初心者🔰級おっさん、85作品目の投稿をさせて頂きます✨😌✨
先行生産型を始め派生型を数多く産み出したガンダムのマスプロモデル RGM-79ジム。宇宙世紀0079年10月下旬、ジム前期型の生産を終了しMS拡充のためMS生産ラインは、低コストとRX-78-2の実戦データを反映させたジム後期型の生産に突入していた。大量生産が進む中、連邦軍MS開発部はオーガスタ研究所と共にさらにハイスペックな量産機開発を進行していた。
オーガスタ研究所の各開発セクションでは連邦軍の依頼により様々なMS開発が進行していたが、次期量産機の試作開発のため一時的に開発技術を統合。こうして現時点での最高水準となる汎用試作型MS RGM-79BL『ジム・ブラッドライン』が完成に至ったのである👍️✨
この機体はデータ収集のためエース部隊である高機動特化中隊に搬入。実戦で運用し戦闘稼働データを随時オーガスタ研究所にフィードバックする事によって、短期間でのハイスペック量産型の開発を試みていた。
急速に進化を遂げていくMS開発。この試作機のデータを基にオーガスタ製となるジム・コマンド型、そしてスパルタンなどの派生機体を生み出し、さらには『G-Ⅳ計画』によるNT用MS開発を加速度的に推し進める要因ともなるのであった……💫
という妄想イメージで、今回はオーガスタ製の様々な機体の基礎となる試作機『ジム・ブラッドライン』を制作いたしました~🙌🎵妄想ストーリーは前回のライトカスタムの続きとなります😊✨
宇宙世紀0079年11月中旬、オデッサ作戦が終了して数日後、高機動特化中隊が所属するマゼラン級MS空母フジヤマに汎用試作機『ジム・ブラッドライン』が搬入された。
身を呈して部隊の危機を救い宇宙に散った『彼』。彼が搭乗する予定であっジム・ブラッドラインに乗る事を選ぶシイコ少尉の姿は、彼の意思を受け継ぐかのように見え、その彼女の決意を隊長代理のスガイ中尉らは暖かい気持ちで見守っていた…🌠
しかし、小柄な彼女の身の内には闇に満ちた復讐の怨念が渦巻き、コクピットに座るシイコ少尉は復讐に燃える鋭い目つきをした表情に変貌していた…🔥
シイコ少尉の教導プログラムを終え実戦配備となったジム・ブラッドライン。発進カタパルトに乗り発艦シークエンスに入る。
これまでのライトアーマー型のコンセプト同様、機動性加速性に優れた機体となった本機は、多くの試験要素を盛り込んだ機体。
特に駆動部の摩擦抵抗を磁気により包み込み駆動スピードを上げるという試作された新技術も組み込まれていた。特務試験部隊により、この技術を搭載したG-3ガンダムがすでにテスト運用されていたが、有用性を示すため実戦での稼働データが必要であった。
そのため技術開発主任モスク・ハン博士の強い要望で、本機への採用となったのである。
マゼラン級MS空母『フジヤマ』より次々に発艦する新体制となった高機動特化中隊‼️
部隊の機体特性を考慮した隊長代理スガイ中尉は、シイコ少尉のブラッドライン単機をフォワードとしライトカスタム隊でアシストするフォーメーションを選択し戦闘に突入する👍️
ブラッドラインに装備されたビームライフルは『G-Ⅳ計画』により試作された最新型である。従来のものより発射後の冷却速度が早く、高出力での連射を可能としていた。
そして機動力は試作バックパックの大出力バーニアノズルを4基、上部にサブスラスター2基を備え、瞬時にトップ速度へ押し上げる事を可能としている。脚部側面には開発中の機体のサイドスラスターをデータ収集のため試験導入。こちらも機動速度に大きく貢献していた。
そして最も特筆すべき新技術はアンカーシールド。
『彼』は高機動戦闘でいかに予測されず相手を翻弄し接近するかを考え、機体の軌道を変化球のように突如変化させる変則機動システム内臓のアンカーシールドを考案していた。
戦闘エリアに岩石や障害浮遊物がある前提ではあるが、機動中にワイヤーチェーンの繋がった先端のアンカーを浮遊物に打ち込み、ワイヤーを使った遠心力、またはそれを引き込む事により機体に急激な軌道変化をかけ、相手の視界から突然消えたかのように見せるものである。そして相手の予想外のポジションから攻撃を叩き込む事を可能とした戦術装備である。
高機動特化中隊の中でもG耐性に最も優れたシイコ少尉は最適な人材。変則機動システムはパイロットを選ぶが新たな立体的機動戦術を生み出していた👍️
機体との相性も良く、数度の出撃で機体性能をものにするシイコ・ミナガワ少尉。
しかし障害物などが無い空間戦闘では変則機動システムは実力を発揮出来ない無用の長物のはずであった。だがシイコ少尉は戦闘の最中、なんと敵の機体にアンカーを打ち込む❗
そして、アンカーを引き込む力とバーニアで急接近する事により瞬時に相手との距離を詰める。離れていた敵が突如眼前に迫るその状況は、敵パイロットにとって恐怖以外のなにものでもなかった。
そして敵機に獣のように襲いかかるジム・ブラッドライン❕瞬く間にビームサーベルで両断される敵のリック・ドム。
想定外のアンカーシールドの使用方法に『流石は部隊のエースだ🎵』と喜んでいたチームメイトであったが、この戦法で戦う姿を何度も見る内に、その狂気的な戦いぶりに不安と恐怖を感じるようになっていった。
シイコ少尉がMS搭乗時に、心の奥にある『彼』を失った復讐心が強くなり狂気的な人格に変貌している事にスガイ中尉は、ようやく気付く…。
怨念に染まり自らの生命を省みず戦うその姿は、敵味方から『血染めの魔女🧙♀️』と呼ばれ、双方から恐れられるようになるのであった…。
ビンソン計画によるMS運用前提の宇宙艦隊再建とMS量産計画が整い始めた地球連邦軍は、宇宙世紀0079年11月下旬、『星1号作戦』を見据えたルナツー艦隊による重要エリア E-25宙域の制圧作戦を開始する😎✨
E-25宙域はルナツー、ソロモン、衛星軌道宙域を結ぶ重要性の高い暗礁宙域。現在まで制空権をジオンに取られていたが、このエリアを制圧すれば地球とソロモンの航路を分断しジオン地上軍を孤立化させる事が可能となる。
そして『フジヤマ』のブリーフィングルームに主要メンバーが集められ、本作戦の艦隊指揮官ワッケイン司令の音声による作戦説明が始まる。
『ルナツー艦隊司令ワッケインである。本作戦は星1号の初手となる重要な作戦である。
作戦の主軸は艦隊による正面突破❗艦艇数は我が方が上回っているため、敵はMS部隊により2つのコースで我が艦隊を強襲する事が予測される。
よってMS部隊は、その進行を阻止する事が任務である。Aチームは右翼。左翼の暗礁宙域を抜けて接近する部隊はBチームが担当である。各員の健闘を祈る‼️』
第一種戦闘配置で作戦エリアに侵入した艦隊は、ついに交戦状態に突入する。戦力比は3:2。連邦軍側が数で勝っていた。
激しい艦砲射撃の中、両軍からMS部隊が次々に飛翔していく…。
両軍のMS部隊がついに激突‼️Aチームに組み込まれた高機動特化中隊は大規模なMS戦に突入する💥
これまでの小部隊による戦闘と違い戦場は混戦を極めていた。その中でシイコ少尉のブラッドラインは最前線に立ち次々に敵を蹴散らしていく。
ジオン兵は荒れ狂う『血染め魔女🧙♀️』の姿に戦慄し恐怖していた…。
怨念に駆られ憎悪の固まりと化し危険な戦いをするシイコ少尉。部隊を指揮するスガイ中尉は、そんな彼女の心を救い出したいと思いつつ戦場で見守っていた…。
そんな時、艦隊司令部より前線部隊に通信が入る。暗礁宙域防衛を担当するBチームMS部隊が撃破され、敵MS部隊が艦隊に接近中との事‼️
この緊急事態に司令部は、足の速い高機動特化中隊に突破してくる敵MS部隊の迎撃を指令する。
命令が下るやいなや、シイコ少尉は姿勢制御で機体を素早く旋回させる。そして、バーニア全開で暗礁宙域へと飛び立つブラッドライン❕
スガイ中尉が単独では危険と制止するが、加速性能が段違いのブラッドラインは瞬く間に見えなくなっていく。
フルブーストで走るブラッドラインは単機で暗礁宙域に到達。即座に索敵を開始するシイコ少尉。
するとBチームの防衛網を突破し、浮遊する岩石を巧みにかわし艦隊に接近するザクの部隊を捕捉💡
『ジオンの奴らは残らず潰す…あの人を返せ…』
生気の無い目で、そう呟くと一直線にジオン部隊に向けスロットレバーを傾けるシイコ少尉。
急速に接近し、シールドアンカーの射程距離に入ったブラッドラインはアンカーワイヤーを1機のザク目がけて放つ💥
突然機体に刺さるアンカーに戸惑うザクを一気に引き込みつつ、さらにバーニアで急速接近❕ものの数秒で2機の距離が詰まる。
突然眼前に現れるブラッドライン。その一瞬の出来事に動きのままならないザクを無慈悲に一刀両断する‼️
仲間が突如撃破され、敵の強襲に気付いたザクはマシンガンで迎撃。すぐに次のターゲットを見据えたシイコ少尉は、マシンガン弾を繊細なスラスター操作で躱しながら接近しビームサーベルでザクのコクピット部を貫く💥
一瞬の間にザクを2機撃破して見せるシイコ少尉。
次々にザクを撃破するシイコ少尉のブラッドラインの前に、隊長機と思われる高機動型ザクが対峙してきた。
『お前の相手は私がする❗』
と言わんばかりにブラッドラインの前に敢然と立ち塞がり攻撃を仕掛けてきた。その高機動型ザクの背後には艦隊に向かっていくザク部隊の姿…。
この隊長機と思われるザクも、仲間のために身を犠牲にして盾になろうとしているのか……その姿が自分達を逃がすため散った『彼』の姿と重なり、一瞬、正気を戻すシイコ。
そして彼女の目から涙が溢れだす…😢
だが怨念に囚われたもう一人のシイコが再び姿を現し、彼女の身体を支配し表情が変化する👿。
『そんなものを今さら見ても、今の私は止められないわ‼️』
そう言い放つと、シイコ少尉はブラッドラインを急加速させ高機動型ザクに襲いかかるのであった…💫
以上、私の妄想イメージによる『血染めの魔女』ことシイコ・ミナガワ少尉の操るブラッドラインの姿でした~🙌🎶
ええ~…またしても妄想が膨れすぎてしまい、1回の投稿では妄想ストーリーを完結させられませんでした~🤣💦という訳で16コマ全て使いきり、今回は前編として描かせて頂きました。
後編も現在撮影進行中~🎥✨スタッフ一同?急ピッチで仕上げようと頑張っております🤭🎵完成したら是非後編も堪能して頂けたらと思います👍️
今回も長~い妄想投稿に最後までお付き合い下さりありがとうございました✨🙇✨
血染めの魔女の機体ブラッドライン❕ついに起動‼️
コメント
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モトッチさんの妄想熱量がハンパないですね〜!😆✨読んでいてこちらも熱くなってきました🔥
ジークアクス世界でのスティグマ攻撃を思わせるアンカーシールドがまたニクい演出ですね👍✨
今回も読み応え充分の作品😆 新型のジムBL、脚部変更によるスタイルとカラーリングがめちゃかっこいい👍
ファーストガンダムを小学生の時に夢中で観ていた世代のガンプラ好きのおっさんです😊
妄想イメージ盛り盛りでHGUCを制作しています🎶
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