HGUCバウンド・ドック

全身がKPS関節な上に大型機なので、塗装時は関節部をマスキングテープで保護して太らないようにしたほうが無難です。
それでもグラグラギッチギチなので動かすのが怖い怖い
なので今回変形はなしです(笑)
よーくみるとスカートのヒケが消えきってない…かなり頑張ってやすったんですけどねぇ
スカート裏には押し出しピンのアトも沢山あって処理が大変&これも消えきってないという

あと全体的にKPS部に干渉したりクリアランスがギリギリな部分が妙に多く、塗装する場合はよくすり合わせしておいたほうがいいです。特に股間左右のカバー内部のパーツ。ホビージャパンの作例と同じように内部パーツは削っておかないと変形時にパーツが変形しますね。
どうも最近のガンプラは、KPSの柔らかさで干渉しても動くけど干渉してるのはしてる、みたいな所がチョイチョイあるような…

お顔
耳は削ってシャープ化
作業自体はプラ材接着延長方式のほうが楽なんじゃないかと思いますが、デフォルトで変形時に耳が通るかギリギリなことを考えると、延長方式は無理かなと。
モノアイはHアイズ1.5mmに置換

クロー
小クロー基部の肉抜きはパテで埋めました。
設定よりかなり大型化しておりちょっとアレンジが過ぎないかと思いましたが、全身の細身なスタイリングと合わせて変形機構の兼ね合いですかね
細身じゃないとスカートに収まらない
クローも大きくないと股関節フレームを掴むように収まらないと

ライフル
クリアパーツ採用は凄い！凄いけど接着しないと合わせ目消えないモナカライフルにはめ殺しなのはあんまり嬉しくない…
マスキングで処理しましたが、ここよりMS状態の顔にクリアパーツ使ってほしかったかなぁとか
顔のモノアイ部分は小さすぎて難しかったのだろうとは思いますが
クリアパーツ内側にはラピーテープ貼ってます

リアというかスカートの中身というか
キットではバーニア回りもフレームと同色のグレーでしたが、設定通りにスカートアーマーと同色の紺に内部をピンクに塗り分けました。

特に両サイドのバーニアユニットは干渉せずに動かせるのかというぐらいスカートとのクリアランスがギリギリなので、スカート側を削ってやっておいたほうがいいと思われます。
バーニア基部と腰回りのフレームの肉抜きはパテで埋めました

ピンク:バーチャロンカラー マイザーピンクとガイアノーツ純色マゼンダを1:1
…というかそれぞれ瓶を丸ごと一本ずつ大きめのスペアボトルにぶっこんだもの

黄色:エルドランカラー レモンイエロー
サンライズメカ的薄目のイエローとして凄くちょうどよくてこれは良いものだなと

濃紺:Mr.カラー ブルー FS15044(サンダーバーズカラー)

フレーム部グレー:Mr.カラー ジャーマングレー グラウ
作成時点で発売されたばかりのバリバリの新商品でしたが(過去に特色セットで出てたのかな？)緑がかって表現されたグレーにはとてもちょうどいいですね。水性ホビーカラー版も発売されて使い分けが出来るのも便利

私は色は作るよりも既製品からイメージにあうモノを探してくることが多いです。後々同系列機作ったり修正する可能性を考えるとそっちのほうが楽なので。今回も後々ピンクと黄色が反転したジェリド機を作るときのために既製品や単純な(1瓶丸ごと使った)調色で作成しています。

…問題はこのデカ物をまた作るモチベーションが次にいつ確保できるかですね

腕部クローの大きいほうは合わせ目がディテール化されているのですが、なぜか先っちょの部分だけが片方のパーツに固まっていて合わせ目が出てしまいます。
そこで先が欠けてるほうのパーツをディテールで分割し、前半分を接着して後ハメしました。合わせ目は瞬間接着剤で埋めました。
ただこの方法でもクローの基部の部分に合わせ目が出ます。目立たない部分ですが、反対側に左右対称にモールド掘って処理しました。

拡散メガ粒子砲は合わせ目が段落ち化されていて楽…と思いきや、実は下半分は段落ちモールドになっていません。設定画を確認するとわかるのですが、このモールドは銃身を一周していません。なので下半分は合わせ目として処理が必要なので注意です