Sガンダム インプルーヴメント ディープストライカーEasy S Gundam improvement DEEP−STRIKER EASY

機体解説
型式番号MSA-0011(04)[Bst] PLAN 304E
本来はSガンダムの強化プランの一つである。（型式番号：MSA-0011［Bst］PLAN 303E）
巡洋艦アーガマに搭載された主砲と同じ型の艦載ビームカノンを装備。その名の示す通り、莫大な加速力で敵陣深くに突入し、戦艦の主砲で一点突破（一撃離脱）を図るという強襲型のコンセプトである。Iフィールドジェネレーターをコクピット前面に配置して操縦士の生存性を高めているものの、実現には天文学的な予算(MGモデルで21,600円！ちょっと高すぎて私には手が出せませんっ！)が必要であることや、旋回性能などMSとしての機動性についてシミュレーション上で十分な性能が得られなかったことが災いし、結果としてMS単位での必要性が疑問視され、机上プランのみで終わっている。

しかしながら、せっかくなんで大量に残るEx-Sの余剰パーツを基にそれっぽく作ってみようという事で、制作してみたのが“Sガンダム インプルーヴメント ディープストライカーEasy“である。

その為、構成パーツの大部分がEx-Sガンダムのパーツのオンパレードである。しかしながら、主砲は無から作る技術は残念ながら持ち合わせていない為、異世界のSガンダムさんが持っていた、バスターランチャー「アグニ」を右肩部に、異世界のMASKD RAIDER・フォーゼが装備していたレーダーを左肩部に装備する。

この「アグニ」はアーガマの主砲程ではないが、それでもコロニーの壁とかに撃てば、うっかり壁に穴が空いちゃったりする程の威力を持つ。

その他のパーツは廃材から持って来ている。よって、コストはEx-Sガンダムを制作するのと同等となっており、非常に財布に優しい仕様である。これなら、地球連邦軍上層部も納得してくれるんじゃ〜。...えっ、旋回性能？...。その問題は忘れてました...。

まあこういったの形態である為、変形は本来必要ないものであるが、まあ、離脱用ということにして変形します。
Gアタッカー、Gボマー、Gコアへの分離、またGベースへの合体、またかなり無理矢理にではあるが、Gクルーザーへの変形と、全ての形態を取ることが可能となっている。
変形合体する場合は戦闘空域から一度離脱して下さい...。絶対狙撃されます。目立つんで。

ディープストライカーの可変って面白そうじゃないですか？早速いってみましょう！

●Gアタッカー
Aパーツから構成される。上半身。
バックパックにブースター追加ユニットとプロペラントタンク3基が付きます。
機首4連装80mmバルカンとビームカノン4門搭載。更にバスターランチャー「アグニ」搭載。ブースター追加ユニットが付くものの、他にいろいろ付く関係で機動力は低下します。また、反動に耐えられないので、アグニは低出力でないと撃てません。戦艦のドックにもそのままじゃ収納出来なさそうですが。
Iフィールドジェネレーターも付きますが、出力低下する為、Iフィールドバリアの常時発生も出来ません。「ALICE−ⅱ」も無いのでインパクトの瞬間の防御も出来ないので...。
あくまで緊急離脱用ですね。

●Gコア
コア・ファイター。
Sガンダムと同じ。まあ弄りようがないです。
●Gボマー
Bパーツから構成される。下半身。
ブースターユニット装備型とほぼ同様。
脚部Iフィールド発生装置が付きます。シルエットが大きく変わるものの、付いてるだけで機能しません。脚の代わりに、Ex-Sのブースターユニットが付いているんで、出力は高く、すっ飛んで行きます。人工知能「ALICE-ⅱ」が操縦するので問題なし。しかし、ここまで来るとMSのBパーツには見えませんね。
プロペラントタンクが無くなってしまうので、持続性はありません。
大腿部フレームにビーム・スマートガン及びビームカノン搭載。

●Gベース
Gコア+Bパーツ
Gブースターに近い形態。
機首がIフィールド発生装置になる以外はブースターユニット装備型とほぼ同様。
シルエットは大きく変わり、Gコアが内蔵した様な形状になります。ウルトラマンシリーズの戦闘機にこんな感じの物があった気が。Gボマーと同じく、脚の代わりに、Ex-Sのブースターユニットが付いてるので、
普通のコアブースターの2倍の推力です。あくまで離脱用です。操縦は「ALICE-ⅱ」に任せましょう。

●Gクルーザー
Gアタッカー+Gベース
Gアタッカーを上部に、Gベースを下部にバックパック部のジョイントにてドッキングした形態。
ブースターユニット装備型とほぼ同様ですが、増加パーツが多いので、か〜な〜りムリヤリ変形させてますよ。
MS形態より推力は高いが、攻撃性能、回避性能は低下する。そもそもMS形態で十二分に推力は高いので、Gクルーザーモードの意味はあまりない。

変形させて写真を撮ってみたもの、最早どうなっているのか、自分でもよくわかりません。形状を保持するのが、とっても大変でした。

武装
●脚部ビームカノン
本来は背部ブースターに設置される武装だが、303Eでは左右脚のブースターに2門づつまとめて設置される。射角狭い。
長射程用に改修されているのが本来だが、予算削減の為されてない。
●背部ビームカノン
後述する、追加ブースターに2門装備。
前には向かないんので背面からの敵機への牽制用である。そもそも、この機体の加速に敵機が付いてこれる訳ないので、意味があまりない。まあ飾りです。

●大腿部ビームカノン
Zプラスの同名装備の改良型。オリジナルでは設置していなかったが、見た目的にそのまま腰部に設置された。撃てるかって聞かれれば撃てます。そういえば、変形後には有効。
●ビーム・スマートガン
Sガンダムお馴染みの手持ち火器で、通常版よりも銃身が大型化されているのが本来だが、されてない。右脚のブースターに懸架しないで普通に持ってます。
普通ならこのSガンダム基本装備で十分だが、本機は普通ではなかった……。

●アーガマ級メガ粒子砲ユニット
本機の象徴であり、これが無くては始まらないんですけど、丸々付いていません。コレの代わりにバスターランチャー「アグニ」を右肩部に設置してあります。と、いうわけで
●320mm超高インパルス砲“バスターランチャー”「アグニ」
全長約20mの大型ビーム砲。一撃でコロニーの外壁に大穴を開ける程の威力がある。が、それに比例してエネルギー消費率も高い為、本機ではアグニに直接パワーケーブルを2本接続して、ジェネレーターからエネルギーを供給する事で使用する。コロニーに穴を開く程の威力があるんで、撃つ時はやっちまわないように注意しましょう。沢山の人の迷惑になりますよ？被害総額も大変です。
ん？じゃあ何で劇中ではコロニー内で装備して出てきちゃったんでしたっけ？
どこに撃っても壁に当たりますよねえ？

●大型ディスク・レドーム
左肩には戦艦並の探知能力を持つレーダーを搭載した大型ディスク・レドームを設置している。主にフォーゼの劇中序盤で活躍した、気がする。

▼その他装備
●マルチ・センサー
ΖプラスC1型のディスク・レドームを改修したもので、左腕を丸ごと換装して取り付けたりはしてません。
フォーゼのスイッチを基にレドームに、後はジャンクパーツで作りました。ついでに小型シールドも付いてます。普通に左手で持ってます。これだけでEWAC機1機分の探索能力を持つ。これを活かすためレーダー士官を本来は搭乗する所を搭乗せずに、「ALICE−ⅱ」が索敵してくれます。

●胸部Iフィールド発生器
胸部の増加パーツに搭載。Ex-Sではコクピット回りのみ、それも一瞬しか展開できない限定的なものだったが、303Eでは常時高出力のバリアが展開可能なんですけど、ここはそれっぽくEx−Sの余りパーツとEx−Sの増加パーツでそれっぽくしたもので、脚部から出力を補助して常時出力出来るって事にしておきましょう。

●脚部Iフィールド発生装置
Ex−Sのスタビナイザーを基に余りパーツで作成。そもそも、これは脚部なんだろうか？元々はIフィールド発生器だったが、ちょうどいい出力口が見つからなかったので、胸部に対して出力を補助するユニットという事にします。下面には、補助用のサブアーム付き。

僚機と共に。
Sガンダム インプルーヴメント ディープストライカーEasyでした。