RX-93-ν04 Hi-νガンダムプロヴィディウム。本機はガンプラバトル・ネクサス・オンライン、通称GBNにおいて来るべき高難度ミッションの実装に備えてあるビルダーがHi-νガンダムヴレイブをベースに様々な強化を施したガンプラである。
五感に対するフィードバックの実装など、機能面では極めて大きなアップデートであったver.1.78であったが、それをもってしてもGBN内におけるPvPやレイドバトルの環境そのものは変わらず、レイドバトル戦においては大火力の必殺技を持つアタッカーがDPSの役割を担うことでMVPやフィニッシャー称号を獲得する割合が多く、対人戦においては基本的にできることが多い機体がアドバンテージを有しているという事実はステージギミックに匹敵する大胆な必殺技を主軸にするダイバー、キャプテン・ジオンや不動のチャンピオン、クジョウ・キョウヤの存在が証明している通りであり、本機もその思想や運用に倣って、「単機で可能な限り使える手札を増やす」ことを主軸にしたカスタマイズが行われている。
一部では既にβテストとしてランダムに抽選されたプレイヤーやフォースに対して実装予定のストーリーミッションや高難度レイドバトルがシークレットミッションとして割り当てられているという噂も存在し、それを裏付けるように、再生数こそ少ないものの、コンテンツ内動画配信サービス、G-Tubeにおいてあるダイバーが配信していた動画に今までのGBNでは見かけなかったタイプのNPDエネミーが記録されているなど、プレイヤー間における新コンテンツへの期待は高まっており、それは間もなく結実するはずであった。
しかし、GBNにおける接続障害に端を発する世界規模の電波障害という一大事件が巷を賑わせることになるとは、本機のテストとしてフリーバトルが許可されているハードディメンション・ヴァルガをはじめとして、様々なミッションのために各ディメンションを駆け巡っていた本機のダイバーも、ともすれば運営スタッフですらも知る由もなかったことである。
正面。頭部のアンテナが大型化されているほか、胸部に追加されたアンテナは「戦いを望まない意志」を拾い上げることで時限強化として組み込まれたNT-Dの暴走を抑制・安定化させるためのニュートライザーとしての役割を持った装置である……という設定だが、ゲームにおいて特に意味はない。また、腰部中央には連邦系のMSとしては珍しいメガ粒子砲が装備されているが、これはナラティブガンダムのA装備が元ネタとしているが、運用としてはストライクフリーダムガンダムのように外部装備に頼らない大火力兵装を機体に装備することでマニュピレータに他の役割を担う武器を装備させるという意味合いが強い。
背面。対艦刀を背負っていることと脚部スラスターが増設されている以外、原型機であるHi-νガンダムヴレイブから大胆なシルエットの変更は行われていないものの、それはダイバーの中で原型機が既に「Hi-νガンダムの発展・拡張」というコンセプトを果たしていると判断したためであり、本機はそれにダイバーが必要だと思った機能や武装を足し合わせる形で改修が行われているためである。
ショートライフル。後述するハイ・メガ・ビームライフルの基礎ユニットとなっており、専ら近接戦での取り回しを重視した装備であるため威力はそこまで高くないものの、速射性と連射性に優れている。
Nレールガン。ショートライフルに専用ユニットを装着する形で換装する装備であり、ナノラミネートアーマーやIフィールドを持つなど、専らビーム兵器に耐性を持つエネミーやユニットに挑む際は主力として用いられる装備である。
ボックスタイプビームサーベル。原型機においては電磁ナックルを装備していたユニットを改修して装備されており、変形プロセスを省いたことで起動時のモーションを短縮している。また、非使用時はビームバルカンとしても使用が可能となっている。主に手持ちの火器を破壊されたり懐に飛び込まれた時の防御手段として用いられることが多い。
ビームサーベル。原型機の原型機であるHi-νガンダム同様双刃式のオーソドックスなビームサーベルであるが、ビームの色がボックスタイプ・ビームサーベルと合わせる形でピンク色に変わっており、非使用時はファンネルコンテナ内に格納されている。
スタビレータブレード。普段はスタビライザーとして利用している背部ユニットとビームサーベルユニットを合体させることで実体剣として使用する装備である。また、単体でもブレードファンネルとしてユニットを飛ばす機能が追加されている。
ハイ・メガ・ビームライフル。基礎ユニットとなるショートライフルにバレルを追加した、本機の基本装備である。ロングレンジに対応しているだけではなく、出力を可変させることで照射ビームや絞り込んだ狙撃ビームとしての使用を可能にしているなど用途は多岐に渡るがショートライフルと比較して燃費は悪く、過剰火力になりそうな時はバンシィ・ノルンと同様、Hi-νガンダムヴレイブにおけるシールドブースターの代替としてセットで運用されるアームド・アーマーDEに装備されているメガキャノンで対応するのが基本となっている。
フィン・ファンネル。原型機から引き継がれた無線兵装であり、単射・照射によるオールレンジ攻撃に用いられる他、原型機同様ファンネル・バリアを貼ることも可能としている主力兵装。
大型対艦刀「クラウ・ソラスⅡ」。普段はスタビライザーとして背面にマウントされている装備にして兵装であり、本体の燃費の悪さを補うために対艦刀の鍔部分にバッテリーユニットを搭載していることが大きな特徴である。
ハードチェストタッチ。NT-D発動時に使用が解禁される本機の必殺兵装である。サイコフレームが共振時に剛性を飛躍的に向上させるという性質に着目し、余剰出力を集約することで赤熱化させた右マニュピレータで行う貫手であり、覚醒ユニコーンがネオ・ジオングの胸部を引き裂いたシーンが元ネタ……ではなく、どちらかというとベルトーチカ・チルドレンにおいてHi-νガンダム(小説内での呼称はνガンダム)がナイチンゲールに見舞った空手チョップの方だとダイバーは主張しているが原理としては前者そのものである。
長々と失礼しました。Hi-νガンダムヴレイブを自分好みに改修したやつです。基本的な工作としてはダブルオースカイのものとカレトヴルッフ炎を組み合わせた対艦刀を背負わせ、腰が反れる対策のために接続軸を1mm延長、股間の接続をボールジョイントから軸関節に変更し、アンテナの大型化、右腕部をボックスタイプビームサーベルに変更、胸部と頭部側面にアンテナを増やしている他、左肘もパテで適当に大型化+予備ビームサーベルユニットも1mm笠増しし、つま先を好みで大体3mm延長、肩の天面と脚部裏に増加スラスターを配置しています。
ファンネルは好みでRGのものをファンネルラックをパテ埋めして1mm真鍮線を通すことで無理矢理接続しています。理屈上6基全部飛ばせますが飾る場所がないのと飛ばした後のラックの見栄えが良くないので撮影後に接着してます。
Hi-νヴレイブを自分好みに改造したやつです
コメント
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What part is that on the chest ?
It is HG Banshee’s antenna with cutting. and HGBF Ez-Arms.
What part ia that on the chest ?
超好きです ロマンが沢山詰まっててたまりません~~!(* ´ ` *)ᐝ
ありがとうございます٩( ’ω’ )و
VXSカラーに憧れて幾星霜。細々と頑張っていきたいです
守次 奏さんがお薦めする作品
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