宇宙世紀コンに参加したいのですが、新作がない……笑
気を紛らわすべく、何気に気に入っているガンタンクをご紹介します笑
そして、投稿スタイル変更のお知らせを兼ねております(gandam-hand2)
以前、何度かご紹介していますが、我が家のガンタンクはお腹のパーツを一段抜いて、重心を低くしてあります。
単座型への改修試験機で、何機か作られ、コアブロックはオミットされているという設定です。
カラーは
ボディ→ソードストライクブルー
下半身→ティターンズブルー2
顔→グレー
腕→焼鉄色
です。
シャドウファントム、第5部からはこのように、最初に機体紹介をしてからストーリーを後に書こうと思います。投稿タイトルも今後は機体名になります(gandam-hand2)
今回は、シャドウファントムお試し版という短編を書いてみました。フレーバーテキスト代わりにお読みください。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
※このストーリーは「MS戦記異聞シャドウファントム第2部」と同一の世界を描いています。
※このストーリーだけでお楽しみいただけます。本編読了に必要な設定や伏線はありません。
※5分程度で読了できます。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
ガンタンク乗り—英雄じゃない兵士が、前に出ようと決めた話
「前に出よう。」
作戦打合せが終わると、地球連邦軍第22遊撃MS部隊ガンタンク隊”ライオンズ”のスコット・ヤング軍曹が言った。その瞳には、決意の色が宿っている。
「タンクの運動性で前に出たら、狙われる。この間もそれでほとんど壊滅してる。」
同僚の、ジムのパイロットが語気を強める
「だから、少尉が守ってくださるんでしょう。」
スコットは微笑んで言う。
「前でも後ろでも、少尉がお隣なら安心ですよ。」
「言いやがる。」
ジムの少尉も笑った。
北アフリカから中東。ジオン公国軍の勢力圏だった砂漠地帯を取り戻すための、ベルベット作戦も、いよいよ大詰めだ。彼らのいる旅団は、サラサール湖付近のジオンの大規模拠点を攻める。
航空機の爆撃と、ガンタンク隊の集中砲火による先制攻撃。その後に61式戦車とMSが雪崩のようにが斬り込む”物量戦術”。オデッサの高山地帯を陥落させてからの、地球連邦軍の常套手段だったが、最近、彼らのいる隊の戦術の趣は少し違う。
妙に勘の良いエース。
機動力と火力のある新型機。
そいつが真っ先に敵陣に斬り込み、先鋒を崩す。その後に、打撃を加える。
”面”で破壊してきたこれまでの戦い方とは逆の、錐で開けた穴を押し広げるような戦い方だ。
味方の先鋒の、エース。
”ニュータイプ”などと呼ばれているが、”その娘二十歳”のうら若き乙女だ。
(おちおちと……後ろにいられるかよ。)
そういう、つまらない意地もある。
「タンクの足に付き合わせるわけにはいかん。先に出る。」
隊の仲間を集めて発破を掛ける。オウ、と皆が応えると、すぐにそれぞれの機体に向かった。
「バカか、的になる!」
さっきの少尉とは別のパイロットが駆け寄ってきた。今度はディーン中尉だ。作戦打合せでは後衛を任じられていた。
「お前たちは、我々と一緒に後衛だ。作戦打合せの前提を崩すな!」
「結果、数と火力で押し潰すなら、いつ行っても同じでしょう。」
スコットは、もう覚悟を決めている。
「ミヤギ曹長にだけ、背負わせられない。俺らは、男ですよ。」
うっ、と、中尉が怯んだが、スコットは別のことを考えていた。
(ミヤギ曹長に、怒られそうだな、今の。)
例の”エースの乙女”。彼女が先日考案した戦術”シングルモルト戦法”を由来として、最近では"シングルモルトの戦乙女(ヴァルキュリア)”などと呼ばれている。
あの小さな身体で、この砂漠の過酷な戦場を背負ってきた。
その自負があるからなのか。彼女は男女の平等意識に聡い。男だ、女だと言うと、割と鋭く指摘するのが癖だった。
止めに入った中尉を置いて、コクピットに向かう。
「待て。」
「何です。」
「どうせ、勝つ。オデッサと同じだ。」
「そうです。物量で押し潰す。」
「ならば、無理をする必要はない。命令に従うべきだ。」
「好き勝手やろうってんじゃないですよ。一応、戦略は見えてるつもりです。」
「結果、そうなっている。持ち場を乱すな。軍規違反だ。」
「ダメなら、俺らが死ぬだけですから。今の戦い方と装備なら、タンクが潰れても、みんなで、勝てる。」
それが、物量戦の本領でしょう、と、スコットは笑う。
「……死ぬのは、怖いぞ。」
ディーン中尉は、この戦いの前哨戦で、敵の奇襲を受けて部隊を壊滅させている。自身も、あわや撃墜というところを生き延びている。そのせいで、しばらくコクピットに座れなかった。本来彼が請け負うべき、MS隊の全体の指揮も、別の少尉が執っている。
そんな彼からの、”死ぬのは怖い”は、切実な響きがある。
「言わんでくださいよ。俺だって、無理してんです。」
行きます、と、微笑を崩さず、スコットは背を向ける。
「生きて帰ったら、ちゃんと弁明してください。カッコつけて営倉入りは勘弁ですから。」
「ああ、後から行くよ。頼む。」
そして、彼らは出撃した。
U.C.0079、11月26日。
ジオン公国軍サラサール基地の戦力は、実質的に壊滅。同日、アレクサンドリア港付近のジオン公国軍も大敗を喫し、アフリカ戦線は地球連邦軍の優勢で一気に戦線を拡大。そのまま、アフリカ大陸を南下した連邦の戦力は、終戦まで、敵残存勢力の掃討戦を続行した。
サラサール基地は、その後2日間の包囲を継続。大規模な戦闘は起こらないまま、11月28日、地球連邦軍はサラサール基地司令からの全面降伏を受け入れ、ベルベット作戦の完遂を宣言した。
スコット・ヤング軍曹が率いるガンタンク部隊、通称”ライオンズ”は、2機の機体に損傷をだしながらも、全員が無事帰還。
なお、後衛からサラサール基地へ突撃を敢行したディーン中尉は、戦死した。













シャドウファントムおためしエピソード
コメント
コメントをして応援しよう
コメントにはログインが必要です
またまた胸に来るストーリーで!楽しませて頂きました!😄機体紹介から入って来るとますます見るのが楽しみになりますね!😄
いつもありがとうございます(gundam-kao6)
他のSNS用におためし版エピソードを作っていました。(なので、画像は使い回しが多めです(gundam-kao10))折角なのでこちらでも公開してみました。
やはり、ガンプラ投稿サイトなので、ガンプラの紹介がメインに来て、ストーリーはご覧いただける方だけに見ていただけるようにした方がいいな、と思い至りました(gundam-kao10)
第5部はこのスタイルでいきます。
楽しみにしてますね!😄
宇宙世紀の片隅で。
彼らは戦った。そして、生きた。
ガンプラ戦記「MS戦記異聞シャドウファントム」
▶︎デジラマ加工と物語構成で、模型から広がる世界観を表現しています。
※イラスト・コラージュ表現も含みます。
※作風が合わない場合は、ミュート等でご調整いただければ幸いです。
※作品投稿のないアカウントへのフォローバックは控える場合があります。
押忍やすじろうさんがお薦めする作品
目次(MS戦記異聞シャドウファントム)
【予告】コラボ企画第2弾『LIGHTNING REDEMPT…
【予告】コラボ企画第2弾『LIGHTNING REDEMPT…
これから読んでくださる方のための「シャドウファントム」総集編…
【コラボ】遠雷の継灯・最終話
Chap.5 U.C.0080 1月10日 …… ◁◁
【コラボ】遠雷の継灯・第4話
Chap.4 U.C.0080 1月10日 ◁◁ …
【コラボ】遠雷の継灯・第3話
Chap.3 U.C.0080 1月8日 ◁◁ ▷…
【コラボ】遠雷の継灯・第2話
Chap.2 U.C.0080 1月6日 ◁◁ ▷…