プロスペラとエリクトとの対話を決意したスレッタの為に用意されたBプラン。
宇宙議会連合のエージェント、グストン・パーチェの主導によるAプランとして20年以上前のガンダムであるキャリバーンの復活が急ピッチで進められていたが、万が一計画が頓挫した場合の代替案として準備されていたものであった。
ガンドフォーマットを搭載した機体としては、最も最近まで実戦運用されていた機体であり、ほぼ無傷で回収されたルブリス ・ウルを母体として、ベネリット本社の技術試験部門とドミニコス隊所属のメカニックチームの手により仕上げられた。
ルブリス・ウルの本来持つ重装甲と直線加速力を生かし、プロペラントタンクと追加ブースターをオプション装備。途中予測される迎撃に対しては増設された武装による圧倒的な弾幕形成によりこれを撃退し、最短距離での目標到達を最優先とするコンセプトである。
機体背面に接続されたブースターユニットには、水星圏までの超長距離連絡航路用に研究開発されていた次世代エンジン及び推進システムを採用。
地球往還軌道エレベーターの実現以来使用されなくなっていた、パーメット技術を用いていない旧世紀の大気圏離脱用ロケットブースターと合わせることによりデータストーム空間への突入を可能にした。
追加兵装には、技術試験中の超弩級携行火器や、オーバーライドによる返り討ちを避ける為にパーメットリンク誘導技術を用いない旧世代式の実弾兵器が選択された。
さらには、ルブリス・ウルは設計上の耐パーメットスコア限界強度が本来スコア4程度であったが、分子レベルにまで小型化したパーメットを含む特殊な塗料をマーキングする新機軸の最新技術・パーメットデカールを全身に施すことにより、データストームを分散させ、より高負荷のスコアにも耐えられるようになっている。その制御のために、頭部ユニットのアンテナは、キャリバーンのものと同基軸のシェルユニットが配されたものに換装された。
また、格段に出力が向上したことによる排熱対策として、胸部装甲前面には宇宙用ラジエーターが追加されている。
古い地球の童話では本来は12時になるとシンデレラにかけられた魔法は解けてしまうのだが、そのジンクスを逆手に取り、0時(クワイエットゼロ)までは止まる事なく到着できますようにとの願いを込め、味方機識別のため純白に塗り替えられた機体は、《シンデレラエクスプレス》の愛称と共に送り出されるのであった。
X-EX01: FA
GANDARM Calibarn Witch's Broom
こちらはあくまでシュミレーション段階のペーパープランとしてであるが、素体となる機体としてキャリバーンを用いる案も検討されていた。
その完成予想CGは、さながら箒を駆る魔女の姿であったと言われる。
水星の魔女最終回の興奮もまだ冷めやらぬ中、キャリバーンと同時に購入したのがルブリス・ウルでした。劇中描写だけだと、大きな破損もなく回収されたはずだけど、、最終回のガンダムサークルにも入れてもらえず、アレ?どこ行った⁉️笑
てことで、ここに創作の余地を見出し、もしかしたらあったかも知れない世界線の最終決戦主人公機。
角ばった強そうなフォルムに、武器がガトリングなど、ロボット好き男子にはストレートに刺さりそうなデザイン。オリジナルの緑も好きな色だけど、ここはキャリバーンと対になるような純白に染まってもらいましょう。
武器は最終決戦仕様らしくモリモリで。当初のイメージはフルアーマーユニコーンのような感じでした。
白部分は、余っていたラッカーのミスターカラーグレーサフの上から調色したホワイトメタリック→水性パールホワイト→デカール貼り後にクリアー2層。
元々白だったパーツはキャリバーンにも使ったグレーメタリックに。フレームと武装類はメタルブラック、スラスター類はカッパー、プロペラントタンクとブースターユニットは艶消しトップコートのみで、各所部分塗装。
魔法使いやら、クワイエットゼロやら、初ガンの強化プランであったソロモンエクスプレスやら、散漫的なキーワードと構想を考えているうちにパッと思い浮かんだこの機体のペットネーム「シンデレラエクスプレス」はバブル期に新幹線最終便につけられていたキャッチコピーから。(ギリギリ知らない世代ながら名前だけは何故か聞き覚えありました😅)
ゴツい見た目に反してキラキラした愛称の機体っていうギャップもいいですね☺️
シンデレラらしく足はガラスの靴に仕立て上げました✨ライトブルーのキャンディ塗装。
キャリバーンみたく虹色パーメット🌈にしたい!と、アンテナとシェルユニットはレインボーキャンディ塗装。当初、エアブラシ を考えてみたけど、この僅かなパーツのためだけにエアブラシ はしんどいと、横着して筆塗りに変更。下地シルバー→青、緑、黄、赤の各種クリアーを塗りちょっとサンバカラーみたく色彩がハッキリし過ぎになりましたが、仕上げにパールホワイトを筆塗りで、いい感じに淡くなりました。
本体ほぼ唯一の改造点、胸部ラジエーターはコトブキヤ丸モールドを接着。
1箇所だけ赤を入れて締めたいと思い、胸部ハッチか、ガンダムで言うV字マーク部か迷いましたが、後者にしました。
このキット、外装付ければほぼ見えなくなる部分にもデティールが施されていて思わず塗っちゃいました笑
水星キットは意図的に後ハメがし易いように設計されていた影響かとも思いますが、内部フレームでもカッコよくていいですね👍
今回、武装は惜しみなく盛りました。
ハルバードはシステムウェポンキット07、msgのミサイルポッドやロケットランチャー。
セレクターライフルというキットには4種類の選択パーツが付属していたので、全て使わせてもらいました😆ライフルのパイプ部は断線したiPhoneのケーブルをカットして使用。なんとケーブルと差し込み穴の太さがシンデレラフィットです笑。
ブースターユニットとプロペラントタンク、新発売のバックパック、ビームキャノン、ミサイルランチャーは30MM。
最終的にはサンボル版フルアーマーガンダムや、サイコザク、FAZZなんかも思わせるフォルムになりましたね。フルアーマー・重武装は正義❗️w
創作ストーリーの中では最終決戦の表裏を担う事になったという設定の二機。実は開発元も同じオックスアース社だったり、配色も同じにした為か、兄弟機と言われてみても違和感の無い組み合わせです。
????「とめてみせます‼️」
もしかしたら有り得たかもしれない世界線の最終回。
ご視聴ありがとうございました🏳️🌈
使用キット
HG 1/144 ガンダム ルブリス・ウル
システムウェポンキット07
MSG セレクターライフル、ミサイル&レドーム、マルチミサイル、丸モールド
30MM 大型プロペラントタンクユニット、ヘビーウェポン01
GMコーションデカール No.12 オペレーションテキスト #2 プリズムレッド&ネオンレッド
Mr.カラーグレーサーフェイサー
水性ホビーカラー
目一杯の祝福を君に🌈
コメント
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コメント失礼します。本体もカッコ良いですし、背景や小物で写り映えがしますね。アングルとか参考になります。
コメントありがとうございます!
百均のアイテムを駆使している程度で、まだまだなんですが、そう言って頂けると嬉しいです(zaku-kao2)
UC.60生まれ
ジオン第四工科大卒
1年戦争時 工兵の不足により工業科学生でありながら学徒動員・徴用され第603技術試験隊においてオリヴァー・マイ技術中尉付きのメカニック見習いとして、様々な機体に携わり無事終戦まで生き残る。これは、彼の肉眼に映った兵器たちの記録である。
主に微改造・全塗装で仕上げている初心者モデラーです。
ガンプラの取説にある機体解説やショートストーリーが好きで、それに寄せた文章を考えてみました。
お目汚しですが、よろしくお願いします。
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