一年戦争全期間を通してジオン公国軍主力MSとして運用されたMS-06ザクⅡの地球侵攻作戦初期に投入されたのがC-5型であった。後に本格的な地上型であるJ型が投入されるとC-5型は後方へ回された。ヨーロッパ戦線でこのC-5型で最も戦果を上げたのは第41戦闘団長のダグラス・クルーガー大佐だと言われている。
彼は元々ルウム戦役にて国連宇宙艦隊のマゼラン級戦艦5隻撃沈という戦果を上げたエースの1人であったが、ザビ家の独裁体制を疑問視していた事が上層部で問題となり、地球降下作戦には参加したものの、前線から離れたポルトガル北部にて名前だけで部下が1人もいない戦闘団長として左遷されていた。しかし、オデッサの敗北で友軍が南欧経由でアフリカへ脱出していた事で彼のいる片田舎の基地も国連軍の攻撃目標となった。これにより状況は一変。基地近くの町では避難が開始されたが、それよりも早く国連軍の爆撃隊が基地もろとも町を空爆する事が判明したため避難民を守るためクルーガーは基地唯一のMSであるザクⅡC-5型を駆って対空砲弾を装填した対艦ライフルとMSバズーカで国連軍爆撃隊を攻撃し全滅させた。この数日後に地上部隊が基地を制圧し、このザクも鹵獲されたがクルーガーの姿は無く、ジオン側では行方不明扱いとなった。一方で後のネオ・ジオン紛争時にクルーガーと思われるパイロットがロンド・ベル隊に参加していたが詳細は不明。
コメント
コメントをして応援しよう
コメントにはログインが必要です
ダグラス‐クルーガー凄い戦果ですね。
避難民を守る。良いですね👍🥰
ナカムラ工廠です。ガンプラは今年始めたばかりでキットが手に入りづらいので部分塗装でやってます。あと、ミリプラと合わせたデジラマで独自世界の一年戦争モノをやってますのでよろしくお願いします🙇
機体解説 RGM-79(E)初期型ジム
一年戦争緒戦でジオン公国軍のMSの力を見せつけられた国連軍統…
超長距離支援
UC.0080.9月上旬。ジオン残党軍およびソマリア反政府軍…
機体解説 RX-75(J)ガンタンク
一年戦争時に発動された国連軍によるMS開発運用計画̶…
強制査察
UC.0096に発生した”ラプラスの箱̶…