「逆だろうが!こんなものを宇宙から降ろせるなら、一人でも多くの兵を宇宙に帰せ!」
ジオン公国軍パイロット、アイザック・クラーク中尉は激昂した。
先ほど、テキサスの荒野に降下された巨大なコンテナを回収してきた。中には見たことのない新型のMSが積まれていたが、これがおそらく、彼らの指揮官グレン・G・モーレン少佐相当官が以前言っていた”秘策”の正体だろう。
「貴様、口の利き方に気を付けろ!」
ウォルフガング・クリンガー大尉も、負けじと声を張り上げる。先の戦闘で”お気に入り”のカルア・ヘイズ軍曹を失い、分かりやすく苛立っている。戦いの滾りの捌け口がないのだろう。
「死ねば階級もクソもねえだろうが!!」
ウォルフガングの叱責も、もはや、アイザックには何一つ響かない。
「いいのか?今この場で一番腕が立つのは俺だ。てめえらみたいなクソが死ぬのはどうでもいい。俺は宇宙の同胞のためにこの命を使いたいね。お前は、どうだ、こんな狂った成金野郎のお遊びに付き合って死ぬのか?」
駄目だ。もう、感情の抑えが利かない。貴様、と、ウォルフガングが、こめかみに血管を浮かせて顔色を上気させたが、貴公子然とした優雅な声が二人のやり取りを遮った。
「カルア・ヘイズを失ったのは痛手だったな。」
アイザックから向けられる、激しい憎悪と不信など露ほども気に掛けず、グレン・G・モーレンが言う。一昨日、地球連邦軍の攻撃を受けた拠点は既に占拠されていた。その拠点を挟んで、この2日間小競り合いが続いている。
「心を通じる者を失った貴公の悲哀も、察するに余りある、大尉。」
美しい青い瞳に、哀れみに満ちた光を宿し、ウォルフガングの肩に手を置いて労う。
「あれは、良い兵士であると同時に、良い女だった。わたしにも分かるぞ、"ナハト・イェーガー"よ。」
アイザックは、憎悪を通り越して、口を開けて唖然としている。
「何より、戦略上で大きな痛手だ。この”秘策”、我がモーレン社が総力をあげて手配した新型MS、ゲルググは、わが隊秘蔵の”ニュータイプ”カルア軍曹に運用させる予定だったのだからな。」
敵の十八番の空挺奇襲。新型MSには、携行型のビームライフルと、機体背部にビームキャノンが装備されている。これにカルアを乗せる。基地に残ったドダイで、敵の空挺部隊を空中待ち伏せ、撃破する。
これがグレンの”秘策”だった。
「ニュータイプならば、敵の位置も察知できよう。」
「馬鹿か。」
戦争はコミックブックの超能力バトルじゃない。たかが一機のMSと、一人のパイロットの存在が、戦況を覆す秘策になどなるものか。アイザックはそう言いたかったが、わざわざ口に出すのもばからしかったので、やめた。
「カルアは生きている。」
ウォルフガングが腕組みをして、貧乏ゆすりをしながら話し始めた。
戦場に打ち棄てられていたカルアのドムは、外部からコクピットがこじ開けられていた。機体は手足を切断され、戦闘不能になっていたが、十分に原型をとどめ、コクピットの中もきれいなままだ。おそらく、生きて、捕虜にされている。
苛ついてか、あるいは笑みをかみ殺してか、奥歯を噛みしめる表情が、アイザックにはなんとも情けなくも俗っぽく見えた。
「では、奪還作戦だな。良いじゃないか、仲間のために命を掛けた戦いに身を投じる。英雄にふさわしい!」
グレンが嬉しそうに言う。アイザックは、もう好きにしろ、と吐き捨てる。
「山奥の赤鬼を退治して、姫君を助け出すサムライの話があったな。いや、炎の館に眠るブリュンヒルデを助け出すのは、不死身の英雄ジーク・フリートか。いずれにしても……」
自分に酔ったような口調でひととおり呟いた後、グレンはにこりと微笑む
「敵の居城に囚われた姫を助け出す、運命の騎士は君だ、ウォルフガング大尉。」
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一昨日、捕虜にした敵パイロットを抱えて帰還したジン・サナダ曹長を見て、トニー・ローズ曹長は目を血走らせて、女じゃねえかと叫んだ。捕虜にした女兵士という状況が、戦場帰りで血を滾らせる兵たちの気性を刺激したらしい。
ジオンの女パイロットはすぐさま独房に入れられ、厳重な警備が敷かれた。捕虜を拘束するためよりも、むしろ、味方の狂気から守るための趣が強い。
身辺の世話をさせるため、若い女性の衛生兵も付けられた。その衛生兵、クララ・クライン伍長が、ジン・サナダを呼びにコンパートメントを尋ねてきた。
「発言は、要領を得ません。ただ、"赤鬼"……ええとガンダムのパイロットを、つまり、曹長を呼べ、との一点張りで……。」
クララを付き従えてきたケーン・ディッパー中尉も、すまないが、尋問に協力してくれ、とジンに頭を下げる。
ジンは、いつも通りの模範的な兵を擬態し、上官の要求を快諾した。
尋問室に入ると、捕虜の女は後ろ手に縛られ拘束されていると言うのに、ジンの姿を見て、パッと表情を明るくした。
「やっと来てくれた!」
まる1日も放っておいて、どういうつもり、と、ティーンの女学生が恋人を責めるような口調で言う。
「氏名と階級を教えてください。ファーストネームは聞いていましたね。」
相手のペースには合わせず、椅子の正面に立ち、事務的な口調で訊ねた。カルアというファーストネームは、戦場から連行する際、コクピットの中で向こうから一方的に告げられていたから、知っていた。名は体を表すというか、悪酔いする安酒のような名前だと思った。
カルアは、ジンの事務的な態度を見て、ムッと顔をしかめた。
「なんで、そんな、普通の人みたいに話すの?」
「普通の人?」
カルアの指摘は、ジンにとって最も触れられたくない部分に踏み込むものだった。
「だって、そうでしょ。その気になれば全部壊せるのに。」
とりあえず無視して、尋問を続ける。
「ファミリーネームと階級は?せめて階級は教えていただきたい。ご協力願います。」
ジンは事務的に続ける。
「ヘイズ。カルア・ヘイズ。ジオン公国地球方面軍所属のパイロット。階級は軍曹です。」
質問に応えなければ、相手にしてもらえないと観念したのか、軍人らしく無感動な声で返答した。
「分かりました、カルア軍曹。南極条約に基づいて、貴官の身柄は保証します。貴官の所属する部隊の布陣や規模などを教えていただくことは可能ですか。」
「嫌。」
子どものように頬を膨らませ、そっぽを向く。
「あなたの質問に応えたのだから、今度はわたしに付き合ってよ。」
「貴官からの質問は、貴官の人権と身分、身柄の保証にかかわる範囲でしか応じられません。
「違う、あなたのこと!ちゃんと教えて!」
「本官の個人情報も含め、軍務にかかわる事柄は機密事項です。」
「隠したってどうせ分かるのに。」
ジンは、手元の書類から目線をあげ、カルアを見た。
「どういうことだ?」
「ニュータイプだから。」
「誰が?」
ジンは、ドキリとした。
「わたしが。この間の戦いで、分ったでしょう。その気になれば、わたしはあなたの中にどこまでも入っていける。」
ニコリと笑い、こともなげに答える。
「では、本官のことを知りたいのなら、その能力をお使いください。わたしは軍務規定に基づいた尋問の範囲内でしか、貴官と意思疎通を行えません。」
「……じゃあ、話すことはないよ。」
形の良い唇を尖らせ、カルアはうつむいた。意外と長いまつ毛が、頬に影を落とすのを見て、ジンは一瞬、キョウ・ミヤギを思い出してしまった。
「……!」
カルアが、パッと顔をあげる。
「いま、他の女のことを考えたでしょ?わたしが、目の前にいるのに!」
「違う。」
「違わない!好きなの?そいつのこと?」
「やめろ。」
「その言い方、さっきと違う。感情的だ。大事なものを守りたい人の言い方だ!」
「うるさい、いい加減にしろ。」
「南極条約!」
「問題のない範囲のやりとりしかしていない。」
自分の中の、キョウ・ミヤギの存在を感じ取った。ニュータイプというのは、本当らしい。
「……どこまで読み取った?」
機密事項、たとえばガンダムや、部隊の規模にかかわることなどが読み取られてはいないかを、ジンは懸念した。
「そういうのは、興味ないから、できないよ。これ、たぶん、あなたのことにしか使えないと思う。」
つまり、ジンの心情を察知することに特化していると言うことが。質問の意図も、言葉にしていないところまで、明確に把握している。
「あなたがいるのは、遠くにいてもわかったもの。言ったじゃない、ジン・サナダ、わたしたちは運命につながれているって。」
そういえば、自分は名乗っていないことを、ジンは思い出した。
「ね?わかったでしょう?」
上目遣いに囁いてくるその顔が、得体の知れない妖艶さを帯びる。
「愛しているわ、ジン・サナダ。あなたの手で、わたしを壊して。」
ひどく、艶めいた表情で、カルア・ヘイズはジン・サナダに、その歪んだ思いを改めて告げた。
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「彼女は危険です。早々にジャブローにでも送るべきだ。」
尋問室から出るなり、ジンはケーンに報告を始める。
「彼女は、いわゆるニュータイプです。人の心を読む。」
「何だと?」
「しかし、どういう理屈かはわかりませんが、俺の個人的な思考にしか、その力は使えないとも言っていました。」
一応、補足してみる。
「どこまで本当のことを言っているかは分からんぞ。」
それは、そのとおりだ。
「クララ伍長は、そういう、思考を読まれて、というような瞬間はなかったか?」
ジンは、カルア付の衛生兵に尋ねる。彼女は、一瞬顔をこわばらせたが、いえ、そのようなことは、と否定した。
「とにかく、曹長を連れてこい、と。その、曹長のことを……」
「愛しているから?」
躊躇うクララの言葉を、ジンは面倒くさそうに引き継いだ。
「そうです。それです。」
「とにかく、俺はもう尋問には協力しない方がいいと思います。」
そうきっぱり告げると、ジンは自分のコンパートメントに戻った。
ひどく、疲れていると感じた。
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「大丈夫だよ、言ってないから。」
カルアは、ジンに嘘をついた。力を発揮するのは、ジンに対してだけではない。自分に付けられたこの衛生兵、クララ・クラインが、グレンに買収されたスパイであることは、顔を見てすぐに分かった。ウォルフガングが、自分の情報網から入手したと思い込んでいる情報も、おそらくこのスパイが流したものだろう。
クララは、何も答えずに、拘束さているカルアにそっと水を飲ませた。
「あなたみたいのを付けてくれたってことは、助けに来てくれたりするってことかな?」
「分かりません、それは……。」
クララは末端にすぎない。降ろされてくる情報と、得た情報を、決まった手順で、決まった場所、人に、伝えるだけだ。それだけで、コロニーに住む母への仕送りが倍増するというのだから、思わず食いついた。だが、今回カルアの担当に付けられたことは全くの偶然だ。敵の諜報の手が、人事にまで及んでいるとは思えない。
「このままだと、わたし、ここからもっと後ろに送られるでしょう。」
クララは、答えない。たぶん、答えなくとも伝わってしまうことだ。
「それは、いやだ。彼と引き離されたくない。」
「わたしではどうしようもありませんよ。」
クララは正直に伝える。
「駄目だよ、協力してくれなくちゃ。」
してくれなければ、お前の身の上をばらす、と、言葉の裏にプレッシャーがある。クララは、恐らくこの魔女に屈するだろうと、自らの弱さを自覚してため息をついた。
「もっと、彼と話をしたいの。ね、お願い。」
意中の異性との仲を取り持つのを、友人に頼むかのように、カルアは笑顔で言った。
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一昨日落とした拠点が、再び奪取されたという一報が、夜半に入った。先陣には、例の赤いザクがいたらしい。そして、猛々しい働きをしたグフがいる。そのどちらかが指揮官らしい。
「私を助けに来たんだよ。もうじきここまで来るよ。」
あれほど拒んだというのに、なぜかまた尋問に付き合わされているジンに、カルアが楽し気に語る。
「無理だ。こっちは増援もきているんだぞ。」
MSも中隊規模で増援が入ってきている。不愉快なことに、キョウ・ミヤギのいる部隊も、予備戦力に投入される予定だと知らせが入った。
「それでも、やるよ。グレン少佐は、頭がおかしいから。」
「グレン少佐?君の部隊の指揮官か?」
「カルアって呼んで!」
「……分かったよ。」
この数十分で、カルアは彼女のペースに合わせてやれば、へらへらと情報を漏らすということを、ジンは学んだ。ここまで分かったことは、彼女は孤児出身だということ。上官のウォルフガングという大尉が面倒を見てくれたこと。アイザックと言う腕利きのパイロットがいること。その他にも、カルアが部隊内で置かれていた、人間性を否定されるような劣悪な環境について話した。
荒み切った身の上で、壊れてしまったのだろう。ジンの、わずかな人間性というか、庇護欲が刺激される。
ジンは諦めと有効性の選択と、そしてわずかな同情から、こいつの”ごっこ遊び”に付き合ってやることにした。
「俺の負けだ、カルア。認めるよ、俺は君を愛している。」
「やっと言ってくれた!」
カルアが顔いっぱいに笑顔を浮かべる。
これまで狂気を隠してきたことに比べれば、この程度の擬態は何ということもない。
「グレン少佐ってのは、誰だ?」
「わたしたちの部隊の指揮官。本当の指揮官は大尉だし、戦闘隊長はアイザック。だけど、金で買った少佐の地位について、わけのわからないことばかりやっている。」
腐り切った将兵を部下として付けられている。その上、お前のような壊れたヤツまでいる。まあ、まともな指揮官ではなかろう、とジンは思った。
「自分のことを選ばれた英雄だと思っているから、変なことばっかりやる。たぶん、わたしを助けに来るのがかっこいいと思ってるから、やるよ。」
「少佐は前線に出てくるのか?」
「うん、いつも、赤いザクに乗っている。」
有益な情報だ。
”亡霊狩り”。ばかげた任務と思っていたが、その対象も負けず劣らずの大バカ者だと分かり、ジンは思わず声をあげて笑ってしまった。
「少佐もお前を?」
「そうだね。パイロット連中は、まあ、だいたい、当たり前かな。」
"そういうこと"に対しては、カルアは何の感傷もないらしい。おそらく、生活の一部なのだ。
「君には分からないだろうが、カルア、それは酷いことなんだよ。俺は自分の愛する人を、そういう風に扱う連中を許せない。」
ジンの台詞を噛みしめるように、カルアは瞬きをしながら口角をあげる。
「何これ、言われたことのない言葉。」
ジンのカルアに対する庇護欲と、敵将たちの横暴に覚える"正義の怒り"は、歪んでいても本物だ。そういうやつらは、許せない。
「俺は、そいつらを壊したい。カルア、俺に協力してくれ。」
え?と、カルアは不思議そうな声をあげる。
「わたしは、あなたに、わたし自身を壊してほしいのだけれど。」
「違うな。俺は、君以外の物を壊したい。君を守るためにね。俺は君だけは傷つけない。」
何それ、と呟いた後、うっとりと表情を緩め、そして、パッと明るい笑みを浮かべる。
「素敵。そういう感情も、この世界にはあるのね。」
落ちた。
初めから、こうすればよかったのだ。
「ねえ、キスして、ジン・サナダ。」
ひどく、艶っぽい表情を浮かべて、カルアが見つめてくる。ジンは少しためらった後、黙って唇を重ねてやる。
瞬間、宇宙に、意識が飛んだ。
不覚にも、快楽を感じてしまい、動揺して唇を離した。
「俺に任せておけ。俺が君に、世界の正しい有り様を見せてやる。」
~~~~~~~~~~~~~~~
「提案があります。」
敵の動向を見定めるための打合せで、ジンが発言を求めた。
「許可する、ジン曹長。」
コヴ・ブラック少佐が、いつもどおりの気だるげな声で応じた。
「カルア・ヘイズを囮に、例の赤いザクをおびき出せそうです。」
ジンは、カルアから引き出した情報を皆に伝えた。腐敗した敵の状況と、カルアの荒んだ身の上という、二つの惨状に、ケーン・ディッパー中尉は顔を引きつらせている。
「よくそこまで聞き出したな、プレイボーイ。」
トニーが刺々しい声をあげる。なぜかカルアがジンに個人的な興味を示している。そのことが気に食わないらしい。ジンは、取り合わずに続けた。
「敵の指揮官、赤いザクの”少佐”は、カルアを奪還しにここを目指してくるでしょう。」
「……どうやって、おびき出す。」
”デューク”が尋ねる。
「自分の機体に乗せます。」
おいおいおい、とトニーが大きな声をあげる。
「勘違いすんなよ、てめえ!戦場をなんだと思ってやがる!!22部隊のバカップルどもよりもぶっ飛んでるじゃねえか!」
「……絆されたか。」
”デューク”が呟く。
「いえ、敵の指揮官、グレン少佐と言うらしいですが、自分を英雄視した異常な男だと、カルア・ヘイズが証言しています。敵に囚われた仲間の存在を知れば、自らそこに肉薄するはずです。自分のガンダムに、ジオンの捕虜が人質がわりに乗せられているとでも、諜報を使って情報を触れ回ってください。上が求める、ガンダムと赤いザクのロボットプロレスの画を、意図して作り出せます。」
「あの女の話を、そこまで信じられるか?」
ケーンが、至極当然の疑問を口にする。とにかく、カルアの言動は倒錯している。
「曹長には、嘘を言わないと思います。兵士としては支離滅裂な言動を繰り返していますが、曹長への、その……恋慕と言うか、思いは、本物ではないかと。」
クララがジンを援護する。彼女にとっても、渡りに船の状況だ。
「……女の勘、か。非合理的だ。」
「"デューク"の言うとおりだが……。」
ケーンは、呟きながら、既に常識的なことが通用しない、この北米の地獄に思いを巡らしている。シャアのザクを模した敵機。学生服のようなふざけた格好のドム。ジンの、鬼神のような戦い方。そもそも、勝ち目もないのにこうも粘るジオンの兵たち。何より、カルアという異常な存在。戦いそのものの狂気が、皆の感覚に毒を巡らせ、麻痺させているように感じる。
「戦場の異常性に、賭けてみるのも手じゃないか。」
カルアの毒気に当てられたかのような空気を打ち破ったのは、コヴ少佐だった。
「どうせ、この戦争は何をやっても俺らが勝つ。つまらん物量戦で捻り潰すより、一か八かの賭けっていうのに、燃えてみたくないか?なあ?」
コヴ少佐の眼が、ギラリと光った。
【#33 Poison / Dec.7.00079 fin.】
ヒロイン、カルアのイラストばかりになってしまいました(gundam-kao10)
いつものことながら、ガンプラ投稿サイトなのに、すみません(gundam-kao10)
ちなみに、コメント欄に久々のニュータイプ出現。
アナベル・サトー少佐が、ボンボンが私財で新型MS投入という展開を当てらていました笑
投稿は今のところ1作品ですが、ミリタリー感とジオン愛が溢れるサトー少佐の作品ページはこちらです!
カルアミルクカラーのゲルググ、いかがでしょうか。
03のマーキングは、ザクデザートタイプの余りですが、このマーキングをしたらグッとかっこよくなった気がします。手前味噌ですが、めっちゃ気に入っています。
肩のオバケのマークは、ヨッチャKIDさんがコラボで作ってくださった、"パッチーズ"をパクって、100均のシールを使いました。
グレンがカルアを乗せるために調達したので、マークはカルアに考えさせていたという設定です。
・
次回、
MS戦記異聞シャドウファントム
#34 The battlefield of madness
狂気が、戦場を支配する——。
なんちゃって笑
今回も最後までお付き合いくださりありがとうございました。
また次回のお越しもお待ちしています。
オリジナルストーリー第33話
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