独立/ストライクダガーインディペンデンス

【概要】

GAT-01HM　ストライクダガーインディペンデンス

Poppin'Partyのベース担当・牛込りみがサードパーティ製品と組み合わせて制作した「高機動型ストライクダガー」は、程なくしてダイバーエースユニットを組み込んだ「ストライクダガーダイバーエース」となったが、りみはさらに「やられ役の枠を逸脱した」改良を加え、ZGMF-X10Aフリーダムの機動兵装ウイングを組み込んだ本機体に昇華させた。

素体になったストライクダガーと、機動兵装ウイングの出どころになったフリーダムは元来、敵同士であり、フリーダムはザフト製かつ第3勢力所属、ストライクダガーは地球連合軍第13独立部隊所属の機体群を初出とする。にも拘らずこの選択肢になったのは、「フリーダムの基本的技術を量産機に用いればこうなっていたのではないか」という、りみの姉・ゆりの考察が反映されたことによる。

機体名称のインディペンデンスは、米国海軍の沿海域戦闘艦にフリーダム級とインディペンデンス級が存在し「フリーダムがあれば、インディペンデンスもあるだろう」という考えのもと、ゆりが命名した。やられ役からの独立、という意味も込められているようだ。

動力はさすがに核動力ではないため、ハイマット、フルバーストを同時には使えないものの、バッテリー持続時間はもとのストライクダガーの10倍になっている。

りみ「積まれたバッテリーがどんなものか、気になるね」

ゆり「全固体電池でしょ。リチウムイオン電池は可燃性だし」

【武装】

• プラズマ収束ビーム砲「シュラーク・ドライ」

メイン武装で、フリーダムにおけるバラエーナの連合版。出力は意図的に抑えられ、最大でもバラエーナの半分。片側のみ使用することが多い。

• ビームカービン

本機体ではサブウェポン。作戦に応じて使う。

• レールガン「エクツァーン・ツヴァイ」

ストライクダガーダイバーエース時代と同じ。基本的には片側のみ使用。

りみ「片側だけなら歩いたままで撃てる」

• ビームサーベル

りみ本来の戦闘スタイルである二刀流を、本機体では実質的に取りやめたため、通常1本しか使われないが、連結機能は残された。

ゆり「1本だけ？」

りみ「なくすといろいろと面倒なことになるしね」

• 機動防盾

打突用のラムがつけられたシールド。使わないときには反転させる。

【フルバーストモード】

砲撃戦特化。かつてのX131カラミティを思わせるが、実弾とビームを半々としたことにより、エネルギー消費量の抑制が図られている。

範囲は狭いもののオートマルチロックオン能力があり、あるナチュラルのパイロットは、反応速度が並のコーディネーターを上回ることから、マニュアルながら遠距離マルチロックオンを得意としたようである。

ゆり「キラ様みたいな超空間認識能力がなくても使えそう」

りみ「量産機だしね。AIのおかげでマルチロックオンを、ある程度までは自動的にやってくれる」

ゆり「···でもこれ、もともと熟練パイロット向けってやつじゃない？」

りみ「いや、そこは···その···」

【ハイマットモード】

格闘戦特化。シールドのラムによる打突を、左フックの要領で行うのが常套手段。

りみはストライクダガーを「愛機」として2度改造してきたが、ヘタリがごく少ないこともあり次回作の制作予定はないという。

〜弦巻財閥の月例レポートより〜

さて牛込姉妹のトークもそこそこに、後書きです。

ストライクダガーのバックパック取り付け穴は1軸、フリーダムのバックパック取り付け穴は2軸なので、ダイバーエースユニットから変換アダプターを流用し、後者へ接続しました。

その他の改造箇所は特にありません。