【GBNW】18：HGIBA MSオプションセット1＆CGSモビルワーカー

第１８改「アブノーマルな由縁」

アブノーマルな由縁は、世界独特の事情があるから。

引き続き、ペリシア近辺でIBA武装のテスト中。
ガンダム・フレーム、やっぱり難しいわ。GN粒子の恩恵で動かしやすいGNネイキッドとは違って、一個一個の動きに癖があって･･･パワーがあるから、でかくて重たいこの滑空砲も２丁装備できるんだけれど。
何度か宇宙空間でもテストしたわ。そっちはなんて言うか、そんなに変わらなかった。これもまた、「ガンダム」って事よね･･･

･･･で、あたしのカルメネールのメイン武装の一つにしようかと思っているこの滑空砲。
普通のガンプラなら上半身ごと吹っ飛ばせる威力は、過剰ですらあるわ。これで「副武装」なのはびっくりよ。
「鉄血」MSの装甲を形成するナノラミネートアーマーは、かつての「厄祭戦」でモビルアーマーが使ったビーム兵器から身を守るために作られたもの。
ビーム兵器に対しては絶対的な防御（GBNではそういったことは無いから安心、第１６改参照）、実弾兵器に対してもある程度の耐性があって（GBNではそっちに対しての防御は普通です）･･･最も有効なのは、重たい物理武装を相手に直接打ち付ける前時代的な発想。メイスが敬われるのも頷けるわ。
シールドの類は当然ナノラミネートアーマーでコーティングされてるし、それを突破するための装備はいくつも存在するわ。その主たるものが*ダインスレイヴ*･･･まさに矛と盾。
他のガンダムファンからするとそこが特徴的で、「鉄血」独特のパワーを生み出しているんでしょうけれどね。

･･･あと、忘れちゃいけないのはモビルワーカー（MW）。
モビルスーツよりも安価で扱いやすい、でも幾多のドラマを演出してきた存在。このGBNではこういった砂漠地帯の移動とかくらいしか役に立たないんでしょうけれど･･･あ。
通り過ぎてったわ。

（小説パートの補足）

・前回（第１６改）の復習の意味もあります。MW、GBNで使う機会は少なそうだけれどある意味魅力的でもある。

【武装データ】

キット種別：ＨＧＩＢＡ（「鉄血のオルフェンズ」オプションセットシリーズ）
発売：2015年10月
価格：600円（税抜き）

関連ガンプラ：HGIBO ガンダムバルバトス（滑空砲が対応。
ランスを装備すると「ガンダムトライエイジ」登場のガンダム・バルバトス（ランス装備）に）
HGIBO グレイズ（一般機/指揮官機）（シールドが対応、ライフルにマガジン装着可能）
HGIBO シュヴァルベグレイズ（マクギリス機）（ライフル・ランスが対応）
HGIBO ガンダムグシオンリベイク（滑空砲を使用経験あり）

HGIBO ガンダムバルバトス　滑空砲装備　クリアカラーVer.（滑空砲・MW付属。イベント）
HGIBO ガンダムバルバトス　コンプリートセット（同上。プレバン）
HGIBO シュヴァルベ・グレイズ（ガエリオ機）（ライフル・ランス・シールド付属。プレバン）

関連ガンプラ欄が徐々にカオス化してきました。IBAの性です。

IBA編２回目。最初のオプションセットである１です。
上記滑空砲装備は購入経験がありましたしランスはパーツばら売りで手に入れていますがセットは初。
バルバトス用武装関係とグレイズ用武装でブリッジ。素材はKPS。
シールは全て滑空砲用です。他は自分で塗装しましょう。

セット内容。

・バルバトス用滑空砲
・CGSモビルワーカー
・シュヴァルベ・グレイズ用ランス
・ライフル（ショートバレル）
・グレイズ用シールド

滑空砲：
主に無重力空間での使用を考えて作られた大口径ライフル。
命中精度よりも威力に重きが置かれている。

クタン参型にも付属する滑空砲。２個買えば当然ダブル滑空砲になります（写真のもう一本は滑空砲Ver.のクリア成形を使用）。
ガンダムバルバトスのバックパックを切り替えて装備させることもできますが、そもそものバルバトスのバックパックパーツが取れやすいのが難点。普通に手で持たせる方が似合うかな。

小説パートの写真のように、砲身を外して組み替え、グリップ部分を縮めることで背中に懸架可能。
上記設定で遠距離攻撃は切り札になりにくい･･･わりに、作中でもその威力が遺憾なく発揮された滑空砲です。
普通のガンダムで言えばビームライフル相当なのですが、とにかく巨大で取り回しが悪い代わりに威力を高めています。

シュヴァルベ・グレイズ用ランス：
ボードウィン家のガンダム･･･ガンダム・キマリスに似た性質を持たせる突撃武装。
ナノラミネートアーマーの一点突破を目的とした対MS・戦艦用装備。

ショートバレルライフルに組み付ける形で装備。塗装は必須です。
ランス自体にはシュヴァルベの前腕パーツに対応する突起があります。

発売当時、シュヴァルベガエリオ機を再現するには「紫に塗ってランスも塗って装備」させる必要がありました。
プレバンでは成形色は紫になりましたが、当然ランスは単色なので手間はそう変わりません。

ライフル（ショートバレル）：ランス基部に接続する牽制用武装。
グレイズ用シールド：耐熱仕様のシールド。ナノラミネートアーマーが施されており頑丈。

シールドは一般グレイズとグレイズリッターに対応する突起があり、手首も含めて二点支持。
それ以外のキットだと手首の丸軸のみなのでふらつきやすいです。

ショートバレルライフルのマガジンはグレイズライフル（グレイズフレーム全般に付属）のマガジンに切り替え可能。

CGSモビルワーカー：
CGS（クリュセ・ガード・セキュリティ）の地上用MW。
小型でキャノン砲の口径も貧弱。CGSの財政事情をうかがい知ることができるが、少年兵用に阿頼耶識システムを搭載することにより反応自体は良い。
発掘当初コックピットのなかったガンダム・バルバトスに移植されたのはこのMWのコックピットである。
CGSが鉄華団となった後も、戦闘や物資運搬、指揮などに使用された。

幾多の戦場を彩った名MW。当初はこれがコアファイターとしてバルバトスに合体する案もあったとか（先に「AGE」でやってしまったので現在の形に）。
砲塔が可動、足部分の可動は微妙。後のMWに比べ相当小さいです。
白く塗れば三日月用。ピンクなら初代流星号。

【次回予告予定】筆者はお酒は飲めませんがボージョレ・ヌーヴォーの解禁は明日（11/15）だそうで。
ついに登場したGBNーガードフレームを。