【HGUC】ギラ・ズール（北アフリカ戦線仕様）

実はベースになった機体は、ギラ・ドーガ重装型にバックパックを、ギラ・ドーガ改にシールドを取り上げられていたアンジェロ機です。
スツーカ改作成の折にはバラしてパーツの一部にしようか？とも考えたのですが、思いとどまったりもしました。
そもそもバックパック目当てで発売時(2010年)に購入したものですから、本体はパチ組のまま10年以上放置されていた事になります。w
重装型にとられたバックパックですが、提供先のギラ・ドーガのバックパックはガルバルディーにあげちゃって、背負うものがなくなっちゃっていたんですが、先日、プレバンのサイコ・ドーガを作成したところ、バックパックがまるごと余ったので、この子にプレゼント。ついでにシールドもパチ組放置中のズール・キュアロン機からパクって来ました。
キュアロン機はどうしようかしら。

色々なキットからパーツを持ってきているので全塗装必須になり、ならば！ということで、デザート迷彩に。

今回もシールドには、けしからんおねいさんの登場です。

シールドの裏面はそれっぽくH形鋼で構造を入れ込んでいます。
一般機では「06R」そのものだった太もものデザインが、親衛隊機仕様になると「R2」になっているのが興味深いです。

マシンガンはストーリーでも紹介したズールマシンガンをショートバレル化したもの。元ネタはナラティブのエリク機です。
銃口がサプレッサーっぽくなっていますが、ビームですよね？ｗあぁ音はともかくマズルフラッシュが軽減？するの？？
上部のサイトの上には、レーザーサイトなどを取り付けるレールのような意匠があるので再現しておきました。

ショッキングピンクのパチ組状態と比べると、見違えるように精悍になりましたｗ

ズールさんは装備が多くて大変です。
バックパックの「背嚢感」もあって歩兵っぽいスタイルです。

迷彩パターンは近藤和久先生のイラストレーションを目指した感じにしてみました。

相変わらずメンドクサイ袖付きのエングレービングですが、胸、襟、袖の黒ベースの部分は定石のラッカー白→エナメル黒→エナメル溶剤拭き取り、です。
その他全身のホワイトラインは面相筆の一発塗りです。震えてます。

塗装以外はほぼ無改造のストレート組ですが、スタイルは良好です。

モノアイが目立ちにくいデザインですが、モノアイレールに開口しHアイズを埋め込んでいます。

動力パイプは差し色としてワインレッドにしてみました。
キャラクターモデルとしての「映え」も必要かな？って。

塗装工程終盤戦、デカール貼りの後1週間の乾燥定着養生の上、つや消しクリアを施工したところ。

北アフリカ戦線の僚機と。

最後までご覧いただきありがとうございました！