HGUC デルタガンダム 弐号機 風

デルタガンダム弐号機は、ガンダムベース東京の前身施設であるGFTで映像上映されて、限定でガンプラが販売されたMSだそう。
そういう背景もあって、再販の可能性は限りなく低そうですし、中古ショップではかなり高価です。
が、以前から手元に置きたくって、しかも、この直前に作った真紅の百式（百式改）が本当にカッコよくて、一般販売品の金メッキのデルタガンダムを塗装して作ってみました。

金メッキガンプラを塗装する方法は2つあるよう。1つはメッキをはがしてから塗装、もう1つはメッキに下地を塗ってから塗装。
前者はメッキそのものは比較的容易にはがせるようですが（「ハイター」なんかで落ちるようですね）、ガンプラの場合はメッキの上に黄色クリアーが塗ってあるためそれを先に落とす必要あり。隅々まで落とせるかわかりませんでしたし、強度の心配もあって採用せず。
後者は金属の上に塗装するための「メタルプライマー」を下地に塗る方法。こっちのほうが簡単で確実のような気がしたので採用。メタルプライマーは模型店で500円で購入。実際、かなりしっかり赤が塗れていて、ヤスリがけでもしないとハゲないくらい。私的にはこっちの方法で正解、でした。

赤も黒も、実際にはそれぞれ5色から6色くらいで塗り分けてます。
あちこちの白いラインなどがポイント、ということで、RGガンダムMk-II用のデカールや、ゼータ系用のデカールを貼り付け。「KARABA AIR FORCE」なんかはゼータ用ですね。

いつものように墨入れは水彩絵の具。
仕上げのトップコートはつやあり。ピカピカのガンプラもカッコいいですね。

造形は標準の金デルタガンダムと同じ。ただ、クレイバズーカを武装しているとのことで、他のキットから拝借。

設定としては、アナハイムがカラバにデモ用として用意したとか。で、シャア・アズナブル用、とのこと。。。え？クワトロ・バジーナじゃなくて？不思議な設定。。。

このカラーリングにクレイバズーカだと、ちょっとだけリックディアスっぽいですね。

ウェイブライダーに変形。かなり大きいです。

この赤デルタガンダムを作る気にさせてくれた、百式改とパシャリ。デルタガンダムのほうが一回り大きいです。

35年前のMG誌掲載赤い百式改 風
https://gumpla.jp/hg/774031

兄弟機とパシャリ。ガンダムデルタカイ（陸戦仕様風）と、デルタプラス（パチ組のみ）。

HGUC デルタカイ陸戦仕様 風
https://gumpla.jp/hg/752637

それぞれのウェイブライダー形態。基本的な作りは同じながら、ディティールとカラーが異なるため印象は大きく違いますね。

我が家の系列機群とパシャリ。左の2機はデルタガンダムのHGBF版である百万式（メガシキ）がベースです。

白兵戦用MS KATANA
デルタガンダム零号機
デルタガンダム（無印）
デルタガンダム弐号機

白兵戦用MS 刀 (KATANA)
https://gumpla.jp/hg/875014

デルタガンダム零号機
https://gumpla.jp/hg/912403

と、いうわけで、新品時定価2500円程度だったキットを再現するために、定価4600円の金メッキキットを、塗料代とデカール代と、それなりの時間をかけて改修したという、ある意味リッチなMSとなりました。でも、コストと手をかけただけ愛着マシマシです。