HG1/144ガンダムジリウス [GUNDAM ZIRIUS]

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 『月刊ガンダムエース』に掲載中の雑誌媒体初のオルタナティブシリーズ「機動戦士ガンダムエイト」に登場するガンダムジリウス[EES-001GUNDAM ZIRIUS]を製作しました。
 ジークアクスやガンダム・エアリアルの曲面が多いデザインに対し、原点回帰したかの様な角ばった武骨なデザインが気に入っています。頭部は過去作品のガンダムタイプを継承するオーソドックスな形状であり、精悍な面構えが魅力的です。
 肩周りや脚部などに鉄血で見られるような「ガンダム・フレーム」を想起させ、軽装態に様々なアーマーを装着することで全体的なシルエットが変わるところが面白く、全身のいたる所に3.0mm軸があることから、拡張性の高さを感じます!

■使用カラー好みで1stガンダム寄りのテイストでラッカー系塗料で塗装し、墨入れはエナメル塗料のグレイとダークグレイを使用しました。ホワイト…RX-78ホワイトVer.アニメカラーブルー…コバルトブルー+レッド少々レッド…MSサザビーレッド+ホワイト少々イエロー…黄橙色(オレンジイエロー)フェザーエクステンションのグラデーション…純色バイオレットグレー…メカサフヘヴィー+ブラック少々ツインアイの塗装にはエナメル塗料を用い、ライトグリーンを下地としてホワイトとクリヤーグリーンを筆で重ね塗りしています。

■使用カラー
好みで1stガンダム寄りのテイストでラッカー系塗料で塗装し、墨入れはエナメル塗料のグレイとダークグレイを使用しました。
ホワイト…RX-78ホワイトVer.アニメカラー
ブルー…コバルトブルー+レッド少々
レッド…MSサザビーレッド+ホワイト少々
イエロー…黄橙色(オレンジイエロー)
フェザーエクステンションのグラデーション…純色バイオレット
グレー…メカサフヘヴィー+ブラック少々
ツインアイの塗装にはエナメル塗料を用い、ライトグリーンを下地としてホワイトとクリヤーグリーンを筆で重ね塗りしています。

■ウェザリングとマーキング作中では大破した状態から自己修復するシーンがあることから、錆表現やマーキングを入れることは控えました。仮にコーションマークを入れた場合、それも含めて自己修復してくれるのでしょうか?

■ウェザリングとマーキング
作中では大破した状態から自己修復するシーンがあることから、錆表現やマーキングを入れることは控えました。仮にコーションマークを入れた場合、それも含めて自己修復してくれるのでしょうか?

■頭部 頭頂部の8つある突起物を全て削り落とし、0.5mmプラ板に置換えました。バルカン砲は0.7mmピンバイスで開口しました。 ツインアンテナは安全フラッグを除去し、ヤスリで整えて先鋭化しています。両耳?の長い突起物の肉抜き穴は0.3mmプラ板で塞ぎました。 首のポリパーツは露出しているため、塗装できるように0.5mmプラ板で囲んで整形しました。ボール分部は一端切り離し、下面を削り込んで首の長さを若干短縮しています。

■頭部
 頭頂部の8つある突起物を全て削り落とし、0.5mmプラ板に置換えました。バルカン砲は0.7mmピンバイスで開口しました。
 ツインアンテナは安全フラッグを除去し、ヤスリで整えて先鋭化しています。両耳?の長い突起物の肉抜き穴は0.3mmプラ板で塞ぎました。
 首のポリパーツは露出しているため、塗装できるように0.5mmプラ板で囲んで整形しました。ボール分部は一端切り離し、下面を削り込んで首の長さを若干短縮しています。

■背面ユニットとフェザーエクステンション 台形状の大きなパーツ裏面に巨大な肉抜き穴があるため、0.5mmプラ板で塞ぎ、モールドを追加しました。12基あるフェザーエクステンションはラメ入りの成形色が美しいため、全塗装はせずに純色バイオレットで部分塗装することにし、整形は先端の角をヤスリでシャープにするだけに留めています。■装甲のフチの削り込み スケール感を意識して、腰部サイドアーマー、ヒザアーマー等のフチを裏面から削り込み、厚みを薄くしました。

■背面ユニットとフェザーエクステンション
 台形状の大きなパーツ裏面に巨大な肉抜き穴があるため、0.5mmプラ板で塞ぎ、モールドを追加しました。12基あるフェザーエクステンションはラメ入りの成形色が美しいため、全塗装はせずに純色バイオレットで部分塗装することにし、整形は先端の角をヤスリでシャープにするだけに留めています。
■装甲のフチの削り込み
 スケール感を意識して、腰部サイドアーマー、ヒザアーマー等のフチを裏面から削り込み、厚みを薄くしました。

■肩アーマー 0.5mm厚または0.3mm厚のプラ板・プラ材の細切れを貼付け、ディティールを追加しました。

■肩アーマー
 0.5mm厚または0.3mm厚のプラ板・プラ材の細切れを貼付け、ディティールを追加しました。

■胸部 プラ板・プラ材によりモールドを追加しました。ビットブレードにより装甲の一部を切り欠くなどして情報量を上げています。 腕部を接続するポリキャップは、組立時にはせり出すことができる構造を確認していたのですが、完成後は肩部周辺のパーツが干渉するため引き出せなくなりました。

■胸部
 プラ板・プラ材によりモールドを追加しました。ビットブレードにより装甲の一部を切り欠くなどして情報量を上げています。
 腕部を接続するポリキャップは、組立時にはせり出すことができる構造を確認していたのですが、完成後は肩部周辺のパーツが干渉するため引き出せなくなりました。

HG1/144ガンダムジリウス [GUNDAM ZIRIUS]–8枚目/制作者:あやぽん
■脚部アーマー 大腿部に接続する長いアーマーやかかとのカギづめ状パーツ裏面の肉抜き穴を0.3mmプラ板で塞ぎました。ヤスリでヒケを整えるとともに、角をシャープに整形しています。■腰部アーマー 可動に支障がないよう配慮して、ヒートシンクのモールドを貼り付けました。

■脚部アーマー
 大腿部に接続する長いアーマーやかかとのカギづめ状パーツ裏面の肉抜き穴を0.3mmプラ板で塞ぎました。ヤスリでヒケを整えるとともに、角をシャープに整形しています。
■腰部アーマー
 可動に支障がないよう配慮して、ヒートシンクのモールドを貼り付けました。

今回の改造点等をまとめてみました。

今回の改造点等をまとめてみました。

軽装態とキット付属の装甲及び武装の全てです。

軽装態とキット付属の装甲及び武装の全てです。

■脚部の延長 足の付け根周辺の装甲が干渉しあうため、脚部を延長して解決を図りました。股関節の関節軸にランナーを5.0mm分接着し、コトブキヤの円形状の改造パーツを挟み込んでかさ上げしています。軸の延長については強度と剛性を高めるため、φ1.0mm真鍮線で軸打ちを行いました。■各先端部分の先鋭化 爪先や機体各部の先端部分をヤスリで削り込むことにより、パーツの縁や角がシャープになるよう整形しました。 

■脚部の延長
 足の付け根周辺の装甲が干渉しあうため、脚部を延長して解決を図りました。股関節の関節軸にランナーを5.0mm分接着し、コトブキヤの円形状の改造パーツを挟み込んでかさ上げしています。軸の延長については強度と剛性を高めるため、φ1.0mm真鍮線で軸打ちを行いました。
■各先端部分の先鋭化
 爪先や機体各部の先端部分をヤスリで削り込むことにより、パーツの縁や角がシャープになるよう整形しました。
 

■EES-ARMS-501シールド シールドを持たせた時に肩アーマーと干渉してポーズが制限されるため、シールド側の3.0mm接続軸をカットし、手持ちのみで支えることにしました。スジ彫り、プラ板の貼付け、ビットブレードによる切り欠き等により、面の情報量を上げています。■EES-ARMS-001ビームライフル スジ彫りとプラ板の貼付けによりモールドを追加した。キットは使用時の展開状態となっており、非使用時への変形はオミットされている。 

■EES-ARMS-501シールド
 シールドを持たせた時に肩アーマーと干渉してポーズが制限されるため、シールド側の3.0mm接続軸をカットし、手持ちのみで支えることにしました。スジ彫り、プラ板の貼付け、ビットブレードによる切り欠き等により、面の情報量を上げています。
■EES-ARMS-001ビームライフル
 スジ彫りとプラ板の貼付けによりモールドを追加した。キットは使用時の展開状態となっており、非使用時への変形はオミットされている。
 

■四肢接続用の球体型関節パーツ ハイキューパーツ製の円形状のエッチングパーツを貼付けてモールドの情報を増やしました。サイズはφ4.0mmとφ5.0mmを使用しています。 脚部の球体型関節パーツの股間軸の受け口はやや狭くなっており、完成後に股間軸が根本から折れるおそれがあるため要注意です。

■四肢接続用の球体型関節パーツ
 ハイキューパーツ製の円形状のエッチングパーツを貼付けてモールドの情報を増やしました。サイズはφ4.0mmとφ5.0mmを使用しています。
 脚部の球体型関節パーツの股間軸の受け口はやや狭くなっており、完成後に股間軸が根本から折れるおそれがあるため要注意です。

■EES-ARMS-201ビームサーベル ビーム刃パーツは他のガンダムタイプ等のそれと同じパーツでした。表面を120番~240番の目の粗い紙ヤスリで荒らした後、根本にホワイト、先端にクリアレッドを吹き付けて調子をつけ、発光しているさまを表現しました。 

■EES-ARMS-201ビームサーベル
 ビーム刃パーツは他のガンダムタイプ等のそれと同じパーツでした。表面を120番~240番の目の粗い紙ヤスリで荒らした後、根本にホワイト、先端にクリアレッドを吹き付けて調子をつけ、発光しているさまを表現しました。
 

■[課題1/2]可動範囲の制限 頭部は肩パーツにより左右を向くことが難しく、手首は腕部の装甲により捻りの自由度が制限されています。腰部サイドアーマーに上下のスイング構造がなく、脚部アーマーも干渉しあうため、完成後の脚のポージングにはパーツの差し込み加減に注意しなければならないと思います。多少のアーマーどうしの干渉は、無塗装の場合はあまり関係ありませんが、全塗装した作品では、塗膜の剥がれは回避したいところです。今回は大腿部を延長することで脚部の可動制限の解決を図りました。■[課題2/2]股関節軸の脆弱性 完成後、写真撮影のポージングのために脚部を動かしたところ、脆くも右足の付け根の軸が根本から折れました。外観からは分かりませんでしたが、股関節軸はムクではなく空洞となっており、上半身を支えるパーツとしては脆弱性があると思しました。補修にあたってはφ2.0mm真鍮線で軸打ちを行い、耐衝撃用の瞬間接着剤でガッチリと固定しました。 

■[課題1/2]可動範囲の制限
 頭部は肩パーツにより左右を向くことが難しく、手首は腕部の装甲により捻りの自由度が制限されています。腰部サイドアーマーに上下のスイング構造がなく、脚部アーマーも干渉しあうため、完成後の脚のポージングにはパーツの差し込み加減に注意しなければならないと思います。多少のアーマーどうしの干渉は、無塗装の場合はあまり関係ありませんが、全塗装した作品では、塗膜の剥がれは回避したいところです。今回は大腿部を延長することで脚部の可動制限の解決を図りました。
■[課題2/2]股関節軸の脆弱性
 完成後、写真撮影のポージングのために脚部を動かしたところ、脆くも右足の付け根の軸が根本から折れました。外観からは分かりませんでしたが、股関節軸はムクではなく空洞となっており、上半身を支えるパーツとしては脆弱性があると思しました。補修にあたってはφ2.0mm真鍮線で軸打ちを行い、耐衝撃用の瞬間接着剤でガッチリと固定しました。

 

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