海の中だろうと寄らば斬る/ミカエリスM3

【概要】

CFK-229M　ミカエリスマリナー・スリーブレイズ(ミカエリスM3)

Pastel*palletesのギター担当・氷川日菜(メイン画像左側のイラスト)が制作したCFK-029Mミカエリスマリナーは、水中戦を重視したセットアップが施され、両腕をビームブレイサーとすることで、よりジオン水泳部に近い外観に仕上がっていたが、ビームブレイサーの接続が日に日に甘くなり、落下による破損のリスクが増してきていた。

そして、桐ヶ谷透子(Morfonica)と組んで参戦した過日のガンプラバトルにおいて、そのビームブレイサーが両側とも壊れたばかりか、バックパックの接続部が剥離するというアクシデントに見舞われ、途中でリタイアしてしまう。

しかし日菜はこれ幸いと、ミカエリスM2の3次改造を決断。自前でガンダムエアリアルの両腕を入手する一方、双子の姉の紗夜から、ハイランダーミカエリス制作に合わせて放棄したミカエリスD2用のバックパックの一部とビーム突撃銃を、また若葉 睦(Ave Mujica)からレーザー対艦刀を譲られる。

こうして、水中戦に主眼を置いていたミカエリスM2は、白兵戦主体のミカエリスM3に生まれ変わったのである。

主武装は背部にマウントしたレーザー対艦刀と、そのグリップエンドを引き抜くことで現れるビームダーク(短剣に由来)、MA形態専用のフィンブレイド。これらを以て本機をスリーブレイズと呼ぶ。

他にも、前腕部の実弾兵装であるガトリングガンポッド、ビーム突撃銃、脚部ビームブレイド、サブロックランチャーを持つ。

この改造後、再び透子と組んでガンプラバトルに参戦。ルブリスウルイリスにレーザー対艦刀の片側を渡し、前回リタイア時の相手であるプロヴィデンス&ジ・オに対してそれぞれにツープラトンを決め、リベンジを果たした。

脚ばかりか、腕までも交換したことにより、紗夜や羽沢つぐみ(Afterglow)と共に制作した当時のミカエリスの面影は薄らいでいるが、改造コンセプトをストライクやインパルスに例えると、

• 紗夜制作のハイランダーミカエリス→エール、またはフォース
• 日菜制作のミカエリスM3→ソード
• つぐみ制作のミカエリスバルカンMk-Ⅱ→ランチャー、またはブラスト

に似た位置づけになっていることが解る。

射撃面では、ビームブレイサーによる射撃兵装の一極集中をやめ、ビーム突撃銃とガトリングガンポッド、サブロックランチャーに分散させた。

両腕が一般的なマニピュレータになり、武装切り替えの自由度が利くようにもなったので、サブロックガン、ザクバズーカなどを持たせることもできる。

〜羽丘女子学園の同窓会報より〜

日菜「ここからは変形の時間だよ。

まず頭と下腕、腰を180°回し、ガンポッドが底面に向くようにするんだ」

日菜「あとはレーザー対艦刀と、フィンブレイドを上に向けて、足首をたたんだら···」

日菜「MA形態の完成だっ!!」

透子「機首が実体剣なんですね〜」

日菜「フィンブレイドで突いて、レーザー対艦刀を振り下ろしてトドメ、そんな使い方をする」

透子「バックパックが既にガンプラじゃないのは黙っててくださいね？」

日菜「い、言われてみれば···💦」

最後の透子のセリフにもある通り、バックパックは30MMのポルタノヴァ宇宙用、アタックサブマリンの組み合わせになりました。レーザー対艦刀はMSGエグゼニスウイング。

この背負いものが重く、よくハズレてしまいます。

ガトリングガンはパワードアームズパワーダーより。

次回は→「インパルスカーマイン、新たな持ち主のもとで復活!!」