HGUC No.94 RMS-099B シュツルム・ディアス

HGUC シュツルム・ディアスを部分塗装＋αで作ってみました。ガレージキットで改造パーツが出た時にすぐに買ってしまう程に好きな機体で(しかし作れる技量が無く手を付けられませんでした)10年以上前にインジェクションキットが発売された時はすぐに買い、接着までしたのですが・・・すぐに今の職場への就職が決まり、その後はずっと放置してました。仕事が落ち着き、何度も作ろうと思ったのですが箱を開けて見る度にグライ・バインダーの接着面の白化が酷く、閉じてしまいました。ですが・・・幾星霜を経ると工具も進化して、その力を借りればと思い、意を決して10年以上ぶりに制作を再開してみる事にしました。

合わせ目の白化が酷く、今回はブラウンと関節以外は塗装しました。

塗装箇所とカラーレシピ

オレンジ部→(ガイア)スカーレット

ビームピストル→(ガイア)メカサフ ライト

クレイバズーカ→(クレオス)エクストラダークシーグレー

ビームピストル先端、スカート部バーニア、ビーム・カノン部→(ガイア)フレームメタリック(1)

グライ・バインダーのグレー部→(ガイア)エナメル、デントグレー

グライ・バインダーのスラスター部→(ペベオ)4アーティスト マーカー ラウンド シルバー

メタリック以外の部分は(クレオス)Mr.カラーGXスーパースムースクリアーを吹き付けて、その後にらいだ～Joe様のお気軽汚しを参考に(クレオス)水性ホビーカラー焼鉄色をスポンジを使ってチッピング、(クレオス)ガンダムマーカー リアルタッチマーカーブラウン1でエッジやへこみ部分に塗って神ペンでぼかし、(タミヤ)ウェザリングマスターでオイルとススを全体的に付けています。

グライ・バインダーは合わせ目部の白化が酷かったのですが神ヤスの240番を使いましたら、あっという間に削れてしまって形になったので手を入れたくなり、寂しかった面に簡単なスジボリを入れてビーム・カノン部はメタリック、機械部はデントグレーで塗り分けました。

デカールはガンダムデカールのHGシナンジュ用のデカールをメインに白色の市販デカールを貼っています。機体番号の310はZZ本編で隠れジオン派のサトウ隊長が乗っていましたからシャレで310にしました(笑)。

グライ・バインダーは塗り分けたのとデカールのおかげで情報量が増え、非常にカッコ良くなってくれました。

アーティストマーカー ラウンドシルバーはメッキ感が素晴らしく、しかもエナメルシンナーで修正が簡単に出来ますから、ガイアカラーのスカーレット、神ヤスと並んで今回の制作のMVPです。

最後は説明書と。

20年以上前のHGUCをベースにしてますから至る所に合わせ目があり、特にグライ・バインダーは大きい上にモナカ割りなので処理に大変な手間が掛かると思っていたのですが・・・素晴らしい切削力のある神ヤスのおかげであっという間に形になり、工具の進化は凄いと思いました。塗料もオレンジ部にピッタリなガイアカラーのスカーレット、メッキ感抜群なアーティストマーカー ラウンドシルバー、上品なつや消しになりますMr.カラーGXスーパースムースクリアーと一昔前には無い高性能な塗料、そしてらいだ～Joe様のお気軽汚しのおかげで改造パーツが出た当時の自分には出来ないシュツルム・ディアスを作る事が出来ました。素立ちですとグライ・バインダーや長いスカートのおかげで迫力満点で長い時間眺めてしまいます。連邦使用のハイザックやグリーンカラーのリックドム2と並んで大変再版されにくいキットの上に手間が掛かりますが・・・出来上がれば可動範囲は狭くても全然悪くないカッコイイキットなのでお勧めします。

ご覧して頂きありがとうございました。

シュツルム・ディアスを欲しい方は沢山いると思うので是非是非一般での再販を望みます…ガンダムベース限定で再販したみたいですが買いに行けないので。