが問題になっており、同じパスパレメンバーかつ、花咲川女子学園OGでもある丸山 彩は、

「そのうちバトル中に圧壊するのでは？」

と強い懸念を示していた。

そこで千聖は、

「胴体をZGMF-X20A　ストライクフリーダムのものに、バックパックも一般的な二穴ジョイント対応のものに、それぞれ交換する」

という秘策に出る。

無論ガンプラのみでは足りず、30MMやMSGのパーツを組み込む事態となったが、腹部のフレームが隠蔽され、防御力不足を補っただけでなく、腹部にはカリドゥス形複列位相エネルギー砲が加わり、攻撃力も増すこととなった。

この大改造により誕生したのが、ガンダムバルバトスフリーダムブレイクである。

なお当然のことながら動力源も核動力に改められた。

【武装】

千聖の意向もあり、各武装の形式名はすべて不明とされた。

• 高エネルギー旋回砲塔ビーム砲

背部のスラスターユニットにあり、MS・MA両形態で使用可能。本機のメイン武装でもあり、MA形態時には、砲塔の基部自体もある程度旋回させられる。

• 複列位相エネルギー砲(腹部)
• レールガン(腰部)

いずれもMS形態専用。レールガンの出力はストライクフリーダムと同じである一方で、複列位相エネルギー砲はストライクフリーダムに比べて75%の出力に抑えられた。

千聖「ソードカラミティの“スキュラ”もだいたい、あの程度の出力の抑えられ方だったしね」

あやや「あっちの動力はバッテリーだけどね」

• ビームサーベル

MS形態専用。レールガンではなく、膝にラックを持つ。連結が可能。

千聖「普段の手持ち武器はコレだけよ」

あやや「普段、ってことは、オプションとかある？」

• 実弾式ハイパーメガランチャー

腰部レールガンよりも大口径の実弾兵器。基本武装ではなくオプション扱いだが、MA形態でも装備可能になった。

あやや「カミーユさんに知られたら怒られるかな···」

千聖「いや、宇宙世紀とコズミック・イラの違いもあるから、さすがにそれはないわ」

【MA形態】

まず頭部を一度外して反対向けに付け直し、レールガンを後方へ移動させ、肩アーマーを起こす。

次に両脚とウイングバインダーを180°、足首を90°回転させ、ウイングバインダーがあるスラスターユニットも180°反転させる。

最後にウイングバインダー基部を底面側に倒して完成。

スタビライザーを持たないぶん、フラットな上面であるため、サブフライトシステムとしても機能する。

機首のクリア部分はレーダー。

あやや「何か載せたら、このスタンドだとまず壊れるね」

千聖「やめて···」

ハイパーメガランチャーを装備した状態。グリップを収納できないせいか、機首側にしか付けられない。

千聖「機首がレーダーだから助かったけど、コクピットだと有視界飛行の邪魔にしかならなさそうね」

〜氷川紗夜のレポートより〜

はい、そんなわけでガンダムバルバトスフリーダムブレイクをご紹介してまいりましたが、バルバトス要素が脚とハイパーメガランチャーだけになりました。その他は次のパーツ構成です↓

• 頭部···ライトニングゼータ(変わらず)
• 胴体とレールガン···ストライクフリーダム。コクピットハッチは後退させた状態で接着
• 両腕···キャリバーン(変わらず)
• バックパック···30MMウイングモービル+MSG連装砲+ガンプラバトルアームアームズ。グレイ部分は30MSユフィアのシールド(小さすぎたため不使用のままくすぶっていました)

バックパックの本体への接続は、前回と同じくランナー棒をバックパック側に差し込む形を取っています。

最後に、ストライクフリーダムの2丁ビームライフルは、デッドウェイトになる上に本体から外れやすいので、あえて使わないでおきました(汗)