ドクターＪのガンダム開発史

【XXXG-00W0 ウイングガンダムプロトゼロ】

当時の独善的なＯＺにムカついて出奔した「プロフェッサーＧ」、「ドクトルＳ」、「Ｈ教授」、「老師Ｏ」、それとワシ「ドクターＪ」の５人の技術者が開発していたガンダムじゃ。
新型インターフェイス「ゼロシステム」・新規装甲材「ガンダニュウム合金」を用いたトールギスを遥かに上回るＭＳを目指していたが、パイロットへの過大な負担と機体の破壊係数の高さから危なかっしくて、実機を製造する事なく設計データを封印したんじゃよ。
それ以降はワシら5人の技術者達は各々の拠点のコロニーに戻り、自身の得意とする技術を主としたガンダムを作っていく事になった。

【XXXG-01W ウイングガンダム】

地球圏統一連合に対しての一大反攻作戦『オペレーション・メテオ』に投入する為に、ワシが作り上げたのがこのウイングガンダムじゃ。
１５年前に開発していたウイングガンダムゼロの設計思想を色濃く反映させた汎用機であり、ゼロの問題点であったゼロシステムやバスターライフル等の過剰過ぎる兵器性能を徹底的にデチューンした装備を有しておる。
しかしそれであっても、今のＯＺの貧弱なＭＳなぞ遥かに上回る最高の機体じゃ。

『降伏はする、しかしガンダムは渡せん。繰り返す。降伏はする、しかしガンダムは渡せん！』
『任務、了解…』

【バスターライフルおじいちゃん】

『ＯＺが汚い連中と再確認できて、安心した。そういうことなら喜んで降伏してやる』

降伏するならバスターライフルぶっ放す前にして欲しかった、とＯＺ兵士は思ってたに違いない…。

【ヴァイエイト＆メリクリウス】

汚いＯＺに捕まりガンダムを超えるＭＳの開発を強要されて、この２機を作ってやったわ。
しかしワシらに１人も監視も付けてないなんぞ、ジジイ共が好き勝手やったとしても文句言えんじゃろ。

【XXXG-00W0 ウイングガンダムゼロ】

大破したプロトゼロの無事だったゼロフレームをベースに、トールギスフリューゲルのウイングバインダーのデータを元にした改良・発展型のバインダー機構を組み合わせた２枚２対のガンダニュウム合金製のウイングユニットは、さながら天使の翼を彷彿とさせておる。
兵器としての無骨なデザインよりも究極の芸術品として作り上げた、正に技術者としての美学というやつじゃよ。
その点、騎士道精神を体現したエピオンを拵えたトレーズとは、ある意味解り合えるかもしれんの。

『ワシ、鳥になりたいんじゃ』

《ZEROシステムの演算》
Ｑ. この混迷する世界、なぜ戦争が終わらないのか？
Ａ. 戦争を行うＭＳ、人を介さず戦争をゲームとしてしまうモビルドール、それらを討つ為のガンダム。
全ての元凶は『ＭＳ』という存在を創り出し、今後もその脅威を創るかも知れないガンダム技術者達。
恒久和平実現の為に、このジェイ・ヌルは抹殺しなければならない。

カトル『怖いんだね？』
レディ・アン『トレーズ様の敵！』
ヒイロ『任務了解。ターゲット確認』

ジェイ・ヌル『ヒョッヒョッヒョ、どうだ？ワシの兵器達は優秀じゃろ？』

【塗装前】

ほぼ紫々部シオンなので「ガンプラ」ではないですが、まぁ同じバンダイ印のプラモデルの兄弟分だし。
義眼＝サイトレンズ
鼻髭＝ストライクの黄色アンテナ
顎髭＝バスターライフル下部の口ばしパーツ
義手＝ジャンクパーツ
杖＝バスターライフル
これらを用いてるからGUNSTAレギュレーション違反では無いはず、たぶん💦

前のオペレーション・メテオの投稿でプチッガイの雪を払おうとしていたのはリリーナ様ではなく、マッドサイエンティストなお爺ちゃんだったのです！？

【オマケ】
買ったはいいが評判通りビミョ〜な造形なおかげでずっと積みプラになってたシオンが、まさかこんな事になるなんてッ！？

前のオペレーション・メテオの再現で、クマの雪を払う手のアップが一番それらしく見えるんで眠ってたシオンの封印を解きました。

最初はシオンの腕だけ使おうと思っていたらふと、シオンの白いコートが白衣に見えてきて、髪を銀髪にしてサイトレンズで義眼付けて、ハンドパーツを義手にしたら「ドクターＪじゃん！？」って思えてきてしまいました。
それで雪が降る予報の前日に超特急でドクターＪ風に塗装して、まだ髭の接着が完全に固まってない状態で、雪の降る寒い外で撮影してたんです。

更にせっかくガンダムＷのネタ繋がりでもうひとネタ行けそうなんで、まだ持っていなかったＭＧ ウイングガンダムプロトゼロを急遽買いに行って、速攻作ってウイング３兄弟を取り揃えて今回の投稿に挑みました。