グフ・ジャール

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グフ・ジャール

型式番号 MS-07B2

武装 ヒートサーベル、試作ヒートサーベル、改修型5連装75mm機関砲、胸部対人用35mm機関砲、試作グレネードランチャー、

ランバ・ラル大尉が搭乗しガンダムと死闘を繰り広げたYMS-07B「グフ」。その後は一般兵向けに調整と武装の変更が行われたMS-07Bが量産を開始、各戦線へ投入された。この量産モデル「07B」、次第に各所から「調整されて尚一般の兵士では扱いに余る」という報告が司令部に複数寄せられる様になった。特殊な武装(ヒート・ロッド)、ザクⅡとは使い勝手の異なる基本武装(ヒート・ソード、フィンガーバルカン)にパイロット、整備スタッフ双方が少なからず不満を抱いていた。グフ投入当初は連邦軍のMSとの交戦、或いは目撃される事が少なく、乗り慣れたザクⅡ J型でも日々の戦闘では連邦軍の地上戦力に対し充分対処が出来ていたのも彼らの不満に拍車をかけた。独自に現地改修を始めるエースパイロット、再度ザクⅡに乗ろうとする一般兵達。早期に連邦軍の大規模攻勢を察知していたジオン軍上層部は来たる連邦軍MSとの戦闘に備える為、更に実戦運用に即したグフを用意する必要に迫られた。改修にはマ・クベ大佐指揮下の技術者が参加しており、トゲの無くなったショルダーアーマーが大佐の骨董品趣味で収集される「 壺 ( JAR )」に似ている事から現場の兵士達からは「ジャール」と呼ばれていた。

ランバ・ラル大尉が搭乗しガンダムと死闘を繰り広げたYMS-07B「グフ」。その後は一般兵向けに調整と武装の変更が行われたMS-07Bが量産を開始、各戦線へ投入された。

この量産モデル「07B」、次第に各所から「調整されて尚一般の兵士では扱いに余る」という報告が司令部に複数寄せられる様になった。

特殊な武装(ヒート・ロッド)、ザクⅡとは使い勝手の異なる基本武装(ヒート・ソード、フィンガーバルカン)にパイロット、整備スタッフ双方が少なからず不満を抱いていた。グフ投入当初は連邦軍のMSとの交戦、或いは目撃される事が少なく、乗り慣れたザクⅡ J型でも日々の戦闘では連邦軍の地上戦力に対し充分対処が出来ていたのも彼らの不満に拍車をかけた。

独自に現地改修を始めるエースパイロット、再度ザクⅡに乗ろうとする一般兵達。早期に連邦軍の大規模攻勢を察知していたジオン軍上層部は来たる連邦軍MSとの戦闘に備える為、更に実戦運用に即したグフを用意する必要に迫られた。

改修にはマ・クベ大佐指揮下の技術者が参加しており、トゲの無くなったショルダーアーマーが大佐の骨董品趣味で収集される「 壺 ( JAR )」に似ている事から現場の兵士達からは「ジャール」と呼ばれていた。

そして完成したのが「 B2 (仮称)」タイプ。内蔵武装であった為、整備に難があったフィンガーバルカン。量産モデルでは既に撤廃され代用としてザクマシンガンが装備されていたが、このままでは余剰在庫となってしまうフィンガーバルカン用の75mm弾を戦線に普及させる為従来と同じ75mm弾武装を用意。外付けに変更し装弾数を増やした改修型は一定の評価を得る事になり、後続の改修機「グフ・カスタム(B3)」でもこれと類似する武装が装備された。

そして完成したのが「 B2 (仮称)」タイプ。

内蔵武装であった為、整備に難があったフィンガーバルカン。量産モデルでは既に撤廃され代用としてザクマシンガンが装備されていたが、このままでは余剰在庫となってしまうフィンガーバルカン用の75mm弾を戦線に普及させる為従来と同じ75mm弾武装を用意。外付けに変更し装弾数を増やした改修型は一定の評価を得る事になり、後続の改修機「グフ・カスタム(B3)」でもこれと類似する武装が装備された。

胸部対人用35mm機関砲。アジア、北米戦線で次第に目撃される様になった連邦製MSの頭部バルカンにジオン軍技術陣は着目。対人用兵装としては既にザクⅡ J型でSマインやクラッカーが実用化されていた。しかし友軍の歩兵支援や市街地でのゲリラ掃討、低高度に滞空する航空戦力(ファンファン)の撃破などには連続射撃が可能で加害範囲を絞れる機関砲の方が使い易く、実際にバルカンを搭載したザクも少数ながら生産されていた為、グフ・ジャールにも類似の機銃兵装が搭載された。

胸部対人用35mm機関砲。

アジア、北米戦線で次第に目撃される様になった連邦製MSの頭部バルカンにジオン軍技術陣は着目。

対人用兵装としては既にザクⅡ J型でSマインやクラッカーが実用化されていた。

しかし友軍の歩兵支援や市街地でのゲリラ掃討、低高度に滞空する航空戦力(ファンファン)の撃破などには連続射撃が可能で加害範囲を絞れる機関砲の方が使い易く、実際にバルカンを搭載したザクも少数ながら生産されていた為、グフ・ジャールにも類似の機銃兵装が搭載された。

試作グレネードランチャー。B2型の設計を考案する前に各戦線のパイロットから得た意見の中に通常のグフでは敵施設や艦船に対し有効な射撃兵装が無いという指摘があった。実際、北米戦線ではこの問題を解決する為にジャイアント・バズの装備が検討されておりキャリフォルニアベースでは「グフ複合試験型」にてジャイアント・バズを装備させている。しかしバズーカ式の大型武装では取り回しが悪い事から、機動性の低下を危惧し本機ではマシンガンと同サイズで使用出来るグレネードランチャーの装備を決定。射程、精密性ともにバズーカ式に劣るが取り回しの良さを優先させている。

試作グレネードランチャー。

B2型の設計を考案する前に各戦線のパイロットから得た意見の中に通常のグフでは敵施設や艦船に対し有効な射撃兵装が無いという指摘があった。実際、北米戦線ではこの問題を解決する為にジャイアント・バズの装備が検討されておりキャリフォルニアベースでは「グフ複合試験型」にてジャイアント・バズを装備させている。

しかしバズーカ式の大型武装では取り回しが悪い事から、機動性の低下を危惧し本機ではマシンガンと同サイズで使用出来るグレネードランチャーの装備を決定。射程、精密性ともにバズーカ式に劣るが取り回しの良さを優先させている。

本機の開発で得たデータは本命のグフ・カスタム(B3)開発に使用され結局、大量生産にこそ至らなかったが製造された1機は整備性の良さから代替部品の供給には事欠かず、操縦の難易度も低かった事からジオンが劣勢となった一年戦争末期では他の主力MS達と肩を並べ本機も実戦に参加していたとされる。

本機の開発で得たデータは本命のグフ・カスタム(B3)開発に使用され結局、大量生産にこそ至らなかったが製造された1機は整備性の良さから代替部品の供給には事欠かず、操縦の難易度も低かった事からジオンが劣勢となった一年戦争末期では他の主力MS達と肩を並べ本機も実戦に参加していたとされる。

戦車隊を護衛するジムコマンドが登場、MS戦が展開される。

戦車隊を護衛するジムコマンドが登場、MS戦が展開される。

ヒート・サーベルが炸裂!撤退する61式戦車の車列にも機関砲を向け75mm弾の雨を浴びせる。グフ・カスタムと同型品のヒート・サーベルは切断用の温度を展開せずとも大質量の殴打武器として使えた為、動作の信頼性が高かった。

ヒート・サーベルが炸裂!撤退する61式戦車の車列にも機関砲を向け75mm弾の雨を浴びせる。

グフ・カスタムと同型品のヒート・サーベルは切断用の温度を展開せずとも大質量の殴打武器として使えた為、動作の信頼性が高かった。

戦後、カラバに参加しティターンズとも交戦したとかしなかったとか。

戦後、カラバに参加しティターンズとも交戦したとかしなかったとか。

グフ・ハンターのHGほしい

コメント

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  1. 凄いねぇ…😅

  2. ネ申やん 1週間前

    作品拝見しました。背景や設定がとてもリアルで納得です。各種武装もとても良いですね!!わたしもフィンガーバルカンはちょっと…。ちなみに私も07B2を作製しておりますので宜しければ見てやって下さい。

    • UNION_JAPAN 1週間前

      少尉のグフ含め複数作品拝見しました。原作のグフをリスペクトしたディテールアップと実戦向けにブラッシュアップされた武装の新鮮さが見事です!

      カラーリング含め自分はともかくグフの第一印象を取り除く事(青→緑、武装マシマシ…etc.)でオンリーワンを表現出来ると考えていたのですが今になってなるほど、こうしたアプローチがあったか…!と大変勉強になりました

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