【GBNW:EX】15：ELダイバー　サラハチ

第67改「GBNLives:GBNとELダイバー」

ELダイバー。GBNの不思議、そして進化の･･･
※以下「Re:RISE」10話のネタばれが含まれます※

～GBN内・管理サイド閲覧用資料～

･･･「第二次有志連合戦」。GBN内でも最も有名な、ダイバー同士の会戦の一つです。
それは、このGBN内における「思い」の結晶、電子生命体･･･ELダイバー・サラを、この世界に受け入れるかどうかを決定するものでした。
彼女は、この世界で生まれ、育ちました。他のダイバーと同じような意志と感情を持ち、表面的には１ダイバーとして扱われます。
フォース・「ビルドダイバーズ」はこれを保護、フォースメンバーとし、様々な交流の末これを「生かす」ための決意をしました。
偶然、そして幸運にも、かの「ブレイクデカール」を開発していた１ダイバーはすぐ近くにいました。
彼が開発したのが、旧世代のガンプラ流動システム・プラネットシステムを応用した電子定着技術・「ビルドデカール」です。
当時のビルドデカールの成功率は非常に低いと言わざるを得ず、結果としてGBN全土を巻き込む大規模戦闘となりましたが･･･
「ビルドダイバーズ」はいくつかのアライアンスを得てこれに勝利。サラは現実世界に「モビルドール」･･･意志を持ち、動くガンプラとして誕生することとなったのです。

･･･これ以降、GBN世界中には「思い」の結晶とも言えるELダイバーが多数確認されることになりました。何故「増加」したのかは現在でも不明ですが、ともかくGBNのダイバーと私達はその「存在」を強く認識することとなりました。
当然ながらサーバーへの負荷は膨大であり、彼女（何故か女性ダイバーの姿を取ることが多いのは･･･GBNの男女のプレイ比率が影響している可能性もあります）らは保護、その都度モビルドールへの定着が必要でした。
「ビルドダイバーズ」達はこれを承諾、度重なる危機を私達運営サイドと共に乗り越えてきました。

･･･「ネオ・ブレイクデカール戦役」で増大したサーバー負荷は、結果的にさらに多くのELダイバー、そしてモビルドールを生み出すこととなりました。
保護された彼女らは、運営の観察下独立して任務にあたるもの、他のダイバー・フォースとふれあい共生するものなど様々です。
既に保護されたものは50を越え、今や100に近づこうとしています。GBN全体としては些細な数字ですが、非常に大きな「意味」を持つのだと思います。
ガンプラが「好き」という思い。それによって生まれた生命といかに「共存」していくかは、これからのGBNの課題とも言えるでしょう。

･･･そして、まだ見ぬELダイバーは･･･

【本日のGBN用語】
ビルドデカール：上記小説パートではぼかしたが製作はシバ・ツカサ。
なおモビルドールの製作は主にフォース・「ビルドダイバーズ」のコーイチが行っている。
「Re:RISE」で久々に登場した彼らはELダイバーの保護を続けている模様であった。
保護された一人が･･･

･･･と言うことで、保護された一人・モビルドールメイの発売が発表された昨今。「ネオ・ブレイクデカール」事件を除いてはおおむね本編そのままに書いた小説パートです。
保護されたELダイバーはなんだか２年間で随分と増えた模様で･･･87人ですって。
ちなみに本編のシルエットの中には男性ELダイバーもいそうですので参考まで。

メイの正体が判明し、こちらとしても出さなければならないものがあり･･･今回はそれをついに完成させて出すこととなりました。
先日のマスコンに間に合わせようとしていた一作です。
同時に2000円企画ともなります。
当時は塗装中になんだか納得がいかなくなりストップしていた物をメイさん補正でなんとか完成にこぎ着けました。

【ガンプラデータ】
使用キット：HGPG きゃらっがいサラ（900円）
SDGジェネ　ゲーツバウンド・ドック（400円）
旧キット　ハイゴッグ（700円）

ELダイバー・サラハチ：
GBN内に存在する多数の「ELダイバー」のうち、サラの意匠を多く受け継ぐ個体の一人。
現在はGBNのプログラムの奥底で暮らしている模様で、運営側にも関知が出来ないという。
サルベージしたデータを自ら装備、移動・サルベージユニットも自分で組み上げてしまった。

本体前から。
ガンダムベースという恩恵を使えたので、きゃらっがいサラをベースに旧キットとSDガンダムを使った３キット構成。
右腕はバウンド・ドックのメガ粒子砲、Gジェネでの増加パーツであるＭＡ形態の腕といろんなもので武装しています。

後ろ。
サラ特有の後ろ髪は搭乗の関係で使えず弾丸パーツで埋めました。

性格：
自由奔放。但し自分の縄張りに入ったものには容赦ない攻撃を加える。
本体はシールドやクロー型のファンネル、メガ粒子砲を装備。それぞれが上級ダイバー製作のガンプラ並みの破壊力。

一応右腕のメガ粒子砲からは弾丸を発射できますが･･･昔に比べると明らかにスプリングが弱い･･･

サルベージユニット：
データの奥底に眠っていた数々のパーツをつなぎ合わせたらこのようになったという。
ハイゴッグのデータをモチーフにした機体は、多くのダイバーが入れない深海の水圧にも耐える。

パーツはだいたいハイゴッグです。成形色仕上げにしている部分もいくつかありますがわかるかな。
全体的に蛸っぽいイメージで塗装しています。

なお、スタンド部分は無料でもらった木のコースターにハイゴッグのランナーで構築しています。

搭乗：
サルベージユニットに搭乗しデータの「発掘」を行うことが楽しみであるらしい。
この状態ではさらに攻撃力を強化しているが、実際の戦闘で使われることはほとんど無い。

乗せて後ろから。
ハイゴッグの背中、本来ジェットパックを装備する部分からランナー一本とハイゴッグ腕で無理矢理支えて2000円の条件を満たします。
もちろん、脚部など各関節は可動します。

最近の楽しみ：
データの奥底から発掘されたパーツデータを「思い」が収束する場所に送付して･･･本人は楽しんでいるようだ。

企画趣旨からは外れますがアクションベースで。
ちょっと本連載の方の「Re:RISE」編に関わることを述べつつ次回へ続く･･･