AMX−107　バウ（量産型）

量産型バウが買えなかったので、中古で買ったグレミー機を緑で塗装することにー。
キット自体はグレミー機も量産機も違いはありませんが、強いていえばココが違います。（「龍飛」のシールはどちらにも付属します）
①箱絵が違う。
②取説の機体解説が違う。（厳密にいうと登場シーンの紹介が違います）
③付属のモノアイシールの色が違う。グレミー機は緑。量産型はピンク。
※ユニコーン版ではモノアイは緑。
塗装する人にはどっちでも関係ないと思います。
説明書のコレクターの方は気にされた方が良いでしょう。

ということでグレミー機との差は模型上ではありません。
スペック上の性能差もないかと思われます。
気になるのは量産型には変形機構がないのか？
（このキットは変形できますが、劇中で量産型分離変形をしなかった。ユニコーンでは変形していたので、変形しなかった理由がわかりません）

量産型バウの主なパイロットはアリアス・モマとダナ・キライ。
グレミーの元にサイコガンダムMK IIを届ける任務を果たす。
ハマーン様からの信任も厚い。
ダナは戦死するもアリアスはダブリンへのコロニー落としが実施された際には登場しないため、行方不明の扱いであるが、腕はおそらくラカン、オウギュスト級であるため、その後登場しないのはもったいない人物。
スキンヘッドの仕事人的容貌。
ギレンの野望等のゲームではシャアのネオ・ジオンに参加している。

ベースジャバーに載せてみました。
ZZ本編でもあったシーンです。
意地でも変形しないです（笑）
量産型には変形機構は、やっぱりないのかな・・・？
どっちなんだい？

https://gumpla.jp/hg/2364960
グレミー機と並べてみました。
 塗装です。
濃い緑→黒→濃緑色。
明るい緑→黒→デイトナグリーン→ルマングリーン。
結局ガルスJみたいない色になってしまいましたが、メイン色の下に一色、別のグリーンを噛ませたので、少し深みが出たと思いません？（自画自賛w）

変形機構を度外視したため、とせっかくの後発の量産機なので、オリジナル解釈で脚のスラスターを大型化してみました。
キットの部品は使わずにプラ板の箱組です。
（粗いので、良い子のみんなは拡大しないようにw）
バインダーの接続部はABSパーツです。
久しぶりに割ってしまうという事故を起こしてしまいました。
加えてウイングバインダーの必要部分を切り飛ばしてしまい、後からプラ板で作り直しと余計な手間がかかってしまいました・・・。

そして、ここでMY設定をぶっ込みさせていただきます。
（完全嘘設定なので、信じないようにw）
アクシズに落ち延びた、まお大佐率いるまお艦隊の面々は、一年戦争の生き残りということで、新兵の多いアクシズにおいて非常に重宝される。
ハマーン様からも信頼され、アーガマ追撃の任に当たったマシュマー・セロとキャラ・スーンはサイド１の支配を十分にできなかったため、後任としてサイド1の制圧を拝命。まお艦隊がサイド１を実効支配することに成功する。
その際にまお艦隊でも新型MSの試験運用が行われ、まお艦隊配下のリンダ・ザクロイド中尉がバウの試験運用を担当することになった。
https://gumpla.jp/mg/2184508
サイド1のスウィートウォーターでは、潜伏中の大物に出会うことになることになるのだが、この話は別の機会にー。

グレミー・トトの肝入りで開発されたバウであったが、コンセプトである分離・変形機構以外は十分な性能を発揮していたが、ミノフスキー粒子化では分離後の操作が難航していた。
変形機構をオミットするように打診をするが、グレミーからは分離・変形は必須であるとの強い要請があり、無線誘導、慣性誘導装置の試行を続け、ようやく要望通りの機能を装備することに成功する。

当時グレミーの出自は明確にされておらず、まお艦隊の面々もなぜあの青年士官にハマーン様がテコ入れするのかを疑問に思わなくはなかったが、彼の期待を裏切ることなく、無事にテスト運用を成功させ、ハマーン様とグレミーの両名からより強い信頼を得ることとなる。

リンダ機はビームライフルがロングバレルの試作型となっている。
後にバウのビームライフルはバレルを短くし、ドライセン等にも共用されることになる。
バウの完成に尽力したリンダ中尉機には、グレミーから「龍飛（バウ）」の文字を機体に記すことを許されている。

最後は蛇足ですが、やはりMY設定は楽しいです。
（リンダ機の元は量産型なのですが、赤バンダイの頃に作ったものなので、勘弁してください）

なんだかんだで、とにかく量産型バウが完成しました。
最後までご覧いただき、ありがとうございます！