ジオラマは漢のシルバニア・ファミリー!……というワケで作ってみました。
イメージとしては、“アーガマの艦内MS整備デッキ”でしょうか。
艦内デッキだけでなく、基地施設等いろいろなシチュエーションに汎用できるよう、あえて所属先を特定するようなマーキングは入れず。
あれこれ深く考えず、うちにあったスケールモデルからパーツを引っぺがして、SF映画のプロップみたいに雰囲気重視でテキトーに貼り付けています。
ハンガーの幅は2種類から選べますが、これは狭めた状態。
最も合わせたい世界観は『Zガンダム』で、参考にアニメOPを見直してみたんですが、アーガマのMSデッキってグレーなのかオレンジ色なのか不思議な色合いなんですね。
塗装はコテコテの金属色ベースか、SF映画っぽくオフホワイトか、はたまた地上運用っぽくサンドイエローかでいくか迷いましたが、結局ファレホの「70641 グレー・プライマー」を薄めに。
全体に吹いた後、同ウォッシュカラーのセピアを薄めたものをスポットで吹いて基本塗装は終わり。ダクト類周辺のみフラットブラックとチタンシルバーをかなり薄めたものでシャドウを入れました。
1:144 HGUCザクを置くとこんな感じです。
整備風景なのでクルーや機材も欲しいところですが、流石のガンプラにもそんな都合のいいものはありません。ここはあくまで「脇役」ということで、他社製品からエアーコンディショナーや投光器、油圧テストスタンドを持ってきました。
最初に模型店で見かけたときには、スタンド代わりになればいいかも、と軽い気持ちで買ったんです。
サクっと組んで、パーティングライン消して、面出しだけして。
色を塗らなくてもフィギュア置いたら楽しいな、とか。
その後は適当に金属色でドライブラシだけして放置していたんですが、何というか……やっぱり許せなくなってくるんですよ、「肉抜き」が(笑)。
スケールモデルのパーツを貼ってお茶を濁してもダメ。結局、心に蓋はできない。
で、結局、プラ板とポリパテで埋める、と。
パテが乾くのを待ちながら、塗装に備えてフィギュアの足裏に穴を開け、0.5mm真鍮線で持ち手のランナーと繋ぎます。5体目を越えたあたりで無心になります。
別投稿したガンダムMk-Ⅱ頭部と1:144フィギュア2体。
カミーユは、RG「Mk-Ⅱ」の付属モデルを色替え。
黄色いエゥーゴ・パイロットスーツ姿のエマさんは……何とRG「ストライク」付属のキラ・ヤマトから!
これらを塗ってたときほど、拡大ルーペの有難みを感じたことはないですね(笑)。
こういう息抜きモデリングも楽しいですね!
コメント
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凄い立体感のある素晴らしいジオラマですね!コメントされてるように私も常々ガンプラの脇役たる整備機器などの販売がないことを残念に思っています。展示にアクションベースを使用しない層もバンダイには意識してほしいですね。
コメントありがとうございます! 「整備風景」って、模型のリアル感がぐぐっと上がるというか、視点が現実世界に近づくのが魅力なんだと思います。「ガンプラ」として整備機器を製品化するとなると、バンダイがかつてUCHGシリーズで試みたような現実世界とSFファンタジーとの辻褄合わせも必要になってくるんでしょうね。
ジオラマは漢のシルバニアファミリー!!!
名言!!!!!
ここまで小物を充実させてるジオラマはなかなか無いですね
良いものを見せていただきました
ありがとうございます🙇♂️
コメントありがとうございます! 周辺機材やフィギュアを作ってみて、ガンプラの世界もまた広がるんだなと実感できたのが今作の収穫ですね。
>ジオラマは漢のシルバニア・ファミリー
まさに!ドールハウス界隈も男性率は決して少なくないけども、兵器関連模型/ジオラマ好きは男性率の方が高いか。
コメントありがとうございます! これを機に子供の頃にあった基地ジオラマ熱が再燃しそうです。
原点は『プラモ狂四郎』、聖典は『ガンダム・センチネル』。アラフィフのオッサン・モデラーです。「いつか作りたい」の「いつか」は今だ!
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