HGUC No.88 MSN-04 サザビー

HGUCのサザビーを成型色仕上げ＋αで作ってみました。今はナイチンゲールの方がブーム感がありますがシャア・アズナブル最後の乗機であるサザビーも大変人気のある機体でMGで2種類、HG、そしてRGでインジェクションキット化しており、自分もRG以外はパチ組も含めて作りました。ジオング、ジオ、キュベレイと同じくラスボス感漂うボリュームと貫禄があり、いつかはきちんと作りたいとは思っていました。ナイチンゲールが中々手に入らず、悶々としていたのですが・・・ガンダムウエポンズの逆襲のシャア編で見たセイラマスオ様のディテール満載の凄い作品を思い出し「なら積んであったサザビーを作ろう！」と思い、良いタイミングでRG用のデカールも出たのでこれを使い、カトキ風のを目指して頑張ってみる事にしました。

塗装箇所とカラーレシピ

装甲裏やバックパックのメカ部グレー→(クレオス)新ガンダムカラーMSグレージオン系

各部スラスター、動力パイプの金→(クレオス)新ガンダムカラー百式ゴールド

ファンネル内部、ビームショットライフル砲身、各部バーニア外部→(ガイア)フレームメタリック(2)

各部バーニア内部→(タミヤ)エナメル、クリアーオレンジ

腹部メガ粒子砲→(ガイア)プライマリーメタリックイエロー

メタリック以外の部分は最後に(クレオス)Mr.カラーGXスーパースムースクリアーを吹き付けております。

デカールはガンダムデカールのRGのサザビー用と逆襲のシャア ネオ・ジオン軍MS用をメインにHGシナンジュ用なども少々貼っています。RGのサザビー用は番号があるので大変わかりやすく、大型機体にも関わらずユニコーンガンダムより早く貼り終わりました・・・でも二日半はかかりました。

サザビーはとにかく機体が大きくてクリアー吹くのに時間が掛かりました。特にシールドが大きく、ムラなく万遍無く吹くのに苦労しました。ただ、シールド裏はもう少し塗り分けても良かったかな？と完成してから思いました。

手やフレームの一部にガンメタルが成型色になっていて、ゲート処理しても跡が残ってしまい塗装しようか考えましたがセイラマスオ様もそのままだったので自分もそのままにしました。つや消しクリアー吹きますと鈍く光りかなり良い感じになります。

各部バーニアは中がオレンジイエローで塗り分けが大変なのですが外をラッカーのメタリックで塗り、中をエナメルで塗りはみ出したのをエナメルシンナーで拭く手法ですと簡単に処理できてキャンディ塗装風にもなるのでまたやろうと思います。

最後は説明書と。

HGUCの逆襲のシャアシリーズはどれもこれも出来が良い事は知っていましたがサザビーもほぼ合わせ目が無い上に初期MGから見直された重MSらしいプロポーション、塗り分けもほぼ無いパーツ分けと完璧に近い仕様でRGを作る前にHGでお腹一杯になってしまいました(笑)。小顔、怒り肩、だんだん広がる様になる足の作りとロボットがカッコ良く見える要素が満たされており、バンダイが力を入れて設計したのがわかります。タイミングよくRG用のデカールが出てくれたおかげで多少は位置を変えているのですがそのまま貼るだけでかなりver.ka(RGサザビー用のデカールはデザインはかなりver.kaのに似ていると思います)風になり、見入ってしまう程です。兄弟機であるナイチンゲールやデザインの似てますシナンジュと一緒に並べたくなるのですが・・・その前にやはりヤクトドーガやギラドーガが欲しくなるので早めに作りたいです。

ご覧して頂きありがとうございました。

今回は腕のシリンダーに(ペベオ)4アーティスト マーカー ゴールド、モノアイ周りのメカ部を(クレオス)ガンダムマーカー メッキシルバーを使ってみました。

メッキシルバーは凄いとは聞いてましたが・・・値段は高いですがメッキ感は素晴らしく細部メタリック塗装ではかなり威力を発揮してくれると思います。最近は出回り始めたのでお勧めします。

アーティスト マーカー ゴールドもエナメルですからほぼムラが出来ない上にメッキ感も相当な物でエナメルシンナーで修正も出来るのでこちらもシリンダー部塗装にドンドン使うと思います。

ランドセルやスカート部スラスターもキチンと塗り分けました。

様々なマテリアルを使い、理想に近いサザビーが出来たのは僥倖です。