ヤクトドーガ ギュネイ機
- 4721
-
- 18
-
ギュネイの駆るヤクト・ドーガです。
HGUCヤクト・ドーガ(ギュネイ・ガス専用機)を改造+成型色を活かして製作しました。
本体はキットのランナー、ランナータグ、ランナーから作ったカラープラ板を使って改造しています。
各ディテールには市販のパーツを使用しました。
ヤクト・ドーガはギラドーガのフレームを使って製造されたサイコミュ搭載機です。
シャアの要求性能には達しなかったためにサザビーの開発につながるのですが、逆にいえばギラドーガのフレーム性能を限界まで追求した高性能機ともいえるわけです。
肩アーマー内のバーニアやスネ正面のバーニアノズルなど各所にギラドーガとの関連性を見ることができます。
ギュネイ機を作るうえでは、ギュネイ・ガスという男の魅力は切っても切り離せないものがあります。
逆シャアの中でギュネイは、ネオジオン軍で2つの相関関係の中にいると考えます。
クェスを中心としたシャアとの恋慕の関係性と、クェス、レズンたちの中にいるパイロットやメカニック達との軍隊としての関係性です。
この2つの関係性から見えてくるのは、パイロットとして超有能さと、指揮やチームプレイのとれなさ、人との関わりのヘタクソさです。
劇中のギュネイはカッコイイ見せ場に溢れています。
ホビーハイザックでの軽口の応酬なども好ポイントですが、主に戦闘面で見ていきたいと思います。
まずは歴代登場の強化人間のなかでも抜群の精神安定性で、情緒不安定なかんじが全くありません。
5ルナの防衛戦では、あのアムロのリガズィと1対1で対戦し、ファンネルこそ使いきっていますが、おそらくは5ルナ停止の要とも考察できるリガズィのバックウェポンシステムを破壊して、5ルナの防衛を完遂しています。
あの位置に単騎で配置されていることからもシャアからのギュネイの実力の信頼度が見えます。
クエスにパイロットとして指導を任せるなどもその信頼の一端の現れかもしれません。
また、単身で複数の核ミサイルを阻止する、当時の連邦の最新鋭機であるジェガンが複数いても物ともしないで次々に撃墜していくなど、パイロットとしての有能さが際立ちます。
反面、ギュネイの弱点と、年齢ゆえの未熟さがその長所の味付けとするには、大いに足を引っる短所になっているのがギュネイのもつアンバランスの魅力です。
ギュネイの短所を一言でいうと迂闊ということです。
MS戦でのミスは必ず何かに気を取られることから発生しています。
5ルナでは援護に来たシャアの動向に気を取られての連続被弾(これはそもそもシャアが来ていなかったら撃墜されていますが)
ニューガンダム捕獲時の放熱板と勘違いしたフィンファンネルから射撃を受けて、即反撃せずに一旦ケーラを丁寧に丁寧に握ったため、他のギラドーガのへ指示が遅れてニューガンダム撃墜のタイミングを逃します。
ニューガンダムに撃墜された時も、クェスのアルパの安否と動向に気をとられていてニューガンダムから意識が外れた、などです。
このように、ギュネイは一人だと最強格のエース、他者と関わるチームプレイでは判断が遅れて動きが鈍る、といえます。
人材の層が薄いネオジオンでは少数精鋭にならざるをえないため、彼ほど貴重で替えのきかない強力な戦力はないでしょう。
シャアはこのギュネイの特性を見抜き、指揮官として成長させようとして、クェスの指導を任せた結果が、皆さんご存知の悲劇につながったとも考えられます。
また、気性は荒いながらチームを率いて着実に戦果を上げていくタイプのレズンと相性が悪いのも、強化人間以前に単独プレイでは超優秀なのに、チーム戦はポンコツというところに一端があると思います。
HGUCのヤクト・ドーガ(ギュネイ専用機)は2007年今から約20年前発売です。
2026年の今となっては、アーティファクトでアレンジされたヤクトドーガ、REで設定画に近づけたうえで面取りを煮詰めたヤクトドーガとそれぞれ両極を究めたともいえる良い造形が発表されています。
これらの両極の解答が出揃っている現代にやや旧キットとなりつつあるHGUCのヤクト・ドーガの立ち位置を見ていきたいと思います。
設定画からするとやや人型体型よりのアレンジがなされていますが、HGUCギラドーガからの正統性強化機としての良バランスでしあがっていてカッコいいです。
特筆すべきは説明書の色指定がギュネイ機の黄色はゴールド、クェス機の白はシルバーと言いきるなど、なかなかに大胆な色指定をしてくることです。
立体として見た時に、基本色を色味の近い金属色としてアレンジして塗るのはハッタリが効いて効果的なので、これはこれでこの時代が目指すガンプラの方向性だっかのかな?とも思います。金属色は隠蔽力も高いので塗装のしやすさの理にも叶っています。
同時に、狭い面やワンポイントならともかく、広い面をゴールドにしてしまうと全体の色調が暗くなってしまうというデメリットもあると思います。
ギュネイ機の黄色部分の成型色はゴールドというよりはラメが入った黄色なので、黄色とゴールドの中間をとったこの成型色はなかなかに良いのですが、『どこがゴールドやねん?』と思わなくもないですね。
キットの気になるところとしては、そのまま作るとギュネイ機の特徴である額の鷹の目ペイントの目力が弱いといったところでしょうか?
さて、そんな強化人間のギュネイが乗ることを念頭に、推力、サイコフレーム搭載など、ギラドーガのフレームが持つ性能を限界まで高めた機体に見えるように製作していきます。
いつもどおり成型色仕上げで作っていくのですが、今回黄色のパーツにラメが入っている都合上、改造部に白い線が出て改造部がきれいにつながらないので、面中央部にメタリックイエローをのせてキズをごまかしています。
また、間接がABS樹脂なのを気づかずに、普通の接着剤で止めていたので、あとからボロボロ決壊してきたのは泣きました。
ABS部は瞬間接着剤で修正しております。
改造点は途中写真に載せていますが、以下です。
・頭部
キットでは目の面接が狭いので、黄色い顔面の後部にカラープラ板を貼って顔の黄色部分を広げる
額の鷹の目ペイントは鉄血のオルフェンズデカールにそれっぽいものがあったので、貼ったあと瞳を書きこんで目力アップ
・胴部
肩の取り付けパーツを切断して、肩を4ミリほど上に着くように調整
襟中に切り込みを入れて首の付け根が2ミリほど高くなるように調整
襟をカラープラ板を貼りつけて2ミリほど高くなるように調整
胸中央の赤いパーツはカラープラ板を貼って角っぽくなるように形状変更
胸部装甲は中央とサイドにカラープラ板を貼って形状変更
胴の両サイドに、カラープラ板を貼って逆三角形の体型になるようにする
・腰部
胴の接続部を切り離して、前方に傾くように再接着
それに伴ってリアアーマーの中央部に4ミリほど上にずらして隙間を調整
左右のリアアーマーは切り離してカラープラ板で裏打ちしてから真鍮線で接続
上の改造でサイドアーマーと動力パイプの間にスキ間ができるので、サイドアーマー上方にカラープラ板を貼ってスキ間がないように形状変更
足の接続部を一旦切り出して4ミリ前方にずらす
・腕部
両肩のファンネル付きシールドをボールジョイント接続に変更
上腕が貧弱なので中央で切断してカラープラ板を噛ませて太くする
ファンネルシールドをカラープラ板で大型化
・脚部
足の内部フレームを途中で切断して5ミリ延長
爪先のとんがりパーツの下面にカラープラ板を貼って4ミリ延長
・バックパック
下面をカラープラ板で大幅延長
胴体の接続部を切り離して下側にズラす、これによってバックパックがうえに上がって首が埋まったように見える
・武器類
ライフルは銃身の先端をプラ棒に変更して延長
ラウンドシールドは腕との接続パーツを切断して、持ち手を新造した、これによって射撃体勢と防御体勢の不自然さが解消する
その他ディテールはカラープラ板と市販のパーツをつかっています。
クェス機と比較した時にマッシブになることを意識して改造しました。
そんなネオジオンの強化なエースパイロットのギュネイですが、クェスと出会ってしまったことがケチの付きはじめです。
ニューガンダム捕獲に成功しても、士官であるだけのギュネイにシャアとの立場の逆転はありえないでしょう。
また、複数の核ミサイルを撃墜して、手柄を立てたことと、クェスがギュネイに興味を持つことはまるで関係がないのに、それでクェスの気を引けると考えているところがギュネイの若気の至りといったところです。
そして、いくら戦場とはいえ、ケーラを人質にとったうえで握りこんでしまえば、戦後の軍法会議でどういう刑を受けるか分からないのに実行してしまうことなどです。
これらは真面目で有能なギュネイがクェスとであってしまった結果として起こっています。
しかし、これは純情な10代あるあるとして、かつて10代であった自分にも反転術式として非常にイタいところに刺さるまで含めてがギュネイのもつ魅力です。
クェスとさえ出会わなければ、と改札でヤツと出会ってしまったジェリドという男を想起しつつも、その出会いが織り成す結末は逆襲のシャアを視聴したすべての人が知るところです。
『優秀なポンコツでかわいい』これがボクのもつギュネイのイメージです。
逆シャアのキットは思い入れが強すぎてなかなか手をだすのに尻込みしていましたが、たまたま作っていたドーベンウルフ袖付きと並べて貧弱なヤクト・ドーガを見て、なんとかしなければと思い立ち完成させました。
ヤクト・ドーガギュネイ機のイメージを壊さず強そうに仕上がったと思います。
同時並行作業でクェス機も作っていたので、ヤクト・ドーガ学は段階を踏まずに現場習得と相成りました。
クェス機も完成しているので近々載せます。
最後に悪口はそのいった人を写す鏡といいます。その観点を踏まえてギュネイに思うのは
シャアよりギュネイのほうがよっぽどロリコンではないか(;・3・)と思いつつもその直情さが眩しいやつです。
まぁアムロにやられしまうんですけども
ギュネイ機完成(^o^)/
コメント
コメントをして応援しよう
コメントにはログインが必要です
細かい改造が活きてますね〜✨
自分もこのキット作ったからこそ参考なります_φ(・_・
肩口のところのはメタルパーツです?
ああいった形状の物もあるんですね!
腰回りのプラ板でのディティールアップもいいですね!自分はREをイメージにやろうとしたので安易にスジ入れちゃいましたが、これはいい!!
次回作の参考にさせて頂きますね(๑•̀ㅂ•́)و
コメントありがとうございます(^o^)/ボクも今度は塗装でヤクト・ドーガ作りたいですが、今回の再版ではギュネイ機確保できませんでした(^o^)/ディテールパーツはメタルパーツは流通が安定しないので、コトブキヤかウェーブのディテールパーツをフレームメタリック2やスターブライトシルバー、スーパーリッチゴールドなどをプラ地に直塗りで使っておりますm(_ _)m
なるほど☺️コトブキヤとウェーブ使ってらっしゃるんすね!
自分もそっちで調べて購入してみることにします(*´ω`*)
メタルバーニアとかナイチンゲールやった際に使ってみたいなぁと思いましたが、使用数考えたらキットより高くつきそうだったので断念したんですよね💦
自分も塗装でカバーしていこうと思います✨💡
ボクはコトブキヤはマイナスモールド各種とダクトノズル、ウェーブはバーニアよく使っております(^o^)プラ材とはいえ、ここのところの値上げラッシュで300~400円ぐらいしますので、調子にのって買い込むとキット本体より高くつくのはザラですが、やはりポイントで使うと完成品が引き締まる気がします(^o^)/
目の惹かれ方が、半端なく素晴らしい色味ですね🥰👍✨💝💓
ディテールも力強く格好の良いつくりですが、全く違和感も無くてカナリ改造されているにも関わらず、サラリと作成された機体に見えます🤩💞💘💗👍🩵
ギュネイの件については、クワトロ・バジーナの言う「若いのさ」のひと言につきます🙂
本人の性格等もあるでしょうが、お年頃でしょうね😀カミーユも強烈デシタがあの当時の若さはあんなものでしょうから🤍😆
ありがとうございます(^o^)/
ギュネイ機はミリタリーイメージで表面の凹凸を強調して作ってみました(^o^)ゝ
自分のあのお年頃を考えるとカミーユやギュネイなど大人も大人、カツでさえ大人ですよ(;・3・)b
ギュネイにはなんのうらみもありませんが、正直嫌いです。昔つきあってた元カレに似てるので嫌いです。
逆シャアでクェスとギュネイが新宿西口のシズラーで
デートするシーンがあるんですけど、2人がすわってた席がガチな話、
わたしと元カレがすわってた席で、
わたしはクェスの席、元カレがギュネイの席で、クェスがシャアのカッコいいとこを話すと焼きもちを焼いてギュネイがシャアの悪口言いまくるみたく、わたしは尾崎が好きなので、尾崎のカッコいいとこを元カレに話すと元カレはわたしに尾崎の悪口言いまくって、
王子様は自分にふさわしい女を選ぶので、君みたいなそこら辺の女を選ばない。君は理想が高すぎるから、妥協して俺ぐらいのそこら辺の人と一緒になるべきとか言われ、あのシーンのぶちギレたクェスみたく席立ったりはしなかったけど、わたし自身めっちゃ気分落ち込みました。だからギュネイはそれ以降嫌いです。
名文すぎてなにかのコピペかと思ってしまいました(^o^)
そこは落ち込まずに置きバズーカかヤクト・ドーガであま握りしておくべきじゃなかったんでしょうか?
あとクェスとギュネイがいたお店は池袋の日高屋です
ボクは逆シャアには詳しいので
(・3・)
REを作った事があって!どうしようかなぁって!HGはいつも悩んでは辞めちゃうのですが!😄このヤクトドーガは素晴らしい仕上がりで!身を奪われちゃって!また作りたく思わせてくれました!😄またギュネイとクエスの両機を作ろうと思います!😄勿論その時に再度この作品を参考に見に来たいと思いますので!宜しくお願いします!😄😀
ありがとうございます(^o^)/
HGはなんというか切り刻むのにちょうどいいサイズ感なんですよね(^o^)
早速REの作例みさせていただきました
ヤクト・ドーガは対な感じで2機いるので、それぞれの人の解釈をみるのも楽しみのひとつです。
ミリタリーなギュネイ機と飾り気の強いクェス機みたいに光沢の質感でキャラクター性を出す解釈おもしろいですね。
人によってはデカールをそれぞれ反対位置に貼っているなど、見所の多い2機です。
クェス機も最近は再版かかったようなのでHG楽しみにしております(^o^)/
モノビャさん‼️
上手いなぁ〜😍
上級者は、成形色ベースでも、こうやって仕上げて行くんだなぁ〜って、ただただ感服致しました🙇♂️
ギュネイはクェスに出会わなければ…
上級者とか玄人からいただけるとはなによりありがたきお言葉です(;3;)人
毎度改造だけしてあとはスプレーで駆け抜けております(^o^)b
逆シャア初見時はクェスも当時のボクからするとややヒステリックなお姉さんだったのですが、彼女がいることで逆シャアの人間関係の陰影がより浮き立っていますね
ギュネイとハサウェイは割りを食いましたが(^o^;)
コメント失礼します。
先ずは完成おめでとうございます㊗️
いやぁずっと製作中から追いかけていましたので、この完成度は納得👍✨
文句なしにカッコいいですね😆
肩のファンネルコンテナ(?)が、ウイングバインダーのように雄々しく、神々しい感じがしてめちゃくちゃ良きです✨
劇中の考察も読み応えあり!逆シャア好きなお仲間💕とか図々しくも勝手に親近感を覚えています😅
ありがとうございます一昨日両機とも完成しました(^o^)/
FILOさんの逆シャアシリーズが始まったのもきっかけで、尻込みしていた逆シャアのキットに着手できました(^o^)/
ボクも逆シャア仲間と認識しておりますm(_ _)m
でも逆シャアシリーズはすでに作り終えて投稿待ち状態なんですよね?ということはすでに裏でラプラス計画でも進んでいるのでしょうか?オソロシイ(;・3・)
クェス機は書き上がり次第だしておきます(^o^)ゝ
整形色仕上げできっちりスタイルよくできるのがすごいですね(zaku-kao2)丁寧な処理とディティールが素晴らしい
ありがとうございます(^o^)/
毎度のことながら見えないところは全力スルーで駆け抜けておりますが、1/144の大型機体はつくるだけで威圧感があっていいですね
ドーベンウルフ終わったらアリュゼウスとかメッサー作りたくなってきました
(^o^)/
コメント失礼致しますm(_ _”m)
これHGのヤクトですか??って思うほどスタイリッシュに💖
でもヤクトの重厚感は残したままで!超絶カッコいいですヾ(*´∀`*)ノ
成型色仕上げとは思えない完度は流石ですね
各所のディティールUPも勉強になりますおぉ♪(ノ)’∀`(ヾ)
ありがとうございます(^o^)/
目指したスタイリッシュは成し遂げました(^o^)/
今回は本体色の黄色と緑をそれぞれ光沢とツヤ消しで使い分けてみましたが、光沢部がイマイチテカりが弱かったのが反省点ではあります
光沢にしては下地処理が甘かったかもしれません
(^o^)ゝ
一年戦争~逆襲のシャア+αあたりの宇宙世紀の機体をメインに作っています。
モノアイ系のほうが作りやすいです。
軽い改造とプロポーション変更を施して作中登場機体や、登場しそうな機体を作っております。
ここ最近は成型色仕上げにハマっています。
コメントなどいただけるとうれしいです
(^o^)ゝ
ガレージキットディーラー、ものびゃー博物館としてワンフェスなどで活動しております。
m(_ _)m
モノビャさんがお薦めする作品
リバウ UC0096
リゲルグ イリア・パゾムカスタム
バウ 袖付き仕様
ディジェ
メッサー ガウマン機
メッサーM01型をガウマン・ノビル機で作りました。 HGUC…
メッサー ハーラ機
メッサーF01型をハーラ・モーリー機で作りました。 HGUC…
ドーベンウルフ スペースウルフ隊仕様
ドーベンウルフをラカン・ダカラン旗下のスペースウルフ隊仕様で…
ヤクトドーガ クェス機
クェス用ヤクト・ドーガです。 HGUCヤクト・ドーガ(クェス…