アクティブアデル FASTパック装備型

*・装備品一覧*
今回、素体になっているのは前回作成した[アクティブアデル指揮官機](https://gumpla.jp/hg/382814)です。
指揮官機用の装備一式＋ＦＡＳＴパックのパーツ構成になっています。

## ・アクティブアデル用ＦＡＳＴパック
今回、新規製作したパーツになります。
*・頭部追加センサーユニット
・肩部可動スラスター兼追加装甲
・可変装甲付きブースター*
の全５パーツで構成されています。

ＦＡＳＴパックとは戦闘機における増槽ユニットの呼称の一つで、ＳＦ作品ではマクロスシリーズでスーパーパック等が有名な所でしょうか。
どちらかと言えば、後者のイメージで推進力・航続距離・装甲の強化を主とした追加装備となっています。

ＦＡＳＴパック装備状態。
ユニットは本体と違うグレーで塗装し、印象の変化が現れるようにしてみました。
ここでは指揮官機を用いていますが、頭部センサー以外は一般機にも装備可能です。

側面。

背面。
背面は推進器の塊になっています。

一般機と比較。
各部の形状変更の他、追加装備でガラリと印象が変わることを目指してみました。

## 機体解説

*RGE-G1499AC(S)　アクティブアデル指揮官機ＦＡＳＴパック装備型*
ＦＡＳＴパックはストライカー計画において開発されたオプションパックの一つである。
RGE-G1499(AS)はRGE-G1100からの安価な改修でありながら、RGE-X-GS1701Ｇストライカーに追従可能な機動性と、大気圏内飛行能力を得た機体であるが、同機を運用する上で稼働時間と航続距離の問題を抱えていた。
その解決策で考案されたのが増槽ユニットである本ＦＡＳＴパックである。
本装備は追加の推進剤タンクであると共にアクティブスラスターを発展させた可動式スラスターの機能も備えており、機動性・防御力・航続距離の向上化を可能としている。
アクティブアデル自体の配備数は少数機に留まったが本兵装の設計思想は後のRGE-G2100クランシェにも取り入れられ、スーパークランシェとして大戦末期に実用化されることとなった。

*ストライカー計画*
A.G.157年。アデルからクランシェへの転換期に、現行第二世代機を対象としたＭＳ開発計画である。
パイロットの育成に問題を抱えていたRGE-G2100クランシェとは別路線で現行第二世代機の熟練パイロット向けに、基礎性能・大気圏内での運用性の向上化を行った現行第二世代機を配備することでの戦力の拡大を目的としている。
計画の要となるのはRGE-G1600 Gバウンサーの強化発展型に当たるRGE-GS1701 *Ｇストライカー*である。

*Ｇストライカー計画の機体についてはこちらから*
[・Ｇストライカー１号機](https://gumpla.jp/hg/272141)
[・Ｇストライカー１号機（トルネードユニット装備型）](https://gumpla.jp/hg/356602)
[・Ｇストライカー２号機](https://gumpla.jp/hg/278005URL)
[・Ｇストライカー２号機（格闘仕様）](https://gumpla.jp/hg/278180)
[・Ｇストライカー量産型](https://gumpla.jp/hg/363933)
[・アクティブアデル１番機](https://gumpla.jp/hg/290075)
[・アクティブアデル２番機](https://gumpla.jp/hg/378504)
[・アクティブアデル指揮官機](https://gumpla.jp/hg/382814)

FASTパックは基部が動くことで噴射方向を自在に変更できるようになっている他、脚部の物は装甲を展開することでシールドにすることが出来ます。

装甲の展開ギミック。

以下、おまけ。

位置の関係上、脚部シールドで防ぎながら蹴ってみたり。

デカールを張る前の状態。

パーツ構成ですが、肩部は30MMのオプションセット１についている腰部装甲とスラスターの組み合わせ。
腰部は肩部の物をベースに空戦仕様の脚部パーツとMSGのバトルランスを組み合わせで製作しています。

塗料はダークハウンドの時に使ったクレオスのＭＳファントムグレーを使用。
脚部用ユニットの基部部分だけクレオスの軍艦色２とメタルブラックで塗装しています。

途中で少し話しましたが、元ネタはマクロスシリーズのスーパーパックです。
指揮官機ということでアーマードパック的な要素が欲しく、色々と組み合わせた結果、この形状に落ち着きました。
さすがにアーマードパック程の重量感は出せなかったので、ＦＡＳＴ（スーパー）パックということで。
胸部に関してはアクティブアデル自体がアデルに追加装甲を施しているのでスルーということで・・。

さて、次回はまたストライカー計画関連の物を制作していきたいと思います。
機体解説でさらっと書いたスーパークランシェもいつかは作ってみたかったりしてます・・。

それでは、最後まで閲覧ありがとうございました。