ズゴック 深海調査特化装備

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ズゴック 深海調査特化装備

国立研究開発法人 海洋研究開発機構では深海調査艇「しんかい6500」を運用していたが、一年戦争になり予算が止められ、深海調査すらままならない状況となった。

国立研究開発法人 海洋研究開発機構では深海調査艇「しんかい6500」を運用していたが、一年戦争になり予算が止められ、深海調査すらままならない状況となった。

しかしジオン公国側企業だったがツィマット社が開発した水陸両用モビルスーツ「ズゴック」の存在を知った海洋研究開発機構は、このルナチタニウム合金の装甲こそ深海の高水圧にも耐えるのではないかと着目。極秘裏にツィマット社への協力を求める。

しかしジオン公国側企業だったがツィマット社が開発した水陸両用モビルスーツ「ズゴック」の存在を知った海洋研究開発機構は、このルナチタニウム合金の装甲こそ深海の高水圧にも耐えるのではないかと着目。極秘裏にツィマット社への協力を求める。

確証は無かったが、日本海溝最深部、海底12000メートル、1平方センチ当たり1.2トンの水圧が掛かる深海には、これまで月面でしか採掘されないルナチタニウム合金(ガンダリウム合金)を超える新素材が採掘できるかも知れないと焚き付け、新合金発掘の場合は優先採掘権を与える密約によりツィマット社はズゴックを高耐圧調査機体へ改造、無償供与をする。

確証は無かったが、日本海溝最深部、海底12000メートル、1平方センチ当たり1.2トンの水圧が掛かる深海には、これまで月面でしか採掘されないルナチタニウム合金(ガンダリウム合金)を超える新素材が採掘できるかも知れないと焚き付け、新合金発掘の場合は優先採掘権を与える密約によりツィマット社はズゴックを高耐圧調査機体へ改造、無償供与をする。

こうして「しんかい15000」は建造されたが、海洋研究開発機構側が要求した機能はズゴックであっても厳しいものとなった。コクピット内はパイロット、地質学者、海洋生物学者の3人乗りが大前提だった。このためコクピットは大型の球体隔壁内にて3名+補助椅子1名の4人乗りとなった。

こうして「しんかい15000」は建造されたが、海洋研究開発機構側が要求した機能はズゴックであっても厳しいものとなった。コクピット内はパイロット、地質学者、海洋生物学者の3人乗りが大前提だった。このためコクピットは大型の球体隔壁内にて3名+補助椅子1名の4人乗りとなった。

海底でも転倒しないために脚にはパイルバンカーを要求された。背面にある2機のメインエンジンは高水圧に耐えるよう外装を追加、水面から日本海溝最深部15000メートルまで40分での潜行を可能とする。当然、コクピット内圧は一定に保たれ、搭乗者に影響はない。

海底でも転倒しないために脚にはパイルバンカーを要求された。背面にある2機のメインエンジンは高水圧に耐えるよう外装を追加、水面から日本海溝最深部15000メートルまで40分での潜行を可能とする。当然、コクピット内圧は一定に保たれ、搭乗者に影響はない。

海底での調査のためマニピュレーターを要求され、デザインこそザクのそれである腕が丸々採用されたが、外装はすべてルナチタニウム合金である。

海底での調査のためマニピュレーターを要求され、デザインこそザクのそれである腕が丸々採用されたが、外装はすべてルナチタニウム合金である。

海底掘削のための掘削機も新規搭載。様々な鉱物の採掘に対応する。これらを屈むことなく拾うためにもマニピュレーターが重宝される。

海底掘削のための掘削機も新規搭載。様々な鉱物の採掘に対応する。これらを屈むことなく拾うためにもマニピュレーターが重宝される。

両肩には強烈なライトを装備する。光の全く届かない深海での作業に必須とされた。右手のドリルはロケーションにより差し換え交換可能。

両肩には強烈なライトを装備する。光の全く届かない深海での作業に必須とされた。右手のドリルはロケーションにより差し換え交換可能。

基本的に潜行・浮上ができれば良い深海調査艇だが、ズゴックの高出力エンジンを持て余すため、スタビライザーのように大型の舵が付けられた。このため単機で港から海洋に向かえるスペックをも手に入れた。

基本的に潜行・浮上ができれば良い深海調査艇だが、ズゴックの高出力エンジンを持て余すため、スタビライザーのように大型の舵が付けられた。このため単機で港から海洋に向かえるスペックをも手に入れた。

モノアイは8K動画を24時間連続録画可能なカメラのほかに、赤外線カメラ・サーモカメラなど深海生物研究に役立つものになっている。腰のバラストタンクは浮力調整により水中での姿勢制御をより細かく行える。

モノアイは8K動画を24時間連続録画可能なカメラのほかに、赤外線カメラ・サーモカメラなど深海生物研究に役立つものになっている。腰のバラストタンクは浮力調整により水中での姿勢制御をより細かく行える。

ズゴックのクロー(爪)は必要ないと思われたが、深海ではダイオウイカや思いも寄らない大型深海生物に襲われることとなり、原始的切断兵器として残された。最後までご覧頂きありがとうございました。

ズゴックのクロー(爪)は必要ないと思われたが、深海ではダイオウイカや思いも寄らない大型深海生物に襲われることとなり、原始的切断兵器として残された。

最後までご覧頂きありがとうございました。

コメント

  1. シブ 1年前

    凄い、、、発想力とそれを形にする力

    ありそう、、、
    ボリュームアップしたボディも含めて、
    カッコいい、、、

    • fugutai10 1年前

      ありがとうございます。ボリュームアップの手法にケチってポリパテを使用したら気泡だらけになり、これを修正するのに大変な労力と時間が掛かったという思い出です(笑)

  2. 改めて見直したら、なんと大事なトコロにマニピュレーターが❗️😲

  3. Fujiwara 2年前

    このまま100倍して十分に実用可能ですね!! 

  4. 素晴らしい完成度、練り込まれた設定等、たまらん仕上がりです‼️😍

    製作、お疲れ様でした🙇‍♀️

    • fugutai10 2年前

      いつもご感想頂きありがとうございます。上半身のパテ工作に失敗して、この補修だけで1週間無駄にしたのが反省点でした。安いパテはヒケにしか使わないほうがいいですね(笑)

  5. DB 2年前

    コメント失礼します!
    設定を作り込んでから、それが改造に反映されている素晴らしい作品だと思います!

    • fugutai10 2年前

      ありがとうございます。脳内設定で燃えるってありますよね。それだけで制作が楽しくなります。

  6. JAMSTEC仕様とは恐れ入りました。好きです。

  7. ukyo 2年前

    今回の作品も浪漫が溢れていますね。丁寧な仕上げとオリジナリティなデザインなんと言ってもドリルがたまりませんね。勉強になります。

    • fugutai10 2年前

      ありがとうございます。嬉しい限りです。
      ズゴックを陸戦や宇宙戦に改造する人はけっこう見かけるので、より深海に…というコンセプトから発展させました。

  8. 74120’5 2年前

    Eじゃないズゴックでも、レイバー的な雰囲気になるもんですね。
    これなら13号にも負けなそう。

  9. fen 2年前

    はじめまして。すごく味が出ててかなりいい作品だと思います。
    気に入ったのでコメントさせていただきました。

    • fugutai10 2年前

      ありがとうございます。とっても嬉しいです。パテ盛り造作の地獄が報われるようです。

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