HGUC No.203 MSZ-006 ゼータガンダム

HGUC No.203 MSZ-006 ゼータガンダムを成形色仕上げ＋αで作ってみました。ゼータガンダムも大人気の機体で今でも様々なグレードでキット化されていますがテレビ放映時は鳥顔にスカスカな胴体はあんまり人気が無く、1/100キットは変形はするのですがその為に胸が大変大きくなっていて、しかも変形させるとどっかが壊れたり折れたりして、あまりいい思い出はありません(笑)。ですが、最初のMGが出た時はカトキハジメ氏が初めてMGをリファインしただけありまして、プロポーションが良い上に変形したのには大変驚き、筆塗りで全塗装しましたが完成に大変時間が掛かった記憶があります。その後もPG、初代HGUC、MGのver.2、RGとキット化されてドンドン洗練されていき、ゼータガンダムこそガンプラの進化の歴史と言っていいかもしれないです。今回は「GUNPLA EVOLUTION PROJECT」の第一弾としてリニューアルされました方のゼータガンダムを初代MGのオマージュとエゥーゴのフラグシップ機のイメージを入れて作ってみる事にしました。

塗装箇所とカラーレシピ

ウイング、シールド赤部→(クレオス)新ガンダムカラーMSレッド

各部オレンジイエロー部→(ガイア)ビビッドオレンジ

バーニア内部→(クレオス)GXメタルレッド

バーニア外部、ビームライフル先端→(ガイア)フレームメタリック(1)

フレーム部、ビームライフルエネルギーパック部→(クレオス)RLM75グレーバイオレット

メタリック以外の部分は(クレオス)Mr.カラーGXスーパースムースクリアーを吹き付けております。

デカールはガンダムデカールの機動戦士Zガンダム/機動戦士ガンダムZZ汎用1やゼータガンダム用の新旧MG、RG、そしてHGユニコーンガンダム用や市販のデカールを総動員して今回もカトキ風を目指しました。今回はRGの説明書を参考にしています。

最初のHGUCも合わせ目がそこそこ多い以外は問題ない出来の良さでしたがゼータガンダムのキットの宿命上、挟み込みの箇所が多いのは仕方なく当時は筆塗り全塗装でしたから塗って合わせ目消して・・・とかなり大変でしたがリニューアル版は特に腕や足、肩などが合わせ目が片寄せのモールドになっているので最初のHGUCとは雲泥の差で楽でしたので部分塗装に頑張れました。ですが、青色部にオレンジイエローは中々発色しないので下地にクールホワイトを塗っています。

ウイング部は後発のU.C.0088番は色分けされているのですがこちらはされてないのでマスキングしてエアブラシで塗装しています。デカールはRGを参考にしましたが背面のロングテール・スタビライザーはどうしても貼りたかった旧MGのをそのまま貼っています。MGのはダンボ印刷されていてカッコいいと思いましたから・・・ややオーバースケール気味ですが貼れて良かったです。

ゼータガンダムと言えばウェイブライダーとハイパー・メガ・ランチャーですがウェイブライダーにしますとクリアー吹いていても必ずデカールが剥げると思いますので無しです(汗)。逆にハイパー・メガ・ランチャーはある程度色分けをした後にデカールや電撃ホビー誌に付いてましたマーキングシールも貼り、対艦攻撃用のイメージを出しています。

最後は説明書と。

リニューアルされましたHGUCのゼータガンダムは今までの中で一番作りやすいキットで組んで表面処理するだけならそれほど時間は掛からなかったです。ただ塗り分けとデカール貼りは・・・それなりに細かい箇所までやりましたから時間が掛かり、気はかなり使いました。今はゼータガンダム用のデカールは多数有り、デザインは洗練された物ばかりですから、それらを組み合わせればエゥーゴのフラグシップ機となるゼータガンダムになり、本当に良い時代になりました。自分の作ったゼータガンダムに人の意志を吸い込んで自分の力に出来るかはわかりませんが(笑)、カミーユの鋭敏さが感じられれば・・・ゼータガンダムも好きな機体の一つなので様々なグレードのキットを同じように仕上げてみたいです。

ご覧して頂きありがとうございました。

ゼータガンダムにハイパー・メガ・ランチャーは最高にカッコいい組み合わせです。