ZGMF-X59S 「アーヴァンクス」
ザフトの新型水陸両用機。
メサイア攻防戦終結後、再びユニウス条約による制約下で戦力の再編が始まったザフトに於ける海上戦力の要として製造された。
水中用の高性能機としては既にアビスが存在したが、海中を経由する侵攻能力に特化したアビスでは重要拠点の防衛を含む複数の状況に対応出来ないと地球戦線の上層部が判断。そのため新型機の配備を要求したという開発背景を持つ。
換装・分離合体機構を駆使し、単機で従来MS複数分の性能を発揮する事でユニウス条約の制約である「MSの保有数の制限」をクリアしたZGMF-X56S「インパルス」。
アーヴァンクスではその軍用MSとしてはインパルスのその奇異な特性に着目し本体設計のベースとしている。
しかし設計の基としながらも海洋での運用やインパルス系MSを実戦投入して得た反省を活かした仕様変更が多く、オリジナルの特徴であったシルエットシステムとの互換性は無い。
分離合体機構も戦闘行動中の合体は不必要と判断された為、一部機能をオミット。その代わりに分離機能のみを拡張し損傷・推進剤を消耗した部位を専用機材無しで即座に分離、予備パーツと交換する事で戦闘中の整備時間を大幅に短縮可能になっている。
XTMF/M-901 「プリスティオス」
アーヴァンクスの背中に接続された高速潜航機で、機体と分離してからは自動操縦によって稼働する無人機として単体運用される。
アーヴァンクス本体よりも耐圧性能が高く、無人機である事も相まって水中用MSよりも深い水域で活動が可能。
その為主な用途としては深水域を経由した偵察行動や艦艇への先制攻撃に用いる事を想定している。
武装面は先代のアビスと違いカリドゥス改複相ビーム砲の様な単一兵装での火力よりも、既にザフト系MSに普及している実体弾やフォノンメーザー砲を組み合わせ豊富な手数による面制圧と武装に消費するエネルギーを抑え長時間に渡る継戦能力を重視している。
プリスティオスの先端部は予備グリップにマウントする事で耐ビームコーティングされた高周波ブレードとして運用が可能。
ランスでは間合いが不利な相手との交戦や他の武装が破壊された時に使用される。
XM-RQB515 試作複合ビームランス
アビス開発時に製造された試作品。前端に実体槍剣、後端にビームライフルを持つ複合兵装で地上・水中・宇宙問わず使用出来るアーヴァンクスの基本装備。
槍部分はブレードが稼働し中央部からビーム刃を展開する事でフェイズシフト装甲搭載機にも問題無く近接攻撃を行える。
アーヴァンクスで採用された一方、アビス開発時にはライフル部分が不要、複合兵装では機構が複雑化により信頼性に欠けるなどの評価で制式採用はされなかった。
アーヴァンクスガンダムvsヴィドフニールガンダム
名前の由来になったアーヴァンクはイギリスの川にいる妖怪で見た目は青黒くてデカいビーバーなんだそうで。
最初は機体の色を伝承に合わせて青黒にしたかったんですが暗い色調だと写真では見辛い事が分かったので細部に赤を加えてみました。
アーヴァンクスガンダム、潜航せよ!
水中用インパルス
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