【GBNW】５：GNネイキッド・フルボディ

第５改「フルボディ」

「フルボディ」･･･重厚な。そう、あたしは名付けることにした。

ここ最近GBNを騒がせている、フォース・「ビルドダイバーズ」の一人、「EL（エル）ダイバー」･･･サラ。
サラちゃん。可愛いあの子は、実は電子生命体で･･･GBNにおけるバグの根源。
放っておけばGBNは消滅する･･･そう、ゲーマス（GM、ゲームマスター）には言われたわ。
「ビルドダイバーズ」の面々はサラちゃんを探しており、運営側も当然ながらその確保、そしてその存在を消し去る事ができる「修正パッチ」の完成に奔走している。
「ビルドダイバーズ」その他のフォースに確保される前に、サラを保護（拘束、よね）する。
それが運営側の今のミッションで、あたしも武装テストをできる状況じゃないのよね。
GBNが消えたら、全部無駄になるもの。

･･･で。「ビルドダイバーズ」のリーダー、リクくんはかつてブレイクデカールを根絶した「有志連合」の立役者。今現在、本サーバー内で最も注目すべきダイバー･･･
噂に聞く高い戦闘能力。ぶつかり合えば、運営側のパトロールガンプラ・ＧＢＮ－ガードフレームでは勝ち目はない。
･･･そこで、ゲーマスはあたしを「剣」･･･手駒とした。
もちろん、目的は捜索よ？でも、リク君の阻止の必要もあるかもしれないって。
ゲーマスのリアルフレンドのあたしだもの、手伝いはするわ。もともと、ゲーマスに誘われて入ったＧＢＮ。
「守る」義務があるもの。

ちょうど良く、ネイキッドの改装プランがまとまってたから（新機体、使いたかったけれど）･･･それで行くことにした。
もし、出会ったら･･･間違いなくバトルよね。運営の権限で、ガードフレームもわずかながら自由に使っていいって事になったから。良い意味でも悪い意味でも、運営のお墨付きって事。

後戻りは、出来ない。
このＧＢＮで教えてもらった全てを、文字通りぶつけるつもり。悪く思わないでよね。

ゲーマスを守れるのは、あたし一人だ･･･！

（小説パートの補足）

「ビルドダイバーズ」２１話の裏にあったもう一つのお話として。
実際はクジョウ・キョウヤに保護され劇中展開になるのでリクとの戦闘はしなかった･･･と言うことにはしています。
今現在の「ビルドダイバーズ」の紹介の意味もあります。8/30現在はこの２１話を配信中。
リクと戦う場合の「if」は今後の「ガンプラビギナーズガイド」で･･･

ダイバーズコン１作目。以前投稿のＧＮネイキッドの武装強化プランとなります。
追加製作したのは以下の通り。
・すね以下脚部
・フルボディブースター（ブースター本体、コンポジットＧＮランチャー）
・パーティクルソード
・シグルシールド

本体上半身はそのままですがＭＳ１機分くらいの作業量かな。

GNネイキッド・フルボディ：
ブレイクデカールに関する一連の事件で愛機・ＧＮネイキッドの火力不足を痛感したアルザスが建てた、ネイキッド単体としては限界量の武装を詰め込むプラン。
「有志連合」の立役者であるリクのダブルオースカイ戦を見越したプランでもある。

前から。
背中に背負ったフルボディブースターはウーンドウォートの下半身。ブースターとして見栄えを良くするために一部組み替えパーツを追加していますがほぼそのまま接続しています。
ジョイントはギャラクシーブースターのＡＧＰ２連→３mm穴からカスタマイズキャンペーンの3mm→3mm軸で接続。

MSの半身を背負っているうえ00系は華奢なので自立は期待できません。
この後の写真でも基本的に浮かせています。

後ろから。ちなみに「フルボディ」はおもに赤ワインの「重厚な飲み口」の意。

ヘイズル２号機のトライブースターやグシオンリベイク系統など類似シルエットとして思うところはいろいろとありますが、個人的には親衛隊仕様のギラ・ズールを思わせてみたりも。
今までの連載で関節の塗装もはげ気味だったので改めて塗り直し。

コンポジットＧＮランチャー：
コンポジット・シールド・ブースターをＧＮ粒子に対応させ、ＧＮシールド能力と射撃性能の向上を図ったもの。
ＧＮコンデンサーを追加しておりそれ単独でも射撃可能。
通常時は肩ジョイントに懸架。バレルは接近戦時は切り離す。クローへの変形はオミット。

ウーンドウォートのシールドブースターに２４ｔｈセンチュリーウェポンズのロングバレル。
ブースター独立時鳥に見えるようなパーツやＲＧクアンタのＧＮコンデンサーなどを追加。

コンポジットＧＮランチャー・メガランチャーモード：
フルボディブースターを回転させ、ランチャーに接続。
敬愛するビルダー・シャフリヤールのＧＮトレミーキャノンを自分なりに再現したもの。

バレル部分にはＧＢＮのマーキング。雑ですが書きました（マーキングシール上に書いたのではがすことも可能）。

ダブルオースカイ戦ではそんなに役に立たないと解っていても、ゲーマスの「剣」として持っておきたい大火力。
シャフリヤールやロンメル、クジョウ。多くの敬愛するダイバー達の意匠を取り入れつつアルザスなりの再現を行っているという設定。

パーティクルソード：
どんなパーツでも切ることのできる伝説のアイテム・ミラクルニッパー（ダイバーナミに付属）のデータを元に、アルザスなりの再現を行って完成させた対ダブルオースカイ用の必殺武器。
標的の装甲の分子構造に侵入し内部から破壊する（原文まま）。長剣であるが質量は軽い。

「ガンダムＷエンドレスワルツ　最強プレイングブック」において表紙のＷゼロカスタムが所持していた剣。
対リクと言うことで近接武器は必須、個人的にも待望の自作です。基部はバインダーガン、刃はプラ板のフルスクラッチ。
懸架はバルバトスの太刀用ジョイントで。

シグルシールド：
ガンダムＡＧＥＩＩマグナムの戦闘データからアルザスなりに製作したもの。
本機の場合巨大なコンポジがあるため、防御としてよりも「左パンチ」としての手数を増やす役割。

マグナムのシールドから一部切り取りました。

シグルハンターエッジ：
シグルブレイドと同様の加工を施した脚部の刀。
基部は回転し蹴り上げや切りつけ、下記必殺技発動時は切り込んで内部からえぐり取る。
参考はグリモアレッドベレー。ダブルオースカイの蹴り技に対抗。

ガンダムヴィダールから。すねはダイバーで通常時と変わらず、組み付けるパーツを変えています。
ネイキッドの特性上、あまりすねが長いと不格好になるためです。
足首はシャルドール改に変更。

ＧＮキャノン：
フルボディブースターに内蔵されたキャノン砲。広範囲を補う。

ウーンドウォートの足です。砲門だけつけました。
機構はそのままなので、クラビカルアンテナ代わりの着陸足も伸ばせます。

フルボディブースター：
バックパックとコンポジＧＮランチャーを合わせて完成する戦闘機型モジュール。
自律行動はできるが現時点で攻撃については未定のまま（プランがまとまりきらなかった、ＧＮランチャーの反動が大きい、アルザス自身にビット操作の自信がない）。
ＧＢＮマークにはＧＢＮ－ガードフレーム数機を遠隔操作できる「権限」が付与されているが、そちらについてもアルザスに操作スキルが無いため双方が「気休め」と思っている。

ウーンドウォートの下半身を変形･･･とも言えます。
ウーンドウォート側の３mm穴で飛ばせます。ブースター本体が重いですが。

必殺技「ウェポンズテイスティング」：
ブレイクデカール事件以降、突如としてひらめいた必殺技。
「武装」に限り（徒手空拳はカウントされない）、その全ての威力を１０秒間2.5倍化する。

最近の本編の必殺技が「巨大な剣」ばかりだったのでテクニカルにしてみました。
トランザムも併用できるので、当然トランザムで高速戦して当てることになります。

「ＧＢＮＷ」も今後は新作レビューなど多くなるかと思います（しかし今のところ９月発売のノーネイムライフルで打ち止め状態。過去作は数ヶ月分確保）。
今後ともよろしくお願いします。