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隴叡 / 残月

隴叡 / 残月

HG漏影+百錬のミキシングです。久々の部分塗装仕上げ。
今回は都合により二重設定化し、機体名も2つになりました。
以下、長文にご注意ください。 ※誤字を修正&書き忘れた設定を追加しました

漏影をベースに、百錬のパーツを使って軽量化しました。
前腕シリンダー・肩アーマー・腰マウントラッチ等の不要箇所を削除しています。他には胸部に使うポリキャップ(首・肩引き出し)をアストレイの赤色に変更し、肩にwaveのダクトパーツを使っています。
今回はライトを当てての撮影にしましたが、実際の色はもっと暗め。
鉄血(可能な限り世界観の尊重)と忍者MSの2設定になります。
命名の由来は中盤あたりで後述します。

【隴叡(ロウエイ)】
漏影を軽量化し、脚のホバー化で地上移動速度を向上。
武装は牽制+刺突のツインパイルのみ。
索敵後に急速でホバー接近し、装甲の隙間・関節等の脆弱箇所や急所を的確に狙い打ち、行動不能に陥らせる。

【残月(ザンゲツ)】
忍者MS化企画第17弾。
軽量化&脚ホバー化により地上移動速度を向上。
武装は牽制+移動+刺突などの多機能ツインパイルのみ。
ブースターを廃した事で光と熱による探知に掛かり難くし、気配を隠しての隠密作戦が可能。

機体性能に大差は無く、前者が「陽」で後者が「陰」の表現に。

忍者を意識して組むと頻繁に左右非対称化する傾向ありますが、
今回は珍しく左右対称に。
顔は「頭巾」をイメージしつつ塗装。赤と紫を交互に左右入れ替え。目がブラックライト反応するように、専用塗料も少し使いました。

梵字は「偉大な勢力を得た智慧の化身」である【勢至菩薩】を使い、智慧(忍者要素)を陰・勢力(移動力強化+鉄血世界における戦場)を陽とした意味付けも。梵字以外のデカールは『メガミデバイス 朱羅忍者』の物を幾つか拝借しています。

腹部装甲を廃している理由ですが、これは軽量化だけではありません。

コックピットに打撃を受けると外装破損により破片で致命傷を受ける事もあります。MSの構造上コックピットは奥まった位置にありますので、敢えて装甲を廃する事で被弾面積を最小限にし、致命傷の回避率を向上。

中距離以遠であれば射撃時の光・熱量・音の類を確認できるので、予めセンサー+ホバー移動の切り返し等で予測回避。一度対象を捕捉してしまえば、弾速の速い狙撃をされても弾到達までに時間があるため、その隙に弾道から離れます。
質量兵器の強い鉄血世界では、大型格闘兵器であっても攻撃モーションが存在するため、直撃の前に回避する時間的余裕は少なからずあります。

よって、近距離高速戦・高精度な連射 or 突き攻撃・鈍器による強打直撃でもされない限り、被害を低く抑えられる想定。これは双方の機体設定にも共通。当てられなければどうにでもなるのです。

肩の側面に排熱ノズルを追加し、放熱により熱探知から逃れます。
ブースターが無くなった事で発光も最小限に。
ホバー移動中はリアアーマーのスラスターにより加速補助を可能に。ブースターに比べて加速力は劣るものの、低姿勢化で発見され難く。

【隴叡】の場合は常時ホバー移動を可としていますが、
【残月】の場合は通常移動(ホバー等を使わない移動)により、エネルギーを節約。基本的には隠密行動が主軸なため、ホバーは最初から使うのではなく、被発見時や緊急離脱時など限定的です。爆発的な加速力の温存。

関節等の脆弱箇所を狙う場合は相手に直接突っ込むのではなく、敢えて真横を通り過ぎてから切り返し、背後から刺突の一撃。
鉄血の世界観を考慮すると、軽量級は攻撃力で押し切るよりも小回りを利かせて行動不能を狙うのが効率的なのでは?と想定し、相手の油断や隙を狙いまくる仕様に。高速接近し行動不能に陥らせる様は、まるで通り魔

相手が例えどんなに堅牢な重装甲持ちであっても弱点は必ず存在し、絶対防御の正面ではなく背後の関節を狙えば脆いものです。狡猾(卑怯)と言われればそれまでですが、あくまで戦略の一環。ただし万能ではなく、移動不可で脆弱箇所がほぼ無い固定砲台・移動要塞に対しては無力。

ツインパイルのワイヤーアンカーは、隴叡では牽制(体勢崩し・電磁ショック等)をメインに運用します。空中にいる敵はコイツで地上に引きずり落とす事も出来ますが、高速機動タイプと重量級(MAを含む)には流石に効果薄。勝てない相手とは無理に戦いません。
残月では上記に加えて移動(忍者でよく見られる鉤縄での移動)にも用います。ワイヤーはMSの重量にも耐えられる設定で、リスクを最小限に抑えるための機体軽量化とも言えます。

また、機体名の一部『』(意味:龍のような畝(うね))は、
このワイヤーの動きに例えました。
もう一つの『』(意味:賢い・聡明)は、
忍者設定の隠語としても使っています。

元々は名前遊びから始まり、漏影 → 婁叡(※北魏からの北斉にかけての軍人・政治家の名)で、本来のテイワズ系と同じく中国系の意味を持っていました。しかし本人は無関係なので反映できず没になり、叡を残して後から隴を当てています。

一方『残月』の意味は「明け方まで残る月」
これは鉄血の世界観・戦場を陽とし、忍者の存在を陰とした上で、
陽の陰、太陽の対極。すなわち「月」に漏影を例えました。
隴叡の名は忍者としての存在「残月」を隠す為の通称です。
作戦内容に応じて機体名と運用法が変わります。
(設定ややこしくてごめんなさい)

背面にある百錬スラスターが下ではなく上を向くのは、ワイヤー移動後に地上へ向けて急加速するためです。そのまま刺突等に移行可能。

ツインパイルの保持が甘く、手首の中で回転したり手甲パーツの外れ易さが深刻だったので、若干の対策をしました。グリップ部と手首の内側に塗膜を作って厚めにし、後から手甲パーツを接着。コレしか持たないので問題ありません。

このツインパイルは基本的に、ワイヤーアンカーとパイル部の刺突で運用します。ただし【残月】として動く場合はこの限りではなく、

用途に応じて武器を分割し、軽量化や小回りに優れさせたり、パイル部をショットランサーの如く射出する事も。
これにより牽制・移動・攻撃の他に、掘削・登器(壁よじ登り)・開器(開錠)等の忍器としての利用も可能に。構造は同じなので隴叡でも使えますが、手の内を晒す事になるので残月専用の設定だったりします。
忍者感だけでも微妙なのに、やり過ぎると鉄血の世界観からかけ離れていくので

加工&塗装前。
漏影の肩アーマーは一体成型なので百錬の物に。
今回で重要視したメインテーマは、忍者化でも二重設定でもなく「漏影の軽量化」が最大の目的でした。

元の漏影と。
前作の【百聯】では元の体型よりも若干太めにしましたが、
本作では逆に細めの調整。

その【百聯】と。
隴叡(残月)ではより明確な設定があったので塗装表現しています。

百聯が出来たのは、実は本作よりも後だったりします。
本作で使わなかったパーツで再構成したのが前作。

百錬のパーツからダボやラッチ等の不要箇所を切除。
ヤスリがけを全くしていませんが、デザインナイフ処理だけでもかなり目立たなくなりました。ツヤ調整後には何処を削ったか分からない程。

百錬パーツの特にリアアーマー可動部はクリアランス的に塗装剥がれが懸念されたので、外装は百錬のみ成型色を残しています。内部メカも可動干渉が怖く、クリアランス処理をすると強度に影響が出そうだったので、今回は久々の部分塗装仕上げに至りました。

胸部背面には百錬パーツ(スラスター)を上下逆にして接着。
矢印の部分はカットしてあり、元々はココにそのまま接着する予定だったのですが、その設定を忘れて(発案から数ヶ月経ってた)しまい、その名残。しかし軽量化の意味では大いに役立ったので、結果オーライ!

脚ホバーの表現は塗装で。
元々の漏影脚部は「姿勢制御スラスター」だったかと思いますが、構造がホバーっぽくも見えてこうなりました。
肉抜き面は軽量化表現として楽なので殆ど気にしないものの、この形状は筆塗装で苦しめられましたねー

今回の塗料。筆部分塗装。
青と紺をクレオスカラーに変えてみました。過去作に比べて明るめの彩度で、他のキャラプラでは通称「スク水色」とも言われる色。
矢印のビンが、ブラックライト反応で目を青く光らせている塗料です。過去作にも時々使っています。反応色は青に限られるものの、これを使えば下地がどんな色であろうと発光するため、Ex-蛍光クリアーは便利!

長くなりましたが、今回の作品を一言で表すと「陰陽表裏一体」です。忍者表現の陰と鉄血世界観尊重の陽を両立。
※ここまで何言ってるか分からない方いましたらすみません…

さて、外見が忍者らしくないのに忍者MSだと言い張る作品になったのは久々ですね。「動<静」といった精神面における表現を重要視のために、ほぼ需要は無いと思いながら量産しています。あまり忍者らしくない忍者MS製作の参考資料には忍術書も含まれます。正心第一。
カッコ良い忍者ガンプラは他の方々が素敵な作品として生み出していますし、個人的にもそれをとても楽しみにしています。

一般的ではない観点から立体物の忍者表現をすると、詳細設定により長文化しがちで恐縮ですが、今後も独自の忍道で理想像を追究できたらいいなーと感じます。

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鉄血と忍者の二重設定により、機体名も2つになりました

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成型色仕上げと部分塗装が主で、ツヤ調整を含め基本的に全て筆塗り。技術は皆無ですが下手でも楽しく、可能な範囲で様々な表現をして行ければと思います。少しでも楽しんで頂けたら幸いです。 【忍者MS化企画】は本物の忍術秘伝書を参考に、一般的なイメージとは全く異なる観点から、需要無視で理想的な独自の忍者ガンプラを表現するものです。が、そうでもない物も混ざっていたりします。

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