ドーベンウルフ スペースウルフ隊仕様
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ドーベンウルフをラカン・ダカラン旗下のスペースウルフ隊仕様で作りました。
HGUCのドーベンウルフを改造+成型色仕上げで製作しています。
本体はキットのランナータグ、カラープラ板を使って改造、各ディテールには市販のパーツを使用しました。
直線主体のジオン系という珍しいながらもトゲトゲ末端肥大という実にダブルゼータ時代らしいデザインで大好きです。
主なパイロットであるラカンは若干描写不足で大物界の小物感がでてしまっているので、もう少しキャラクターを深掘りしてほしかったところです。
劇中ではクインマンサを単騎で退けるおそらくはネオジオン最強のマシュマー駆るザクⅢ改を集団とはいえ倒した機体です。
登場も遅く集団戦闘しか描かれていませんが、武装が豊富なので実はどんな相手でもオールラウンドに立ち回れる単独活動向きのMSではないかと思います。
さて、ドーベンウルフは個人的に思い入れがある機体です。
今から四半世紀以上前のボクが中学生の時、時代的にはガンプラを作っているのを公言しにくい雰囲気のあった時代です。
ガンプラ同好の士であるクラスメイトの名前を仮に大友くん(実名)としましょうか、大友くんとのガンプラトークの流れでドーベンウルフ(旧キット)をお互い作り比べようという話になりました。
いつの時代も同じモチーフの競作ほどモデラーの魂を震わせ、技量を引き上げるものはありません。
ここに、お互い自分が最強モデラーとして信じて疑わないホビージャパンを少しかじったぐらいの中学生ふたりの激突が始まるのでした。
ボクは大友くんをちょっとビビらせてやるかぐらいに考え、必死でドーベンウルフの頭部をスクラッチしました。
ネットで途中進捗の報告などできない時代、お互いの進捗確認は学校への現物持ち込みです。
約束の日、他の生徒の目につかないように、休憩時間の教室の片隅でカバンの中に隠しつつ、お互いの製作途中のドーベンウルフを見せあうことになりました。
ボクは勝ちを確信をしつつ、ポリパテからスクラッチしたドーベンウルフの頭部を出したと同時に、大友くんも勝ち誇った顔で見せてきたのは、これまたプラ板でスクラッチしたドーベンウルフの胴体(胸部)でした。
2人ともアクシズが地球に落ちるのを確信したシャアみたいな顔をしていたと思います。
お互いが相手の技量をナメていた反動と、それぞれがスクラッチという大技をだしてきたことで、この進捗確認は互いの健闘を讃えあい終了しました。
そして、この時の流れとテンションでボクと大友くんはドーベンウルフの語感からふたりでドーベンウルフを製作するための『DTウルフ隊』を結成したのでした。
(DTウルフ隊のDTの読み方はもちろん童の貞と書いてDT、あるいは英雄の条件『かく言う私もDTでね』のDTです。)
そして、DTウルフ隊は次の進捗確認を固く約束したのでしたが、なにぶんにもお互い自分の技量を越えた作業、部位単位では作れても、それらを統合する能力も完成まで持っていくスキルもなく、そのまま2人だけのDTウルフ隊はスペースウルフ隊のごとく青春の爆発の中に消えていったのです。
さてさてっ思い出話は横に置きつつ、HGUCドーベンウルフのキットは先に発売された袖付きのドーベンウルフ(ユニコーンver.)のあとに発売されたものです。
個人的には完成したドーベンウルフ袖付きのデザインから、エングレービングを削いだために良くも悪くも地味化してしまったという印象です。
また、袖付きドーベンウルフの設定画の再限度はものすごく高いのですが、元のドーベンウルフの設定画の化け物じみたデザインから、クリンナップによって悪い意味で毒気を抜かれてしまったため、キチンとまとまり過ぎてしまっているので、ボクの中の荒々しいドーベンウルフのイメージにキットベースで近づけようと改造していきます。
改造は前回製作したドーベンウルフ袖付きでドーベンウルフ学を履修しているので、それをなぞりつつダブルゼータ時代のドーベンウルフとしてのイメージを盛り込んでいます。
製作途中にほとんど書いてありますが、改造点は以下です。
・頭部
モノアイ部をくりぬいて、アルミ線とプラパイプとHアイズでモノアイを可動化
・胴体
肩をハの字に切って腕の付け根をやや上方に上げる
背中のバックパック接続パーツを切り出して上下反転させて再接着、これでバックパックが上に上がる
↑の作業で背中のダクトパーツが干渉してしまうために、ダクトパーツを切り取って、小型化して再接着
首を1ミリランナータグで高く延長してアゴがひけるようにする
首の取り付け位置を削り込んで5ミリほど前に出す
胴の腰との接続ジョイントを切り出して、前屈みになるように角度をつけて再接着
胸全面がエングレービングが無くなって地味なので、先端が先につき出すようにカラープラ板で角度を変更
・腰部
リアアーマーをボールジョイントで接続して角度を変更できるようにする
・腕部
腕がほそいので、赤いパーツの内側に楔型にランナータグをはって、角度を着けて太く見せる
・脚部
腰サイドアーマーの接続ピンを切り離して、ボールジョイントに変更、気持ち上+横に出るように接続
腰サイドアーマーに切り込みを入れて左右の形状に違いを出す
膝のパーツをカラープラ板で裏打ちしつつ5ミリほど延長
爪先先端にカラープラ板を貼って延長
踵の肉抜き穴をカラープラ板で塞ぐ
・バックパック
サイドのビームキャノンの接続位置を5ミリほど上に上げる
その他ディテールは市販のパーツとカラープラ板を貼り付けています。
余談ですが、このドーベンウルフ腕の中のノズルパーツ1つと、肩のノズル1つを紛失してしまったので、カラープラ板と換装して余ったバーニアパーツででっち上げてリカバリーしました。
ビームランチャーはドーベンウルフのメイン武装といっても過言ではないと思います。
肩部の改造でこのポーズができるか不安でしたが問題ありませんでした。
ドーベンウルフは緑と赤と派手な配色のわりには地味目な仕上がりなので、デカールは過剰気味に貼ってみました。
センサー部はクリアのプラ板にラピーテープを貼ったものを取り付けています。
ビームキャノンを展開、この先端がビームキャノンとは知りませんでした。
ゲームのガンダムブレイカーでドーベンウルフを操作することができるのですが、武装がともかく多くて(それでも全部は再現されていない)全てを的確に使いこなすのはなかなかに至難です。
大火力、伸びる腕やインコムなど、いくらサイコミュ制御といっても、やはり同士討ちの恐れがある集団戦よりも単騎突撃機なんではないかと疑問がぬぐえません。
一点突破のザクⅢ改と多芸多才のドーベンウルフのエース同士の1対1を見てみたかった気もしますね。
ユニコーン時代を描いたマンガ『ラストサン』ではその時代まで1体だけ残ったドーベンウルフがリバウを支援しつつ活躍します。
ほんの数コマではありますが。
わりとシール多用のキットなので、足の赤は要塗装です。
マスキングしてピンクサフをふいてから指定のモンザレッドで塗っています。
袖付きと同じと思ってリズムで腰の丸いビームサーベル収納部の周辺も赤く塗ってしまいましたが、これはこれでカッコいいのではないだろうか?本来は緑です。
胸部の形状は記憶のはるか彼方で大友くんが作っていた形状のリスペクト
袖付きではエングレービングが入っていたので間延していなかったが、ノーマル機では平たすぎるので、前に張り出すようにして人外感を出してみました。
袖付きドーベンウルフとの比較
各部延長でダブルゼータ時代のドーベンウルフが持つ、人型から大きくはずれたトゲトゲ末端肥大のイメージがある程度出せたと思います。
貧乏所帯の袖付きよりは、ネオジオンの高級機というイメージでデカールは派手に使っています。
わりとぱばっと作ったドーベンウルフ袖付きがなかなかに強そうだったので、袖付きよりも強そうに作れるか不安でしたが、なんとかなったと思います。
地味なバランス調整の改造ばかりではあるが、積み重ねの結果、袖付きよりも一回り大きくみえる・・・気がする。
袖付きドーベンウルフの色がカッコ良すぎるため、本家ドーベンウルフをいかにカッコよくするかに苦戦中しましたが、結果はなかなか良かったと思います。
ドーベンウルフの思い出は、今となってはモデラーだれもが知っている、『稚拙でも最後まで完成させた作品は未完成の大作に勝る』という言葉の意味を知る以前のチャレンジした結果の未完成として記憶に残っています。
そして、ボクもこの年になってようやくガンプラの完成のさせ方というものが少し分かってきたところです。
今となっては連絡もとりようもないかつての友人に遅ればせながらの完成報告としてこの場をお借りします。
余談しかしてないついでに、去年、一昨年のHGUCドーベンウルフの再版がなく、値段がひどく高騰していた時期のことです。
ネット通販で破格の2500円で売っていたドーベンウルフに飛び付き、即座に注文MAXの3個ほど発注したところ、3機のドーベンウルフの旧キットが届きました。
DTウルフ隊の呪縛は未だボクを捉えたままだったようです。
また大友くんドーベンウルフ作らねぇかな?(;・3・)
ドーベンウルフ完成(^o^)/
コメント
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コメント失礼します。
ケレンみたっぷりの、こだわりのドーベルウルフ!堪能させていただきました😆✨
相変わらず素晴らしい技術👍そしてDTの話はニヤニヤしながら読んでしまいました😁
いつの時代もライバル的な存在がいるのは良いですね!私もリアルではガンプラ好きなことを開示してないので、羨ましい限りです。
いやーしかし…めちゃくちゃカッコいい👍✨
ありがとうございます(^o^)/
今はガンスタの集合知で先人の解法にふれることが用意なので、自分の最適解を見つけやすくよい時代になりましたね(^o^)ゝ
当時の影響で今も劇中登場機を大きく変えない範囲でカッコよくするコンセプトで製作しております。
人様の作った凄いオリジナル機などを見るのは好きなのですが、自分で作る物は普通の機体で欲しいですね(^o^)/
リアルでガンプラ好きはとくに隠していませんが、塗装までしているモデラーだと日常生活ではほぼほぼ出会いませんね、模型店などにいくとガンプラ巧い怪物がゴロゴロといて怖すぎますが(;・3・)
コメント失礼致しますm(_ _”m)
スタイルアップされたZZ版ドーベンめちゃカッコいいです!!
自分はユニコーン版のドーベンをエンブレム削ってZZ版に塗装しました
プレバンでたまたまUC版を入手できたので(;^_^A
旧キットのドーベン3個…ですか(◎_◎;)頑張って作ってください!!
ありがとうございます(^o^)/
yasaさんのドーベンウルフはエングレービングを削って立体の紋章を付けておられたので、何を貼ったか気になっていましたが、たむたまガンダムデカールが手元にありましたのでそのまま貼りました(^o^)/
旧キット改造はたのしいのですが、なかなかに造形カロリーが高いのでついつ後回しになってしまいますね
(^o^)ゝ
機体そのものが私の所には無いので比較のしようがありませんが、白バックに映える成形色と、何か違う!コレはカッコ良いんじゃないか⁉️
と思わせて頂ける作品だと思います🤩👍✨💝💕
鋭角なデザインの拵えも素晴らしいと思います🥰💖💓m(_ _)m
ありがとうございます(^o^)ゝ
ボクも袖付きドーベンウルフが素でカッコよかったので、なんとか越えなければと思いつつ改造したので、わりと完成してみるとリゲルグ以来の手応え的な作った感があったのでそういってもらえると嬉しいです(^o^)/
デカいので、表目処理が苦戦しました
(^o^)ゝ
コメント失礼します。
ドーベン・ウルフ愛がすごい!
合田一人さんもきっとDT隊を応援しています!
私もスペースウルフ隊を作るべく積んでます(作れ!)が、改修ポイントとか参考になります。
おっしゃるとおり、ドーベン・ウルフは単体の強さをNT以外が乗れる最強機体を目指したものです。なので火力マシマシのダブルゼータ世代を代表するMSです。ザクの汎用性を重視したザクIIIとは違います。同士討ちしなかったのが不思議です。その対極の2種のMSが本来と異なる運用なのも興味深いところであります。私はマシュマー派なので結果には納得していませんが(笑)
連邦の技術も採用されたジオン系らしくないデザインも異彩を放ってますよね。
大友さんも今もプラモ作ってて欲しいですね。
ありがとうございます
記事書いた価値あり、ネオジオン艦隊指揮官にそういわれると嬉しいものです(^o^)ゝ
かくいう私もDTウルフ隊でね(ツ)
ドーベンウルフは劇中であまり出てないながらも考察楽しいです
同士討ちやっぱ思いますよね、サイコミュ制御で防いでたんですかね?
機体特化したパイロットが載ったザクⅢとドーベンウルフ1VS1だと勝率的にドーベンウルフ、ザクⅢ改とドーベンウルフだとややザクⅢ改かなと思っています。
大友くんはガンプラつくっててほしいですねー(^o^)/
とってもモノビャさんのドーベンウルフ愛が伝わる素晴らしい作品‼️
私には超大作に思えました🙂↕️
キット改修の上手な方は、ココをこう変えたいという明確なポイント整理と、ソレを可能にする技量があるんだな〜と、今作を見て感じました。ホント素晴らしい😍
中坊の時、モノビャさんのドーベンウルフの頭部と、大友君の胴体を合わせたら、どうなってたんだろう。とか、旧キット3個、どうするんだろうとか、思ってしまいました😅
面白いお話しも、素敵ですね😊
ありがとうございます嬉しすぎるお言葉です(^o^)人
中学校以来とするとドーベンウルフの完成に四半世紀以上の時間がかかっている意味では大作ですね(^o^)b
改造、塗装はローカロリーで最大限の効果を目標にやっておりますm(_ _)m
ドーベンウルフの胴体と頭を併せて『おおーっ』とかやっていましたそういえばw完成はしないんですけれども(^o^;)
旧キットどうしましょうかねぇ?新しくDTウルフ隊加入者がいれば配布してもいいかもしれません、その時はボクもつくらねばですね(^o^)/
袖付きでの情報量と比較してかなり柔軟にデカールや配色されているので袖付きそりも好きです(zaku-kao2)ビームサーベルラックの赤もいいですし、青春な話も好きです。私も中学で独学スクラッチしてて、HJを初めて観た時に同じ技法なのかと驚いて仕上がりの違いに愕然とした記憶を思い出したました。全然完成できなかったなぁw
整形色ゆえのカラートーンもすごくいいですね(zaku-kao5)
お陰さまで箱破壊計画完了しました
ありがとうございます(^o^)/
モデラーとは最新の完成品をもってしのぎ合うことでしか分かり合えない不器用な生き物というのは今も昔も変わりないようです(;・3・)
ボクなんかもホビージャパン別冊のMAX渡辺氏のMGゲルググを真似て数多のMGゲルググを葬り去ってきたものです(^o^)
完成しないんですよね
(^o^;)
素晴らしい‼️
市販品によるディテールアップ、丁寧な製作でとても清潔感ある仕上がりですね😆
ドーベンウルフへの想い、友情、繋がり、良い話ですね😉
ありがとうございます(^o^)/
自分の過去に作ったキットやモチーフは時間を経て再遭遇して2度楽しめます(^o^)/
もっとも大友くんはどうなっているか知るよしもないのですが
(;3;)
一年戦争~逆襲のシャア+αあたりの宇宙世紀の機体をメインに作っています。
モノアイ系のほうが作りやすいです。
軽い改造とプロポーション変更を施して作中登場機体や、登場しそうな機体を作っております。
ここ最近は成型色仕上げにハマっています。
コメントなどいただけるとうれしいです
(^o^)ゝ
ガレージキットディーラー、ものびゃー博物館としてワンフェスなどで活動しております。
m(_ _)m
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