MSZ-006 Zガンダム HGUC203
「 機動戦士Zガンダム」のカミーユ・ビダンが乗る機体でございます。ZZではジュドーやルー・ルカも乗っていますね。
markⅡとは対照的に、顔は細くてすっきり、色も派手派手です。
合わせ目消しはビームライフル、ハイパーメガランチャー、シールドをやりました。
変形するための仕掛けと可動域を広げるための仕掛けが相まって、やたら複雑でパーツ細かくてすごく時間かかりました。
パーツ数は多いものの、各パーツはのっぺりなものが多かったので、ディテールアップをたくさんしました。
製作期間 2024/10/22〜2025/06/07(7か月と2週間)
【使った色】
白 UG01 MSホワイト
淡グレー C35 明灰白色
赤 C81 あずき色
青 UG13 MSブルー( Z系)+C322 フタロシアニンブルー 6:1くらいかな
黄色 G1024 西武線イエロー
黒 C40 ジャーマングレー
関節など C333 エクストラダークシーグレー
バーニア C104 ガンクローム+C61 焼鉄色 1:1
その他 C61焼鉄色 C315グレー G104蛍光グリーン G102蛍光ピンク アクリジョンベースカラー白・赤・黄色
【スミ入れ】
ウェザリングカラー:マルチグレー マルチブラック
水性ホビーカラー: H53ニュートラルグレー H17ココアブラウン H72ダークアース H12ブラック
トップコート GH101プレミアムトップコートUVカット(瓶タイプ )
タミヤモデリングワックス
エアブラシを導入したのが途中からだったので、白・黄色・グレーとライフルは筆塗りです。
【全身図・正面】
スジ彫り入れまくりしても気持ち悪くならないように、ひとつひとつのラインはシンプルなデザインにしています。
色は青色を濃いめにしたかったため、赤なども全体的に濃い色使いにしました。最初青を「スティレット装甲ブルー」で塗ったら少し淡くて、イメージと合わず剥がしました。
【全身図・背面】
背中の羽根は合わせ目消しはしてません。
黒いパーツに赤を塗らなければならないので、はじめベースホワイト1000→アクリジョンベースレッドと塗ったのですが厚塗り感が出てしまい、一度全部剥がしました。
エアブラシを買ってから改めて、ベースホワイト→小豆色と塗りなおしました。
羽根に限らず塗装をはがしたりしているので、パーツ表面がシンナーで荒れちゃったところもあります。やすりかけたりして余計な手間が増えました。
【上半身】
ツインアイは、ベースホワイト1000→ガイア蛍光グリーン→水性黒の順に吹いて、マジックリンで目の部分だけ拭き取ってます。
胴体その他、レッドポイントをやってみたくて、身体全体で何箇所かやってあります。アクリジョンベースレッドを上部に塗っています。少し手間がかかったので、次回はやり方を考えなければいけないなと思いました。
襟を少しヤスリかけて低くしてみたのですが、それでも高くて顔が左右に向けません。少しうなずくだけの可動域です。
腕と接続するボールジョイントがものすごく硬くて、はめ込んだだけで肩側の受けパーツが白化しました。動かそうとしても、ギギギと今にも折れそうな音がしていたので、ボール部分をヤスリかけて修正しました。それに加えて肩の関節が引き出せるようになっているせいで、複雑で華奢ですぐ壊れそうです。
エアブラシで艶消し吹くのが初めてで、肩あたりは少し白っぽくなってしまいました。
【腰・前面】
フロントスカートは何もないのっぺりしたパーツでした。とても目立つのでスジボリ入れて、レッドポイントとデカール貼りました。
フロントスカートは、裏側のディテールアップに初挑戦しました。下のほうで写真載せてみます。
【足・外側】
内側と外側のデザインがもともと違い、なんとか共通点を作ろうとデザインに悩みました。
外側にもブチ穴を入れたら変になってしまったので、ランナー突っ込んだりパテ入れたりして平らに戻しました。イージーサンディングもここで初めて使いました。
足首の関節が少し緩いので、パーマネントマットバーニッシュを塗って硬くしてます。
今回スミ入れに水性塗料+マイペットを流したのですが、デカールを貼る際のマークセッターが水性塗料を溶かしてくれちゃうのでものすごく苦労しました。予想外でした。
マークセッターを水で少し薄めて対応しましたが、これからは極力ウェザリングカラー流そうかなと思いました。
【足・内側】
アンクルアーマーもひざ当ても、のっぺりだったものをひたすらディテールアップ。
アンクルアーマーがあまり上に上がらないので、つま先を上げる動作がイマイチです。
【腰・背面】
フライングアーマーで隠れてしまうし、ウェイブライダーの時も奥まってしまうのであまり見えない部分です。
そういう部分こそ「思い切ったデザインで彫っちゃえ」と思いつくままやったらこんな感じに。
あと隠れて見えないけど、ももの回転部分(つま先をハの字にしたいとき動かす所)はすごく硬くて回りにくいので、モデリングワックス塗りました。
そして開脚方向の関節は結構緩いです。サイドスカートの差し込みも緩いです。
【バーニア】
今回は銀色にしたあと、タミヤウェザリングマスターの「青焼け」を使ってみました。焼けたマフラーみたいなのやってみたかったんですよね。
ここ以外にもお尻の中央と足首にあり、同様に青焼けさせています。
【スタビライザー】
テンプレートを使ってブチ穴や楕円?(グレーの部分)を入れてみました。いいデザインにできたと思います。あと、白いパーツに小さい突起があったんですが、存在意味が分からなくて削りました。ああいうのは無い方がすっきりしてていいです。
初代ガンダムの「WB」がホワイトベースなら、「AG」でアーガマってことでいいのかな、とワンポイントで入れてみました。
【フライングアーマー】
ここはほぼエアブラシを使ったので、とても綺麗に塗れました。
内蔵してある羽根が広げられる仕掛けなので、モデリングワックスを塗っています。
ライフル。これもディテールアップしてます。
スコープは、銀色を塗って、上からガイアカラーの蛍光グリーンを塗りました。極端に言えば流し込んでいます。ライフルや手首あたりの黄色は、アクリジョン ベースイエローを塗って、はみ出しをすぐマジックリンでふき取るという方法で塗り分けています。
スミ入れの色選びで迷ってグレーを入れてみたんですけど、黒を入れた方がはっきりしたかもしれません。
手の甲も、今回はスジ彫り入れてみました。親指の付け根も表現してあります。
【シールド】
黒には黒、赤色部分には水性ホビーカラーのH17ココアブラウンでスミ入れしています。
エゥーゴのデカールは、ウェイブライダーの機種になった時に良い向きになるようにしています。
【腕】
手首のグレネードランチャー発射口が緩くて、気が付くとフタが開いて弾頭が見えちゃってます。
肩のスラスター(排気口?)の小さい方は、青いパーツに黄色を塗るという、ここも苦労するポイントです。
最初に筆塗りで黄色を先に塗ってしまったので、付属のシールでマスキングテープの代わりにして青色を吹きつけました。
【フロントスカート・裏側】
初挑戦なので、とりあえず簡単なデザインでやってみようと、こんな感じにしました。ガイドテープで縁取りして、真ん中に一本貼ってスジ彫りする要領でくり抜いています。
【ハイパーメガランチャー】
青い武器ってどうなんだろうと思って、成形色の青からジャーマングレー主体のカラーリングにしました。
何回か塗っては剥がしを繰り返したので、塗料が流れ込んで固まったのか、伸縮できなくなりました。
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ここまで読んでくださってありがとうございます。MSZ-006 Zガンダム HGUC203(その1)はここまでです。自分の今後のための制作記録としての役割もありますので、長文ご容赦願います。
写真をたくさん撮ったので一回では載せきりませんでした。ウェイブライダー形態もありますので、残りは「その2」に続きます。良かったら見てくださいね。
その2はこちら↓
ディテールアップの鬼と化しました。
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機体のイメージをあまり変えずに、部分的な工作でディテールアップしています。
ガンプラを作って外撮影しています。
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