過去作『ニセがんだむ』のお友達を考えてみました。筆全塗装です。
もし公式に「にせガンキャノン」がいても問題ないよう、ニセがんだむと同じくカナ表記を反転させています。
ニセがんだむ同様、頭のみ本物+SEED系の構成にしています。
頭:HGUCガンキャノン(リヴァイブ版)
胴:HGザクウォーリア
HGブレイズザクファントム
HGバクゥ
腰:HGザクウォーリア
腕:HGドムトルーパー
脚:HGザクウォーリア
ザクウォーリア箇所はザクファントムと全く同じなのですが、なぜ敢えてウォーリアの物を使ったかは、ニセがんだむ作りの練習用として、工作を試すも塗装せず放置していた状態。要するに、ジャンク品の再利用です。
バックパックもニセがん構成で余剰になった基部を再利用し、バクゥの450mm2連装レールガンをポン付け。スタビライザーのあった所からPCを抜き、MSパネル01を接着して埋めています。
キャノンは肩に接続していないため、非展開状態にも。
ニセモノなので全く関係ないデカールを見えなくなる箇所に転写。
腰上部の黄色いディテールはMSGリベット接着で。
数字は全てマーキングシールで、胸部の1⑨は1がHGUCジェスタから、⑨(元は③だったのをマーカーで⑨に書き換えた)はHGUCジム・スナイパーⅡから、脚の109(元は009で、左端を1に見えるよう切り取り。後から左端を追加したので位置が歪んだ)はHGドムトルーパーから。CE世界にサトーがいるなら、コバヤシだっているかもしれない。
ニセがんだむ より強くしたくなかったので、足回りを貧弱にしました(外装撤去)。最小化したアンクルガードはただのポリキャップ隠しになったものの、防御力の代わりに接地安定性を得たと同時に、機動力も向上してしまいました。
足の横側は本来丸い形状をしていますが、手持ちに丁度いい物が無くてそのまま。それも機動力向上に拍車をかけたようです。
今回も頭部動力パイプ表現をオミットし、ガンキャノン頭部にザクの中身が埋め込まれている設定に。省略したおかげで上を向けるようにも。
頭部バイザーを外してH・アイズ2.8mm径を接着しているため、
ブラックライトに反応します。
ドムトルーパーの平手は左手にしか付属していないため、砲撃姿勢でこうなる事も分かっていたので平手は塗装しませんでした。メモリアれぬアクションどころか、悔しがっているようにしか見えませんね。
手持ち武器はビーム突撃銃からフォアグリップを外し、取り付け部を埋めた物のみ。元のガンキャノンは格闘武器を持っていないため、ビームトマホーク取り付け改造も無し。
ガンキャノンのビームライフルに近い形状の、SEED銃を探してみても良い物が見つからなかったので、消去法によるものです。
接地性向上と頭部可動域拡大は大きいですね。
どっしりと構えさせる事だって出来ます(防御力はさておき)
種撃ち。角度調整中にアクションベースの固定部が折れて、慌てて接着。種ザクにはベース接続穴が無いため、本体をあまり重くしなくて良かったです。
どちらも、ほぼ同じベースキットとは思えませんね。色って大切。
今作のベースキットは一応「ザクウォーリア」です。
ファントムだと白いアイツとの性能差が縮まってしまいそうで。
今更ですが、ニセがんだむのアンテナ色を白から黄橙色に塗り替え。
ガンキャノン頭部のみ先に塗装しています。バルカン砲には爪楊枝で。
バイザーを外した内部メカを黒く塗っていますが、取り付け部はそのまま後頭部へ抜けて行く構造なので、後頭部の該当箇所も黒く塗ってモノアイレール状にしました。H・アイズの厚みは出るものの、緑のバイザーは使わないので問題ありません。
肩アーマーを外したドムトルーパー腕を使う場合、種系ザクに組み付けようとしても段差があり、そのままでは不格好です。弱そうに作るテーマがあるとはいえ、このままではちょっとかわいそうなので、対策する事に。内部は3mm軸+PCで繋がっているため、
メガミデバイスで余剰パーツになる、POM製Zランナーの可動軸を種ザク関節の代わりに使い、幅詰めしてみました。
途中で曲がるため、軸の向きを変えれば肩の可動域も広がります。
ガンキャノン頭部はそのまま使えず、胴体側の首周りを大幅に加工。
ニセがんと同じように外装のパーカー部?も切り落としています。
ザクウォーリア脚部は放置していた状態からの再利用。
それらに合わせて外装を落としています。
筆+爪楊枝塗り。スミ入れ塗料グレイは頭部にのみ使用。
隠蔽力が強めなガイアノーツカラーを以てしても、ザクウォーリアの濃緑成型色は強敵でしたね。一度塗りでは上部ピン周りのように下地成型色の影響を大きく受け、何度も重ね塗りを繰り返しました。
多分8度くらい塗り重ねたかな?と。
正直この構成でもう1体は作りたくないですね。さらば108
塗装を終えた段階では武器が未だ決まっていなく、ニセがんだむから奪ったライフルのフォアグリップを外して持たせていました。
その状態で約2年ぶりに開催された模型店コンテストに応募したところ、予想通りの参加賞。仮にこんなモノが入賞するようなら私の中では大事件ですし、完成させて参加できる事に意義があるのだと思っています。
開催期間中に一度も作品の宣伝をしていなく、前評判からしても全く期待できませんでしたが、良くも悪くも素人なりに爪痕を残せたかなーと。
募集開始初日から全国大会経験者の大作や、初参加な学生たちの怪作が揃うような技術勝負の世界なので、そういった方々と同じ舞台で競える事そのものが貴重な体験だと思いますね~
今回ガンプラ以外の部門にも出してみて、やっぱり参加賞でした。地方ながら恐ろしいまでの技術レベルの高さを思い知りました。
これを大会に出すきっかけになったのは、ガンスタさんだけでなく他の投稿サイトでも過去最高級の反応があったからで「その派生作も作ってみる?」と調子に乗りました。
今思えば、参考にした『にせガンダム』の知名度が素晴らしかったからであり、原作に登場しないオリジナルのパチモンを作っても伸びるワケがないですよね。それでも作っていて楽しかったです、まさか白いアイツから派生するなんて自分でも予想外でした。
メモリアれない!!
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つや調整を含め基本的に全て筆塗りで何かを量産しています。独自解釈も多々あって伝わり難く感じられるかもですが、少しでも楽しんでいただけたなら幸いです。最近は低浮上気味ですみません。
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