グリーン・ノアにて極秘裏に開発されていた、ティターンズの新型ガンダム。
U.C.0087年にエゥーゴのクワトロ大尉によって奪取されたが、大尉がネオ・ジオンに合流し、かつての赤い彗星が蘇ったら…?という設定の元製作してみました。
なので、型番はRX-178から、内部機関を一部換装したと想定して、ジオン系の形式である”MSN”に変更しています。
まずは全体像から。
腰部2mm、首2mmを延長しています。
それに合わせて、胴周りのデザインを一部変更。
特にコックピットハッチは色々と加工しています(製作の様子は後述)。
背部です。
こちら側は目立った改修はしていませんが、腕後部と肘裏装甲を2mm延長しています。
可動です。
そんなに改修したつもりはないんですが、胴体の延長により自然な膝立ちが取れるようになりました。
下アングルから撮影すると、巨神兵っぽくてインパクトがありますね。
シールドです。
今回は"ジオンのMk-Ⅱ"なので、デカールの貼り方には相当こだわりました。
RGジオング用のデカールを主に使用しています。
これは、シャアがジオン側だったころの最後の階級が"公国軍大佐"で、そのデカールが多く含まれているのがジオングだったからということで購入・使用しています。
また、何故ネオジオンの軍章を使用していないかというと、この機体がプロパガンダとしての役割があると考えたからです。
MS開発を先行し、大戦初期には圧倒的優位に立っていた公国軍、その英雄たるパイロットが、"赤い彗星"であると解釈しました。
デカール位置のこだわりはこちらにも。
バズーカ等の一部箇所には、エゥーゴのロゴを入れてあります。
機体色のみを塗装し、フレーム等の部分は変更を加えなかった、という設定の元、若干連邦味のあるデカールも使用しています。
本当のことを言うと正しくはティターンズロゴだとは思うのですが、無かったので大目に見てください...。
少し分かりづらいかもしれませんが、ツインアイやセンサー部には蛍光塗料を使用しています。
白サフを下地にすればブラックライトを当てずともくっきり見えるかと思いますが、[稼働状態とアイドリング状態を再現してみたい]ということで、あえて暗い黒鉄色を下地にして吹いています。
ここからは製作工程を。簡単にまとめると、
- 首及び腰部2mm延長
- コックピットハッチの延長・内ハッチの形状変更
- 頭部形状の変更・シャープ化、顎延長
- 肩フレーム連動機構
- シールド保持方法の変更
その他、数か所の延長工作
1つずつ見ていきます。
を行いました。
RGのMk-Ⅱは上半身が少し詰まった印象があったので延長。
胴体はまず差込口を3mm穴に広げた後、プラバンで延長。その後、軸側も2mm盛った後、パテで肉付けしてきっちりハマるよう加工しています。
首は一度MSジョイントを切断。2mm厚プラ板を挟んで再接着。
これによりスタイル改善と、頭部の可動拡張ができました。
続いてコックピットハッチ。
今回、初めてエポキシパテを使用してみましたが、これが中々難しい。
特に削っていく上で平行にしていくのに中々苦戦しました。
また、赤い内ハッチの上部をカットして段差をつけています。
キットのものだと外ハッチを上げなくでも開けるんですが、どうもそれが気に食わず...。
段差を追加することで、より設定に現実味を持たせることができたかなぁと思っています。
少し見づらいですが、頭部工作。
顎は個人的に長い方が好きなので延長。
両サイドの...なんて言うんでしょう...SLで言う除煙板みたいな部分は、尖った形状に変更。
これにより、キリっとした印象になったかと思います。
肩フレームは、豆じろー様のMk-Ⅱの改造方法を使用させて頂きました。
RGはこの部分がパカパカしてしまうので、MSジョイント部分の形状を変更し、フレーム側はプラ板で延長した部分に差込口を作ることで連動機構を作成。
凹凸を作ることで、設定通り連動機構のあるフレームになりました。
今回の製作で、ここが一番の難点だったかも...。
シールドは、キット従来のものはシールド側との固定はボールジョイントでしたが、個体差なのか劣化なのかグラついて安定せず。
ということで、思い切ってボールジョイントを切断し、ネオジム磁石を仕込んでみました。
初めてネオジム磁石を使用してみたんですが、結構良いですね。
他のキットの武装でも、磁石さえ仕込めば装備できるので汎用性が高くなりそう。
ただし磁石2つ分の重量があるので、腕を上げると少しずつ下がってきてしまいます...。
これは致し方ないので目をつぶります。
ちなみに今回使用したRG ガンダムMk-Ⅱは、2023年の年末に製作した"ガンダムMk-Ⅻ"を解体し、塗装剥離をして製作しました。
もしよければそちらもご覧ください。
今回から撮影機材を全て一新して撮影してみました。
今までは雑にスマホのカメラで撮影して載せていたんですが、中古の型落ち一眼レフとレンズを購入できたので、少し画質や絞りが効いているかと思います。
多少黒潰れがある方が、少し怪しげな感じがあって個人的に好みなので、そのような撮影方法を取ってみました。
今後もこの撮影方法で行こうかな、と思っています。
デカールでかなり悩みました
コメント
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色々、参考にしてくれてありがとう✨どんどん進化してるなぁ😆
この暗い感じでビコーンが入れば、さらにカッコよくなるね☺️
はやくブラックライトが見つかるといいね😭
いつも有難うございます💦
この高校モデラー生活の中で、だいぶ色々な事が出来るようになりました✨
結局ライト見つからずで百均のレジン用ライトで光らせているので、後々ちゃんとした模型用のものを買います😖
オイラは模型用は使ってないよ。
Amazonで1700円くらいで買ったやつ。
波長が365nmのものが良く光ります👍
2021年末頃にガンマカから塗装を始めた、初心者高校生です。
こちらでは、2023年度から、自分が納得できた仕上がりになった作品を投稿していきます。X(旧Twitter)では、全作品の製作状況、完成写真も投稿していますので、是非御覧ください。
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