2023年の6作目、ドムが完成しました。
ガンプラ界隈でまことしやかに囁かれる「ドムにハズレ無し」の格言。果たして本当かどうかは自分で組んで感じてみるしかない!という事で運良く店頭で見かけた時に即ゲット。いつも通りの筆塗り全塗装でどこまでやれるか挑戦してみました。
組んでみて改めて思うのは、ファースト世代のMSはシンプルを極めているなという事。ここが出発点なので当然なのですが、シンプルさが絶妙だと思います。自分のディティールアップスキルでは逆にダウングレードしてまいそうですので、基本工作を極力丁寧に、シンプルの底力を引き出せるようにをテーマにしました。
あと、自分的なこだわりっていうほどのものでも無いですが、ファーストガンダムの機体はつや消しで仕上げるようにしています。(普段はほとんど半光沢仕上げ)
なお、ご存知HGのドムはリックドムとの選択式ですが、今回はドムで作ってます。
工作で一番苦労したのはやはりバズーカです。
HGキットの宿命みたいなもんですが、武装のモナカ割りで且つこのサイズ、加えて容赦なく合わせ目を横断するモールド。
「ドムにハズレ無し」を「簡単に作れて仕上がり最高なキット」と勘違いすると痛い目に遭いますね。
バズーカの中でもここの処理が鬼門でした。
キットの個体差なんでしょうか?この太めなモールドが左右で結構エッジの角度が違うくて、そのまま合わせ目消しただけではガタガタなモールドになってしまうため、瞬間接着剤で整形してモールド彫り直して面出しして…と結構頑張ったポイントです。
こちらはヒートサーベル。
いつもはビームサーベルばっかりなので、サーベルに塗装するって10代の頃に旧キット作ってた時以来の体験でした。
あと、手のパーツのモールド掘り起こしが毎度シンドイんですが、加えてこれも個体差なのか?バリと呼んで差し支えないような強烈なパーティングラインがあってバズーカの次に大変でした。
でもこういう細部の処理が、全体の仕上がりに与える影響って大きいと思います。ドムみたいなシンプルな機体は特に。頑張り甲斐があります。
僕の撮影技術では伝えづらくて恐縮ですが、地味にヒートサーベルと胸部拡散ビーム砲は蛍光塗料使ってます。
お背中です。
バーニア部をこれまた地味に本体とは別のグレー使ってます。
あと、ツィマッド社代表なので、背中にロゴを背負わせてみました。
過去にゲルググでも同じようなことしてます。
ツィマッドの後輩と記念撮影。
後輩の方は去年先行して黒い三連星カラーで仕上げたものです。結構身長差ありますね。
ちなみにバックのツィマッドロゴは、ネット通販で手に入れたツィマッドTシャツであります。見つけた瞬間にポチってしまった笑
https://cospa.co.jp/detail/id/00000068613
アニメTシャツなのにコア過ぎてアニメグッズに見えないのがポイント。
という訳でドムでした。
出来上がった瞬間、「ドムにハズレ無し」の格言はごもっともと思いました。
しかしそこに至る道のりは決して楽勝では無く、かと言って理不尽と言う仕打ちでも無い。こちらの力量に合わせて出来栄えが良くなっていく組み応えのあるキットという感想です。とても満足してます。
最後までご覧になって頂いたツィマッド社の皆様に敬礼!
ツィマッドの存在はガンダムの後付け設定の中で一番好きです。
コメント
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丁寧な工作でシンプルに制作されているのが素敵です!素材の味を引き出していて、やはりドムにハズレ無しは本当なんだなぁと感じますね😄
いつも優しいお言葉ありがとうございます(gandam-kao3)
自分は仮組を一切しないものでして完成時にようやく全体像が見えるのですが、ドムが出来上がった瞬間はデカいカブトムシ見つけたみたいなテンションになりました笑
2021年5月から久々にガンプラ組み始めました。宇宙世紀モノを中心でHGを筆塗り全塗装で楽しんでます。特別な改造は無く、取説通りの表現に+αあるかないかと言ったところでしょうか。
過剰な積みプラを避ける為、実際に鑑賞した作品の機体のみ組むようにしていますが、最近ではプラモを作る為に未読の小説版等を購入して読み漁る有様です。
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