MG ブリッツガンダム

改造はほぼ行わず、モールドの彫り直しと前腕や腿の潰れた〇モールドを別パーツに置き換えたくらいです。

本体の黒はウイノーブラック、白は黒立ち上げのホワイト。

その他はクリスタルカラーを使用しています。

クリアーでコートしてから研ぎ出してコンパウンド→モデリングワックスで艶出ししました。

デカールは付属のドライデカールとRBコーションデカール。

また、以前から気になっていたアシタのデカールも使ってみました。

ガンダムSEED放送前、新しいTVシリーズに学校のクラスメイトは盛り上がっていました。

第一話を視聴して週明けに登校すると「ガンダム見たか？」と周りはこの話題で持ち切りでした。

賞賛する者、否定する者と様々でしたが皆ガンダムが好きでした。

話題は実際にアニメで動いた5機のガンダムでどの機体が好きかとなり、私は「ブリッツガンダム！」と答えました。

シャープでありながら曲面が多用されたデザイン。

クセの強い特殊な武装の数々。

悪魔のようなカラーリング。

これはもうたまらねぇよな。

しかし仲間の一人が言いました。

「げぇーっ！ブリッツかよ！乗ってんのオ〇マじゃん！」

令和のこの時代であればヘイトクライムととられるような発言ですが、彼はナヨナヨした男がMSのパイロットだということが許せなかったのです。

私も渋いおっさんパイロットが好きなので彼を責めるつもりはありません。

後年、ネットでSEEDのことを調べるとパイロットのニコルは友人であるアスランと会話するときに頬を紅潮させたり、死亡シーンが繰り返されることがたびたびネタにされたりしていました。

それがブリッツガンダムとニコル・アマルフィなのです。

それでも私はブリッツガンダムが好きです。

ガンダムSEED 20周年おめでとうございます！！！！

撮影はいつも使ってるマットブラックで行いましたが、試しに撮ってみた白背景の方がシャープな感じが出て良かったかも。

黒下地に吹き付けると見る見るパール調になるクリスタルカラー。

使用する機体は選びそうですが、面白い塗料でした。

研ぎ出しやコーティングに至らない部分が多々あったと反省しているので、また気が向いたらグロス仕上げをやります。

ピアノのような黒にしたかったんだ・・・。