EXモデルの1/144ドップに現代兵器の迷彩カラーに塗装したものです。
主にドップはグリーン系の塗装が多いのが気になり、リアルカラーで仕上げたらどうなるのか気になって塗装。
表面処理はもちろん、グレーに塗装した後で戦闘機の写真を参考に
リアルタッチマーカーや銀色の水彩カラーでウェザリングしています。
なお、同時に制作してpixivで公開している小説に登場するドップをイメージして、荒野の空をバックに本格的なジオラマ背景をバックに撮影しています。
ドップはジオン広告が大気圏内用戦闘機。地上侵攻用の主力戦闘機として多数が急造された。
しかし、ドップの開発はコロニー内でコンピューターシュミレーション場で行われており、実戦テストでも10分程度の飛行能力しか持たないためガウ攻撃空母の護衛か近隣基地の範囲内でしか活動出来ない欠点を持っていた。
更に、コロニーのテスト飛行では想定されなかった北米地域特有のハリケーンやカミナリ対策、その他災害による天候によって初期の降下作戦では初期生産型のドップの故障率と撃墜数の急上昇を招いた。
そこでガルマ・ザビ大佐は、一年戦争前から反連邦活動を行っている北米解放軍をはじめとする現地のゲリラ部隊。
そしてバックにいるルオ商会など反連邦思想の強い企業の支援を受け、ドップの地球環境に対応した改修作業が行われていた。
まず、大雨による水没を防ぐ防水処理を施し、戦闘機で必須となるエア・データコンピューター(気圧高度・対気速度・外気速度など出力する機械)の更新。
そして、一部の機体では航空機の迷彩の追加を行う事で20%から30%以下へと生還率が向上したのであった。
とはいえ、ドップの致命的弱点である航続距離の短さと空力特性が極めて悪い点は健在であり終戦まで一部生産された後期型を除いて放置している。
これは、地球の環境を良く知らないジオン上層部が空中戦を軽視していた点やキシリア・ザビ主導のもと飛行能力を持つMS開発に予算が回ってドップに代わる新規開発の後継機を作る余裕がない点。
そして、空中戦闘は北米解放軍をはじめとする現地ゲリラ部隊の保有する旧式戦闘機や鹵獲したセイバーフィッシュに依存していたにも関わらず、ガルマ・ザビ戦死後に彼らを軽視し関係が悪化した事によって航空技術と鉱物資源が途絶えた点が挙げられる。
そのためガルマ・ザビ戦死後のドップの生還率が再び20%以下に低下。
ガウ攻撃空母の護衛すらままならず、ドップ後期型やドップ改、ドップⅡの開発しても改善されず姿を消していったのであった。
このドップ中期生産型は、ガルマ・ザビと現地のゲリラ部隊、ルオ商会との関係が友好だった証明とも言えよう。
という空想設定です。
コメント
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設定がしっかりしていて好感が持てます。現代戦闘機の迷彩も似合っています。ドップにプロペラントタンクを搭載する案などどうでしょうか?
ありがとうございます。
設定がしっかりしていると褒められたのは嬉しいです!
ドップにプロペントタンクの搭載のアイデアは良いですね!
もう一つキットがあるので試してみます!
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