強襲巡洋艦 アーガマ

スマートかつ機能的で野暮ったさがない。

85年当時、ガンダムの世界へ”新時代感”を与えたのは、もしかするとモビルスーツ以上に主役サイドの母艦アーガマだったのかもしれません。

日光撮影のカットです。甲板カタパルトのグラデーション表現に挑戦して、何とか形になったのが今回の収穫。デカールは最小です。

「カミーユ、行くぞ。遅れるな！」「はい！」

・・・こんなやり取りが出撃ごとにあったんだろうな、と妄想が捗ります。

工作は肉抜き箇所をポリパテで埋め、各ブロックの面出しとエッジの薄々攻撃。ブリッジの前後を詰めてひと回り小さくした後、キットで省略されている艦橋付け根の縦に細長いダクト部を0.3mmプラ板で。

うるさくない程度に1:700艦船モデル用エッチングパーツを貼りました。オーバースケールですが、雰囲気優先ですね。

本体は1mm大のマスキングチップを貼りながら、タミヤアクリルの濃淡グレー3色をエアブラシで塗り重ね（全部で1000枚以上貼ったはず・・・）。その後、ファレホの71119ホワイトグレーを本体色で吹き、全体をウォッシング。

『ZZ』で地上に降下したときには驚いたなあ。

・・・さて、それじゃアーガマを撃沈させたい人たちの機体も作らなくちゃいけませんね！