蒼きヴァルキュリア ーSHADOW PHAMTOM IF STORYー

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『222、いつでも行けます。』

 通信機に、涼やかな声が入る。

『次は負けない。俺の方が多く墜とすぞ。』

 続けて、血気に逸るジン・サナダ曹長の声だ。

『撃墜数などどうでもいい。戦場はゲームではありません。』

「出撃前に喧嘩すんじゃねえ、同期ならもう少し仲良くしやがれ、この凸凹カップルが!」

『イギー・ドレイク中尉。今の発言、撤回を求めます。』

先ほどの涼やかな声が、不満に曇る。

「”ハラスメント”か?”旧世紀的感覚"か?どうでもいいから作戦に集中しろ。」

『自分はサナダ曹長に欠片も興味はありません。』

確かに、カップルと言うには、2人の距離感は親密とは言えない。それは、日頃任務を共にしていればよく分かることだ。

 キョウ・ミヤギは、誰とも親しいとは言えなかった。ジン・サナダも同じだ。2人とも、それなりに人当たりは良いが、誰にも心を開いていないような無機質さを、その言葉や視線の端々から感じることがある。

『誤解を招く発言は慎んでいただきたいです。』

「うるさい、分かった。ほら、さっさと行け。」

『222、発信よろし。キョウ・ミヤギ、行きます!』

 そして、青い機体は宇宙に走った。

『もらうぞ!』『どうぞ、譲ります!』 イギー・ドレイク中尉率いる小隊は、第22遊撃MS部隊のエース部隊だ。 地球連邦軍の発動した

『もらうぞ!』

『どうぞ、譲ります!』

 イギー・ドレイク中尉率いる小隊は、第22遊撃MS部隊のエース部隊だ。

 地球連邦軍の発動した"星1号作戦"の一環であるこの戦いでも、先鋒を務めている。

 エースのキョウ・ミヤギ少尉は、中東の作戦から共に戦っているが、凄まじく冴えた勘の持ち主だ。中東でも、10機以上の敵機を1人で撃墜し、今なお撃墜数を伸ばしている。もしかすると、この戦争が終わる頃には100機以上墜とし、いわゆる"ユニカム"と呼ばれるエースになるかもしれない。その活躍を認められ、宇宙に上がってからは、機体をパーソナルカラーの青と白に塗ることを許されていた。

 その"エース"と競うように撃墜数を伸ばしているのは、ルナ2のテストパイロット上がりのジン・サナダだ。こいつも、ミヤギに負けず劣らず腕がいい。どうやらミヤギ少尉とは同期らしく、妙にライバル視している。或いは、"好きな女の子に意地悪をしたり悪ぶったり、意地を張ったりするティーンの少年"の態度のようにも見えた。親しくはないが、コイツはミヤギに対して憎からず思っているところがあるのではないか、と、イギーは何となく思うことがある。まあ、任務には別段かかわりのない、どうでも良いことである。

 2人が競う様に敵機を撃ち落とすので、小隊長のイギー・ドレイク中尉はいつも大して仕事がない。

「ジオンでは、お前らみたいな戦い方をM.A.V.とか言うらしいじゃないか。」 基地のドックに戻って、機体から降りる。無重力のドックをふわふわと漂いながら、イギーは若い部下たちに話題を振った。「M.A.V.……?」 ジンは首を傾げたが、ミヤギはイギーの言葉を受けた。「2機1組の連携戦術ですね。」「お、さすがミヤギくん。勤勉ですナ。」イギーは、わざと硬い言い回しで、茶化すように言う。「互いに背中を預け合うのがM.A.V.戦術ですが……申し訳ないですが、曹長が勝手についてくるだけで、別に信頼や連携を意図した共同撃墜と認識したことはありません。曹長の機体が自分の直掩を行い、その過程でそれぞれが格個撃破を行っている。それだけです。」「……俺は、何か君に恨まれるようなことをしたかな?」妙に冷たいよな、と、ジンは柔らかい口調で抗議する。

「ジオンでは、お前らみたいな戦い方をM.A.V.とか言うらしいじゃないか。」

 基地のドックに戻って、機体から降りる。無重力のドックをふわふわと漂いながら、イギーは若い部下たちに話題を振った。

「M.A.V.……?」

 ジンは首を傾げたが、ミヤギはイギーの言葉を受けた。

「2機1組の連携戦術ですね。」

「お、さすがミヤギくん。勤勉ですナ。」

イギーは、わざと硬い言い回しで、茶化すように言う。

「互いに背中を預け合うのがM.A.V.戦術ですが……申し訳ないですが、曹長が勝手についてくるだけで、別に信頼や連携を意図した共同撃墜と認識したことはありません。曹長の機体が自分の直掩を行い、その過程でそれぞれが格個撃破を行っている。それだけです。」

「……俺は、何か君に恨まれるようなことをしたかな?」

妙に冷たいよな、と、ジンは柔らかい口調で抗議する。

「……別に。」ミヤギは、ジンに対して前世からの因縁でもあるかのように、生理的な嫌悪感を抱いている。同僚に対してそれを正直に言うほど、馬鹿ではない。だが、どうしても、態度には出てしまうらしい。「M.A.V.ねぇ……マブダチの

「……別に。」

ミヤギは、ジンに対して前世からの因縁でもあるかのように、生理的な嫌悪感を抱いている。同僚に対してそれを正直に言うほど、馬鹿ではない。だが、どうしても、態度には出てしまうらしい。

「M.A.V.ねぇ……マブダチの"マヴ"か?」

イギーが、カラカラと笑いながら続ける。

「袖振り合うも他生の縁とも言う。なにより同期のよしみだ。”マヴ”も結構なことじゃないか。」

イギーの言葉にジンは満更でもなさそうな顔をする。一方、ミヤギは唇をきつく結んでイギーから目を逸らした。その整った横顔を見て、イギーはやれやれとため息を吐いた。

 この2人を"M.A.V."と認めるかはともかくとして、自分には、そういう相手がいた——。

 いい奴だった。

 勝負強く、辛抱強く、そして戦場で風流を語りだすような、軍人らしからぬ悠長さがあった。何より、優しかった。コイツらのように猪突猛進しか能のなかった自分の背中を、安心して預けられるヤツだった。それは、戦場においてだけはない。血で血を洗う戦場において、アイツの悠長さは、自分たちが殺人マシーンの一部ではなく、人間であるということを思い出させてくれた。

 だが、オデッサで、敵機の奇襲に遭い、アイツは——……。

「中東で逃した、

「中東で逃した、"血濡れの左腕"。いるんでしょう、この宙域に。」

 息つく間もなく、再び、出撃命令が下る。機体に向かう途中、ヘルメットを被りながらミヤギが問い掛けてきたので、イギーは、ハッと我に帰る。今は亡き同僚のことを思い、ぼんやりしていた思考を、もう一度研ぎ澄ます。

 "血塗れの左腕"。

 地球の中東で、ミヤギと一緒に戦った。その時に会敵した部隊に、そう呼ばれるエースがいた。左腕全体を、赤黒く塗装しているため、連邦軍内でそう呼ばれていた。ミヤギの機体と何度か一騎討ちのようになったが、最後の最後、まんまと撤退を許した。

「ああ、Sフィールドの敵部隊に、それらしいのがいる。」

「何となく、ですが——。」

ミヤギはバイザーを下ろすと、少し躊躇いながら言う。

「ヤツは、何としても墜としたい——墜とさなければ、と思います。」

冷静に見えて、ミヤギは直感でものを言うタイプだ。時々、不思議なことを言う。 

「……何で、そう思う。」

思わず、問い返す。

「……分かりません。」

「いつもの、直感か?」

「まあ、そんなところです。何というか……。」

ミヤギはここではない、どこか、遠くを——それこそ、宇宙の彼方の、時間の流れの果てでも見つめるような、遠い目をする。ヘルメットのバイザー越しにも、その美しい琥珀色の瞳に、淡い光が宿るのが、はっきりと分かった。

「大切な、何かが……あの敵との戦いの果てに、あった気が、するんです。」 文脈的には支離滅裂と言える返答だった。ミヤギも、口に出したは良いものの、自分自身で困惑している様子だ。だが、不思議なことに、ミヤギが口にしたその支離滅裂なフレーズは、イギーも同じ感覚として抱いていたことだった。「奇遇だな、俺もだ。」 いつもの茶化す様子もなく、真剣に応えるイギーの顔を、え、と言いながらミヤギは見た。 ミヤギはいつもの、無機質で冷徹な、人間味を欠いたマシーンとは、少し違った表情を見せていた。心の動きが——魂の底が揺れるような眼をしていた。「だから、今日は譲らんぞ。

「大切な、何かが……あの敵との戦いの果てに、あった気が、するんです。」

 文脈的には支離滅裂と言える返答だった。ミヤギも、口に出したは良いものの、自分自身で困惑している様子だ。だが、不思議なことに、ミヤギが口にしたその支離滅裂なフレーズは、イギーも同じ感覚として抱いていたことだった。

「奇遇だな、俺もだ。」

 いつもの茶化す様子もなく、真剣に応えるイギーの顔を、え、と言いながらミヤギは見た。

 ミヤギはいつもの、無機質で冷徹な、人間味を欠いたマシーンとは、少し違った表情を見せていた。心の動きが——魂の底が揺れるような眼をしていた。

「だから、今日は譲らんぞ。"血濡れの左腕"、どっちが墜とすか、今日はジン曹長じゃなくて俺と勝負だ。」

ニッと笑い、自機のコクピットに滑り込む。

「何ですか、それ。」「俺にとっても、お前にとっても、ヤツは仇なのさ。」 

「何ですか、それ。」

「俺にとっても、お前にとっても、ヤツは仇なのさ。」

 "血濡れの左腕"。オデッサで僚機を屠った敵機は、そういうカラーリングではなかった。だが、中東で対峙した"血濡れの左腕"と、オデッサでまんまとやり込められたあのエースは、恐らく同じパイロットが操縦している。イギーは、そう確信していた。

「……仇……?わたしは、別にそういうつもりでは……それは、仲間は随分やられましたが。」

ミヤギは、訳が分からないという思いを隠さずに応える。そう、そのとおりなのだ。"血塗れの左腕"に、仲間は随分やられた。だが、彼女は別に、特別な誰かを"血塗れの左腕"にやられたわけではない。

 だというのに、ミヤギのその顔色に、僅かに血の気が通ったように見えた。バイザー越しではっきりとは分からないが、イギーには、確かにそう見えたのだ。

「お前、知り合いでもないくせに……アイツとお似合いだって、思ってたんだよな、ずっと。」

「何……?何の話ですか?」

「良いんだよ、こっちの話だ。」

イギーはコクピットのハッチを閉じる。

「今日は

「今日は"魔女"とか何とか言われてる、ユニカムエースもお出ましらしいぞ。」

友軍には、ミヤギ以上のエースがゴロゴロいる。

「ぼやぼやしてると、獲物を取られるぞ!負けるなよ!」

発破をかけると、通信機越しに、はっ、と明瞭な返事か返ってくる。

 部下のキョウ・ミヤギに、”スティグマ”とか言う奇妙な技術を駆使する、”魔女”と呼ばれるエース。最近は、機体をトリコロールカラーに染めたパイロットも、頭角を現してきている。いずれも、女性のパイロットだ。

「戦場もカカァ天下かい……やれやれだな。」

『旧世紀的感覚です。』

回線がオープンのままだったらしい。呟くと、鋭く涼やかな声が間髪入れず通信機に入った。

『キョウ・ミヤギ、行きます!』 涼やかで明瞭な声と共に、青い機体が宇宙に滑り出していく。(お前も、アイツも、互いを知るはずがないのだがな。) 先行するミヤギ機のノズル光を見ながら、イギーは胸の中で、ここにはいない友に語り掛ける。(アイツは、キョウ・ミヤギは大丈夫だよ……だが、魂だけでもアイツを、守ってやってくれよ——ヘント、我が友よーー。) 縁もゆかりもあるはずのない、部下と、今は亡き友と——なぜ、そんなことを思ったのかは、イギー・ドレイク自身にも分からなかった——。 その日、2度目の出撃でキョウ・ミヤギは敵MSを7機撃墜。そのうちの1機は、連邦から

『キョウ・ミヤギ、行きます!』

 涼やかで明瞭な声と共に、青い機体が宇宙に滑り出していく。

(お前も、アイツも、互いを知るはずがないのだがな。)

 先行するミヤギ機のノズル光を見ながら、イギーは胸の中で、ここにはいない友に語り掛ける。

(アイツは、キョウ・ミヤギは大丈夫だよ……だが、魂だけでもアイツを、守ってやってくれよ——ヘント、我が友よーー。)

 縁もゆかりもあるはずのない、部下と、今は亡き友と——なぜ、そんなことを思ったのかは、イギー・ドレイク自身にも分からなかった——。

 その日、2度目の出撃でキョウ・ミヤギは敵MSを7機撃墜。そのうちの1機は、連邦から"血濡れの左腕"、ジオンでは、"オデッサの砲兵殺し"と呼ばれていたエースパイロットだった。

 この宙域の戦力を支えていたエース"血濡れの左腕"を喪ったジオンは、程なく潰走。連邦の勝利を支えた青い鮮やかな機体を駆るエースは、その後、"蒼きヴァルキュリア"と呼ばれ、終戦まで最前線にあった——。
 

【蒼きヴァルキュリア ーSHADOW PHAMTOM IF STORYー fin.】

紅白戦用投稿第1弾です。あれ……?紅組だと思っていたら白組になってました笑わたしの中でミヤギのイメージカラーは青なのですが、なんか、ロックマンみたいになってしまいました笑胸のメタリックカラーのところは、シングルモルトカラーのつもりです笑実は、今回の軽キャノンもですが、ガンダム・ヴァルキュリアも、白いとこはブラックナイトスコードカルラ用のライトブルーです。実物はもう少しぼんやりと青っぽいです。みんな軽キャノンに乗っているのは、ジークアクス時空のつもりだからです。ノーマルスーツ笑やサラミスが正史時空のままですが、それは、まあ、ご愛嬌ということで笑もしかしすると、ジークアクスっぽいだけの、また違うパラレルワールドかもしれませんね。ジークアクス時空でも、地上戦の展開は同じとどこかで聞いた気がしたので、オデッサ作戦とアフリカ掃討戦は行われた感じにしています。そしてヘントはオデッサの、アーサーの奇襲で没したという設定です。第2部冒頭でジムを見ながら「俺もアレに乗っていたら……」とか言っていたのが、実現してしまった感じですね。ちなみに、ジン・サナダが合流している理由はよくわかりません。そして、ミヤギからは本能的に嫌われています。前世ならぬパラレルワールドの因縁を感じているわけですが、イギーの「袖振り合うも他生の縁」という言葉は、登場人物が誰も知らない皮肉になるよう、あえて選んだ台詞です笑

紅白戦用投稿第1弾です。

あれ……?紅組だと思っていたら白組になってました笑

わたしの中でミヤギのイメージカラーは青なのですが、なんか、ロックマンみたいになってしまいました笑

胸のメタリックカラーのところは、シングルモルトカラーのつもりです笑

実は、今回の軽キャノンもですが、ガンダム・ヴァルキュリアも、白いとこはブラックナイトスコードカルラ用のライトブルーです。実物はもう少しぼんやりと青っぽいです。

みんな軽キャノンに乗っているのは、ジークアクス時空のつもりだからです。ノーマルスーツ笑やサラミスが正史時空のままですが、それは、まあ、ご愛嬌ということで笑

もしかしすると、ジークアクスっぽいだけの、また違うパラレルワールドかもしれませんね。

ジークアクス時空でも、地上戦の展開は同じとどこかで聞いた気がしたので、オデッサ作戦とアフリカ掃討戦は行われた感じにしています。

そしてヘントはオデッサの、アーサーの奇襲で没したという設定です。第2部冒頭でジムを見ながら「俺もアレに乗っていたら……」とか言っていたのが、実現してしまった感じですね。

ちなみに、ジン・サナダが合流している理由はよくわかりません。そして、ミヤギからは本能的に嫌われています。前世ならぬパラレルワールドの因縁を感じているわけですが、イギーの「袖振り合うも他生の縁」という言葉は、登場人物が誰も知らない皮肉になるよう、あえて選んだ台詞です笑

赤い軽キャノンは、前に「つぶやき」で投稿した際(と、この写真を撮ったとき)は、腕が左右逆でしたが、直しました。

赤い軽キャノンは、前に「つぶやき」で投稿した際(と、この写真を撮ったとき)は、腕が左右逆でしたが、直しました。

この世界線では、ミヤギは、2部冒頭で登場したときのクールなキャラのまま、1年戦争を終えそうです。たぶん、この戦闘能力は、本編ミヤギより、このミヤギの方が高いでしょう。……そして、なぜか、このテキストを書いてる間、Bluem of Youthの「ラストツアー」が脳内リピートでした。(覚えている方、いらっしゃいますか?笑)もしかして、この時空のミヤギは、ヘントと一緒に抱きしめ、育ててきた夢がないので、戦闘マシーンになり、心が凍てついているのかもしれません。でも、なんとなく、どこか、別の世界からの、ヘントの愛を感じている節がありますね。この時空のミヤギにも、愛と救いがあるように、祈るばかりです。せめて、チタとは出会ってくれれば、と思いますが、どうでしょうね?イギーも、別にヘントが生きている世界の記憶があるわけではありません。なので、まあ、これはバッドエンドルートでしょうか??軽キャノンに乗ったミヤギを描きたかっただけなのに、とんでもねーおハナシになってしまいました笑……でも、バットエンドは嫌なので、この時空のミヤギも自分の運命をこじ開けて、きっとなにか救いにたどり着くはずです。まずはチタに会いましょう。そして、本エピソード中はBluem of Youthの「ラストツアー 〜約束の場所へ〜」がBGMですが、ミヤギが飛び去った瞬間は、BUMP OF CHICKENの「ファイター」です。これなら、なんとなく救いがありそうな感じに終わるな、と、思います。ぜひ、聴ける方はBGMにお使いいただき、再度ストーリーをお楽しみください笑……色々妄想していたら続きのアイディアが膨らんでしまいました。シャドウファントム第5部が無事終了したら、たぶんこの機体を主役に「蒼きヴァルキュリア -Phantom Pain-(仮)」としてストーリー化する予定です。クラバに任務で潜入する話にしようと思いましたが、青い方も赤い方も、機体に思いきり連邦のエンブレムと「EFSF」て入ってるので、この機体では参戦できなさそうですね(gundam-kao5)長々と妄想を書き連ねました。タラシの裏にやるようなことを、失礼しました(gundam-kao5)

この世界線では、ミヤギは、2部冒頭で登場したときのクールなキャラのまま、1年戦争を終えそうです。たぶん、この戦闘能力は、本編ミヤギより、このミヤギの方が高いでしょう。

……そして、なぜか、このテキストを書いてる間、Bluem of Youthの「ラストツアー」が脳内リピートでした。(覚えている方、いらっしゃいますか?笑)

もしかして、この時空のミヤギは、ヘントと一緒に抱きしめ、育ててきた夢がないので、戦闘マシーンになり、心が凍てついているのかもしれません。

でも、なんとなく、どこか、別の世界からの、ヘントの愛を感じている節がありますね。この時空のミヤギにも、愛と救いがあるように、祈るばかりです。せめて、チタとは出会ってくれれば、と思いますが、どうでしょうね?

イギーも、別にヘントが生きている世界の記憶があるわけではありません。

なので、まあ、これはバッドエンドルートでしょうか??軽キャノンに乗ったミヤギを描きたかっただけなのに、とんでもねーおハナシになってしまいました笑

……でも、バットエンドは嫌なので、この時空のミヤギも自分の運命をこじ開けて、きっとなにか救いにたどり着くはずです。まずはチタに会いましょう。

そして、本エピソード中はBluem of Youthの「ラストツアー 〜約束の場所へ〜」がBGMですが、ミヤギが飛び去った瞬間は、BUMP OF CHICKENの「ファイター」です。これなら、なんとなく救いがありそうな感じに終わるな、と、思います。ぜひ、聴ける方はBGMにお使いいただき、再度ストーリーをお楽しみください笑

……色々妄想していたら続きのアイディアが膨らんでしまいました。

シャドウファントム第5部が無事終了したら、たぶんこの機体を主役に「蒼きヴァルキュリア -Phantom Pain-(仮)」としてストーリー化する予定です。

クラバに任務で潜入する話にしようと思いましたが、青い方も赤い方も、機体に思いきり連邦のエンブレムと「EFSF」て入ってるので、この機体では参戦できなさそうですね(gundam-kao5)

長々と妄想を書き連ねました。タラシの裏にやるようなことを、失礼しました(gundam-kao5)

では、今回も最後までお付き合いくださりありがとうございました。またのお越しを心よりお待ちしております。

では、今回も最後までお付き合いくださりありがとうございました。

またのお越しを心よりお待ちしております。

オリキャラをジークアクス版の世界に転生させてみました。

コメント

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  1. T-Non 10分前

    GQ版シャドウファントムですか‼️

    ↓ヨッチャKIDさん同様、そう来たか❗️って思いました😊

    ロックマンカラー💦のミヤギ機、イイですね👍️👍️👍️

    いよいよ紅白開幕❗️頑張れ〜✨️

  2. そうきましたか😁。GQuuuuuuXはちゃんと見てないんで、いまいちわかってないですけど、違う設定、if設定で本編と繋がりそうで繋がらない、交わりそうで交わらない。絶妙に切なくそれでいて、各々たくましい。ジンはトリガー引かれてなくて、これはこれで幸せだったのかどうか。ずっと、心のなかに恐竜を持ち続けて生きていくのかなぁとか、引き込まれました。読ませますねぇー😭😭。

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