1/144 可動軸増し増しドム

前回投稿させていただいた「ねんドム」をベースにしています。安彦良和さんのイラストのドムを目指しました。

ドムの片膝立ちを見たかった...。何とかできました！コックピットのハッチが開いているのですが、写真ではよく分かりませんね。パイロットはガイア大尉（の予定）。

同じく後ろから。胴体上半身はほぼフルスクラッチです。足のスカートが干渉するので、腰のスカートは可動します。足首を曲げる機構はうまくいったと思います。

片膝立ちへのこだわりが伝わるでしょうか？写真では見えませんが、股関節は前方にスライドします。スカートが小さいため、熱核ジェットは切り貼りして収めました。

モノアイはチップLEDで電飾し、上下左右に動きます。胴体の回転軸は中心に移動したので、ねじることができます。

ヘッドのシェルはパテで、内部はプラ板で制作しました。回転軸４つ、スライド軸１つの５軸で胴体と接続しています。肘にも可動軸をつけました。

今回の"修行"で、プラ板加工のコツがつかめたように思います。曲面の加工でできた凸凹を、最初はすぐにパテを盛ってしまったのですが、ランナーパテを使った方がきれいに仕上がることが判りました。

ねんドムを作っておいて本当に良かったです。寸法を測ったり、型を取ったりできました。足のスカートは、マステを貼った上にセロテープで固定（左上）、分割線をマジックで書いて（右上）、平面に展開して型を作り（左下）、プラ板を切り抜いて、超音波カッターで曲げながら溶接（右下）して制作しました。

肩のジョイントは考えました。肩が上がるのと、360度回転する腕とのジョイント、さらに腕を引き出せる機構によって、オルテガハンマーの肩がより自然になり、片膝立ちの時の手も地面に届かせることができました。

オルテガハンマー（ガイア機だけど）の制作途中の写真です。グーの手の指を切り貼りして作ってます。なので、今のグーの手は、指を切り離す前に型を取って作ったパテ製です。

最後までご覧いただいてありがとうございました。

ガンプラ禁止の刑を受けている間、また、その後も多くの応援コメントをいただきました。ありがとうございました。仕事、家族サービス、ガンプラ、はバランスを取らないといけないですね。

ブツブツ言いながらもここまで時間を使わせてくれた妻に感謝です。ありがとう！