鉄血のオルフェンズ作品投稿コンテスト・第36

ガンダム セーレス・ペリオル

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リュウ「おい、おやっさん!
オレの機体はもう仕上がったのかよ!?
改修を依頼してから随分経つぜ。」

oyz「おお、お前か。
まあ焦りなさるなって。」

リュウ「今でもあのモビルアーマーとかいう天使野郎は、我が者顔で街を蹂躙してやがるんだ。
焦るに決まってんだろうが!」

oyz「リュウよお、大破したこの機体、
“ガンダム セーレ”を大改造してるんだからな?ちったあ辛抱しろや。」

リュウ「だがよ、俺はコイツで姉貴の仇をとらなきゃなんねえ!
姉貴が乗ってたこの機体でな。
その為に阿頼耶識の手術も受けたんだ!」

oyz「ああ、そうだ。
だからこそ、この機体はヤツらに二度とやらせる訳にはいかねえ。
お前までやらせねえ。その為の改修なんだ。」

リュウ「見た目にゃ完成しているじゃねえか。
なんだってまだ乗れねえんだよ!」

oyz「ふん、あとちょっとなんだがな。ところでお前、コイツの名前の由来、“セーレ”っていう悪魔を知っているのか?」リュウ「ああ?そんなの知るか!そんな事知ってどうすんだよ?」oyz「お前なあ、自分の機体の事も知らないで天使共とやる気か?いいか、教えてやるから聞いとけよ。セーレっていう悪魔は、伝説のソロモン悪魔72柱では26の軍を率いる王子だ。翼を持った馬に乗る美青年の姿で現れる。万能な転移能力を持ち、移動したりものを運んだりする能力を持っていて、瞬きする間に世界中のどこにでも運べる。盗まれた全てのものを知るとも言われる。優しい悪魔としても知られるんだ。」リュウ「はっ、馬鹿言えよ!優しい悪魔ってなんだよ、そんな話がなんの役に立つってんだ。」oyz「まあそう言うな。知っていて損する話じゃあねえんだよ。」リュウ「ああ、全く!つまんねえ話聞いちまったぜ。」oyz「明日またココに来い。明日には仕上げといてやる。」リュウ「頼むぜ、おやっさん。ヤツ等天使共は待ってはくれないからな。」oyz「ああ、任せとけよ。」

oyz「ふん、あとちょっとなんだがな。
ところでお前、コイツの名前の由来、“セーレ”っていう悪魔を知っているのか?」

リュウ「ああ?そんなの知るか!
そんな事知ってどうすんだよ?」

oyz「お前なあ、自分の機体の事も知らないで天使共とやる気か?
いいか、教えてやるから聞いとけよ。

セーレっていう悪魔は、伝説のソロモン悪魔72柱では26の軍を率いる王子だ。

翼を持った馬に乗る美青年の姿で現れる。
万能な転移能力を持ち、移動したりものを運んだりする能力を持っていて、瞬きする間に世界中のどこにでも運べる。
盗まれた全てのものを知るとも言われる。
優しい悪魔としても知られるんだ。」

リュウ「はっ、馬鹿言えよ!
優しい悪魔ってなんだよ、そんな話がなんの役に立つってんだ。」

oyz「まあそう言うな。知っていて損する話じゃあねえんだよ。」

リュウ「ああ、全く!つまんねえ話聞いちまったぜ。」

oyz「明日またココに来い。明日には仕上げといてやる。」

リュウ「頼むぜ、おやっさん。
ヤツ等天使共は待ってはくれないからな。」
oyz「ああ、任せとけよ。」

リュウ「おやっさん!来たぜ!」oyz「よお!待ってたぜ。」リュウ「完成したんだな?」oyz「ああ、そうだ。コイツの名前は“ガンダム セーレス・ペリオル”俺の自信作だ!」リュウ「よしゃああ!!早速出撃しようぜ!!」oyz「オイオイ待て待て!なんだって、そうせっかちなんだ、お前さんは!先ずは説明を聞け。それに紹介しなくちゃなんねえ。」リュウ「は?紹介?誰をだよ?」??「....貴方がリュウ?」リュウ「はあ?ガンダムから声がしたぞ?....女?まさか女が乗ってやがるのか?」oyz「ああ、そうだ。」亜里沙「....私は貴方のパートナーの亜里沙。宜しく、リュウ。」

リュウ「おやっさん!来たぜ!」

oyz「よお!待ってたぜ。」

リュウ「完成したんだな?」

oyz「ああ、そうだ。
コイツの名前は“ガンダム セーレス・ペリオル”
俺の自信作だ!」

リュウ「よしゃああ!!早速出撃しようぜ!!」

oyz「オイオイ待て待て!
なんだって、そうせっかちなんだ、お前さんは!先ずは説明を聞け。
それに紹介しなくちゃなんねえ。」

リュウ「は?紹介?誰をだよ?」

??「....貴方がリュウ?」

リュウ「はあ?ガンダムから声がしたぞ?
....女?まさか女が乗ってやがるのか?」

oyz「ああ、そうだ。」

亜里沙「....私は貴方のパートナーの亜里沙。
宜しく、リュウ。」

リュウ「はああ?オレがパイロットなんじゃねえのかよ!!ふざけんなよ!!」oyz「待て待て慌てるな!このガンダムは複座式なんだよ。」リュウ「はあ?複座式??」oyz「そうだ。このガンダムは2人乗りだ。」リュウ「あああ!?なんだよそりゃあ!!マジか!?そんな機体は見た事も聞いた事もねえぞっ!!」oyz「そりゃあそうだ。実際、複座式の機体は史上初だ。」リュウ「なんでわざわざ複座式なんだよ!!パイロットはオレひとりで充分だろうが!」oyz「おめえさんよう、ガンダムは無敵だとか、ガンダムに乗れば天使共を倒せるとか思ってねえか?」リュウ「は?ガンダムなら倒せるだろ?阿頼耶識でガンダムを手足の様に扱って....。」

リュウ「はああ?オレがパイロットなんじゃねえのかよ!!ふざけんなよ!!」

oyz「待て待て慌てるな!
このガンダムは複座式なんだよ。」

リュウ「はあ?複座式??」

oyz「そうだ。このガンダムは2人乗りだ。」

リュウ「あああ!?なんだよそりゃあ!!
マジか!?そんな機体は見た事も聞いた事もねえぞっ!!」

oyz「そりゃあそうだ。実際、複座式の機体は史上初だ。」

リュウ「なんでわざわざ複座式なんだよ!!
パイロットはオレひとりで充分だろうが!」

oyz「おめえさんよう、ガンダムは無敵だとか、ガンダムに乗れば天使共を倒せるとか思ってねえか?」

リュウ「は?ガンダムなら倒せるだろ?
阿頼耶識でガンダムを手足の様に扱って....。」

oyz「そいつが思い違いってヤツなんだ。実際はそんなに甘いモンじゃねえ!」リュウ「なんでだよ。」oyz「阿頼耶識でガンダムを手足の様に扱える。それはそうさ。エイハブ・リアクターを2基搭載し、とんでもねえパワーを持つ。それもそうさ。だがよ、天使共は間違いなく化け物だ。子機共を大量に生み出してしかも本体も恐ろしく動きが早ええ。いいか、阿頼耶識ってのは万能じゃねえ。敵にビビったらそれがそのまま機体の動きに反映されちまうんだ。集団で襲ってくる化け物にビビらねえなんてのは、数多の戦場を潜り抜けた戦士か、頭のブッ飛んだキチガイくらいのもんだ。新米のおめえさんなんか、すぐにやられちまう。」

oyz「そいつが思い違いってヤツなんだ。
実際はそんなに甘いモンじゃねえ!」

リュウ「なんでだよ。」

oyz「阿頼耶識でガンダムを手足の様に扱える。それはそうさ。

エイハブ・リアクターを2基搭載し、とんでもねえパワーを持つ。それもそうさ。

だがよ、天使共は間違いなく化け物だ。
子機共を大量に生み出してしかも本体も恐ろしく動きが早ええ。

いいか、阿頼耶識ってのは万能じゃねえ。

敵にビビったらそれがそのまま機体の動きに反映されちまうんだ。
集団で襲ってくる化け物にビビらねえなんてのは、数多の戦場を潜り抜けた戦士か、頭のブッ飛んだキチガイくらいのもんだ。

新米のおめえさんなんか、すぐにやられちまう。」

リュウ「俺がビビるって言うのかよ!だったらよ...。だったらどうするってんだ!」亜里沙「....その為に私が居るのよ、リュウ。」oyz「そうだ、その為の複座式だ。あくまでメインパイロットはおめえさんだよ、リュウ。亜里沙はサブだ。戦地の状況の情報収集や背後からの敵の攻撃対処、必要なデータのアドバイスをしてくれるんだよ。」リュウ「....はあ、わかったよ。諦めてやるよ。それで、顔も知らねえ、誰かも分からねえ女と運命を共にしろってんだな。」oyz「すまねえな。機体調整の為に彼女は中でお待ちかねなんだよ。さあ、おまえさんもセーレス・ペリオルに乗るんだよ。」亜里沙「改めて宜しく、リュウ。」リュウ「け!これで直接会った時に、美人じゃなきゃ許さねえぜ。」亜里沙「それは戦いが終わってからのお楽しみね。」

リュウ「俺がビビるって言うのかよ!
だったらよ...。だったらどうするってんだ!」

亜里沙「....その為に私が居るのよ、リュウ。」

oyz「そうだ、その為の複座式だ。
あくまでメインパイロットはおめえさんだよ、リュウ。
亜里沙はサブだ。
戦地の状況の情報収集や背後からの敵の攻撃対処、必要なデータのアドバイスをしてくれるんだよ。」

リュウ「....はあ、わかったよ。諦めてやるよ。
それで、顔も知らねえ、誰かも分からねえ女と運命を共にしろってんだな。」

oyz「すまねえな。機体調整の為に彼女は中でお待ちかねなんだよ。
さあ、おまえさんもセーレス・ペリオルに乗るんだよ。」

亜里沙「改めて宜しく、リュウ。」

リュウ「け!これで直接会った時に、美人じゃなきゃ許さねえぜ。」

亜里沙「それは戦いが終わってからのお楽しみね。」

oyz「オイ、リュウよ!この機体、セーレス・ペリオルの事は、中で亜里沙に説明してもらえよ!」リュウ「はあ、中で学習しろってか?やれやれだ。」亜里沙「敵の天使、ドミニオン級が街に向かっているという情報が入ってるわ。クーロン方面ね。」リュウ「ここからずいぶんと遠いじゃねえか。どうすんだよ!」oyz「ちゃんと手段は用意してある。亜里沙に任せな。」リュウ「なんでもかんでも女に聞けってか?気に食わねえな。....”ガンダム セーレス・ペリオル”行くぜっ!」

oyz「オイ、リュウよ!
この機体、セーレス・ペリオルの事は、中で亜里沙に説明してもらえよ!」

リュウ「はあ、中で学習しろってか?やれやれだ。」

亜里沙「敵の天使、ドミニオン級が街に向かっているという情報が入ってるわ。
クーロン方面ね。」

リュウ「ここからずいぶんと遠いじゃねえか。どうすんだよ!」

oyz「ちゃんと手段は用意してある。
亜里沙に任せな。」

リュウ「なんでもかんでも女に聞けってか?気に食わねえな。

....”ガンダム セーレス・ペリオル”行くぜっ!」

リュウ「でもどうやって行くってんだよ。」亜里沙「リュウ、可変するわよ。」リュウ「....は?可変??」亜里沙「そう、それで一気に目的地まで行くわ。」リュウ「....可変なんて聞いた事も見た事もねえ!」亜里沙「おやじさんが言ってたじゃない、コレは規格外品だって。ガンダム セーレス・ペリオル、クルーザーモード、γ形態へ移行します。」

リュウ「でもどうやって行くってんだよ。」

亜里沙「リュウ、可変するわよ。」

リュウ「....は?可変??」

亜里沙「そう、それで一気に目的地まで行くわ。」

リュウ「....可変なんて聞いた事も見た事もねえ!」

亜里沙「おやじさんが言ってたじゃない、コレは規格外品だって。

ガンダム セーレス・ペリオル、クルーザーモード、γ形態へ移行します。」

リュウ「マジかよ、ホントに可変しやがった!」亜里沙「男の子って、こうゆうの、好きなんでしょ?」リュウ「まあな、大好きだ!機嫌いいから子供扱いしたのは多めに見てやるぜ!」亜里沙「ふふっ」・ガンダム セーレス・ペリオルγ形態いわゆるクルーザー形態で各部可変し後方に推進機構を集中させた飛行形態。長距離飛行に適した反面、大型であるがゆえに戦闘は不向き。亜里沙「敵斥候型モビルアーマー確認。エンジェル級、あれは空中型プルーマーね。」リュウ「なんだよゴキブリ野郎が空を飛んでやがるのか!?気持ちわり言ったらありゃしねえ!」亜里沙「同感だわ。敵機は10機ってとこね。γ形態のままじゃ、小回りも利かないし不利ね。リュウ、分離して各個撃破するわ。」リュウ「は?何!?分離!?」亜里沙「ガンダム セーレス・ペリオルは上半身αパーツと下半身βパーツがそれぞれ戦闘機になるのよ。貴方のがセーレス・ペリオルα、私のがセーレス・ペリオルβ。その為の複座式、コクピットが別になっている理由でもあるわ。」リュウ「おお!そりゃあ、ご機嫌じゃねえか!」亜里沙「α機は運動性能は高いけど、武装はバルカンだけよ。β機は爆撃機を想定していて200mm機関砲2基と電磁加速式スマートガンを搭載しているわ。貴方は敵を拡散して頂戴。私が仕留めるわ。」リュウ「んだよ、アンタのいいとこ取りかよ。まあいい、好きにやらせて貰うぜ!」

リュウ「マジかよ、ホントに可変しやがった!」

亜里沙「男の子って、こうゆうの、好きなんでしょ?」

リュウ「まあな、大好きだ!
機嫌いいから子供扱いしたのは多めに見てやるぜ!」

亜里沙「ふふっ」

・ガンダム セーレス・ペリオルγ形態
いわゆるクルーザー形態で各部可変し後方に推進機構を集中させた飛行形態。
長距離飛行に適した反面、大型であるがゆえに戦闘は不向き。

亜里沙「敵斥候型モビルアーマー確認。
エンジェル級、あれは空中型プルーマーね。」

リュウ「なんだよゴキブリ野郎が空を飛んでやがるのか!?
気持ちわり言ったらありゃしねえ!」

亜里沙「同感だわ。敵機は10機ってとこね。
γ形態のままじゃ、小回りも利かないし不利ね。
リュウ、分離して各個撃破するわ。」

リュウ「は?何!?分離!?」

亜里沙「ガンダム セーレス・ペリオルは上半身αパーツと下半身βパーツがそれぞれ戦闘機になるのよ。
貴方のがセーレス・ペリオルα、私のがセーレス・ペリオルβ。
その為の複座式、コクピットが別になっている理由でもあるわ。」

リュウ「おお!そりゃあ、ご機嫌じゃねえか!」

亜里沙「α機は運動性能は高いけど、武装はバルカンだけよ。
β機は爆撃機を想定していて200mm機関砲2基と電磁加速式スマートガンを搭載しているわ。
貴方は敵を拡散して頂戴。私が仕留めるわ。」

リュウ「んだよ、アンタのいいとこ取りかよ。
まあいい、好きにやらせて貰うぜ!」

・ガンダム セーレス・ペリオルα機体の上半身を可変した戦闘機。いわゆるGアタッカー形態。エイハブ・リアクターを後方に持つ為、実質上のコア機体である。運動性能に優れる。機首にバルカンを備える。また尖端が硬質レアメタル製で打突で敵を撃破する荒業が可能。

・ガンダム セーレス・ペリオルα
機体の上半身を可変した戦闘機。いわゆるGアタッカー形態。
エイハブ・リアクターを後方に持つ為、実質上のコア機体である。
運動性能に優れる。機首にバルカンを備える。
また尖端が硬質レアメタル製で打突で敵を撃破する荒業が可能。

・ガンダム セーレス・ペリオルβ機体の下半身が可変した爆撃機。いわゆるGボマー形態。エイハブ・リアクターを持たない為、バッテリーで稼動する。故に長時間の運営は不可。α機と比較して運動性能では劣るが、各種銃器を装備している為、攻撃力は高い。この形態では上部にコクピットを確認出来る。

・ガンダム セーレス・ペリオルβ
機体の下半身が可変した爆撃機。いわゆるGボマー形態。
エイハブ・リアクターを持たない為、バッテリーで稼動する。
故に長時間の運営は不可。
α機と比較して運動性能では劣るが、各種銃器を装備している為、攻撃力は高い。
この形態では上部にコクピットを確認出来る。

リュウ「ハハハッ!ざまあみろってんだ!俺の実力を思い知ったか!」亜里沙「何言ってるの、こんなのただの雑魚よ。コレが来たって事は本体が近くにいるわ。貴方、モビルアーマーの事、ちゃんと理解しているわよね?」リュウ「よくは知らねえ。だが奴等が無人の自動機械の殺戮マシーンだって事は理解してる。姉貴を殺した仇なんだ!」亜里沙「呆れた。知っているのはそれだけ?いい?よく聞いて頂戴。モビルアーマーは天使の名前がついてるけど、それぞれ階級があって固体によって強さも変わるわ。今回のターゲットはドミニオン級。つまりは主天使よ。主天使は4番目に位階が高い天使で天使を監視するのが役目。つまり最下級の天使、プルーマーを大量に使役し引き連れているわ。」リュウ「またウンチクかよ!」亜里沙「いいから聞いて。その大量のプルーマーが邪魔で、通常は本体に近付くのもままならない。もちろん射撃ではヤツの装甲には通じない。」リュウ「じゃあどうすんだよ。」亜里沙「奴等にも弱点があるわ。それは空中からの強襲よ。地上からの攻撃には強くても、対空は穴だらけよ。」リュウ「という事は...!」亜里沙「わかったかしら?そういう事よ。さあターゲット発見!ドミニオン級ハシュマルね。合体するわ。」リュウ「よし!姉貴の仇は俺がとる!!行くぜ!!」

リュウ「ハハハッ!ざまあみろってんだ!
俺の実力を思い知ったか!」

亜里沙「何言ってるの、こんなのただの雑魚よ。
コレが来たって事は本体が近くにいるわ。
貴方、モビルアーマーの事、ちゃんと理解しているわよね?」

リュウ「よくは知らねえ。
だが奴等が無人の自動機械の殺戮マシーンだって事は理解してる。
姉貴を殺した仇なんだ!」

亜里沙「呆れた。知っているのはそれだけ?
いい?よく聞いて頂戴。
モビルアーマーは天使の名前がついてるけど、それぞれ階級があって固体によって強さも変わるわ。

今回のターゲットはドミニオン級。
つまりは主天使よ。
主天使は4番目に位階が高い天使で天使を監視するのが役目。
つまり最下級の天使、プルーマーを大量に使役し引き連れているわ。」

リュウ「またウンチクかよ!」

亜里沙「いいから聞いて。
その大量のプルーマーが邪魔で、通常は本体に近付くのもままならない。
もちろん射撃ではヤツの装甲には通じない。」

リュウ「じゃあどうすんだよ。」

亜里沙「奴等にも弱点があるわ。
それは空中からの強襲よ。
地上からの攻撃には強くても、対空は穴だらけよ。」

リュウ「という事は...!」

亜里沙「わかったかしら?そういう事よ。

さあターゲット発見!ドミニオン級ハシュマルね。合体するわ。」

リュウ「よし!姉貴の仇は俺がとる!!行くぜ!!」

・ガンダム セーレス・ペリオル大破したガンダム セーレを大幅に改修した機体。合体可変機構を備え、名前の由来の悪魔の特性である万能な移動能力を持つ。その為、従来のガンダムフレームとは全く違う構造となり、エイハブ・リアクターはバックパックに移動している。また、他のガンダムには無い複座式の構造をとっており、サブパイロットを有する事で複雑な操作系のフォローを行い、また死角からの攻撃を対処したり情報収集をする事が出来る。武装は電磁加速式スマートガン、デモリッションナイフ。固定武装として腰部に200mm機関砲2基を持つ。

・ガンダム セーレス・ペリオル
大破したガンダム セーレを大幅に改修した機体。
合体可変機構を備え、名前の由来の悪魔の特性である万能な移動能力を持つ。
その為、従来のガンダムフレームとは全く違う構造となり、エイハブ・リアクターはバックパックに移動している。

また、他のガンダムには無い複座式の構造をとっており、サブパイロットを有する事で複雑な操作系のフォローを行い、また死角からの攻撃を対処したり情報収集をする事が出来る。

武装は電磁加速式スマートガン、デモリッションナイフ。固定武装として腰部に200mm機関砲2基を持つ。

亜里沙「リュウ、敵の上空よ。覚悟はいいかしら?」リュウ「おおよ!クソっ武者震いがしやがるぜ。」亜里沙「リュウ!ハシュマルの制御中枢ユニットを狙って!ヤツを倒せば周りのプルーマも停止するわ。外して敵に囲まれたらアウトよ。」リュウ「な、なんちゅう博打だよ!?」亜里沙「行くわ!」リュウ「くらいやがれ!!うおおおおおおーーーっっ!!!」

亜里沙「リュウ、敵の上空よ。覚悟はいいかしら?」

リュウ「おおよ!
クソっ武者震いがしやがるぜ。」

亜里沙「リュウ!ハシュマルの制御中枢ユニットを狙って!
ヤツを倒せば周りのプルーマも停止するわ。
外して敵に囲まれたらアウトよ。」

リュウ「な、なんちゅう博打だよ!?」

亜里沙「行くわ!」

リュウ「くらいやがれ!!うおおおおおおーーーっっ!!!」

リュウ「や、やったか!?」亜里沙「装甲は砕け...。いや甘いわ!動きは止まらない!!」リュウ「ウソだろ!?や、やべえ!!囲まれた!!し、死にたくねえっっ!!うわあああっっ!!」亜里沙「全くアンタは“昔から”臆病なんだから!主導権を貰うわ!」リュウ「え!?うわあああ!!!」

リュウ「や、やったか!?」

亜里沙「装甲は砕け...。いや甘いわ!動きは止まらない!!」

リュウ「ウソだろ!?や、やべえ!!囲まれた!!
し、死にたくねえっっ!!うわあああっっ!!」

亜里沙「全くアンタは“昔から”臆病なんだから!主導権を貰うわ!」

リュウ「え!?うわあああ!!!」

亜里沙「離脱するっ!」リュウ「クソお!失敗かよ!?」亜里沙「いやまだよ!!ヤツの装甲を見て!」リュウ「え!?装甲が...!?砕けたのか!?」亜里沙「いける!これなら狙撃が通じるわ!」リュウ「お、俺は狙撃なんかできねえ!」亜里沙「なんの為に私がいると思ってるの!サポートするわ!狙うわよ、リュウ!!」リュウ「クソ....、やるしかねえのかよ。狙い撃つぜ!!」亜里沙「今よ!!」リュウ「当たれえええっーーー!!!」

亜里沙「離脱するっ!」

リュウ「クソお!失敗かよ!?」

亜里沙「いやまだよ!!ヤツの装甲を見て!」

リュウ「え!?装甲が...!?砕けたのか!?」

亜里沙「いける!これなら狙撃が通じるわ!」

リュウ「お、俺は狙撃なんかできねえ!」

亜里沙「なんの為に私がいると思ってるの!
サポートするわ!狙うわよ、リュウ!!」

リュウ「クソ....、やるしかねえのかよ。狙い撃つぜ!!」

亜里沙「今よ!!」
リュウ「当たれえええっーーー!!!」

ハシュマル「キュエエエエエエエエエーーーッ!!!」リュウ「....やったのか!?」亜里沙「やったわ!撃破よ!!」リュウ「....やったのか...俺が、いや、俺たちが....。」.....可変開発室....oyz「よく帰ってきたなリュウ。見事だった。」リュウ「ああ、ようやくだ。ようやく....。.....あ!そうだよ、姉貴っ!!そうだ!お前、姉貴なんだろ!?なあ!降りてこいよ!」リュウ「なんで降りてこねえ!約束だ!顔を見せろよ、開けるぜ!.....!!居ねえ!!誰も居ねえ!!!」oyz「....お前の姉貴は死んだんだ、リュウよ。そこにいるのは、お前の姉貴の心だよ。」リュウ「....まさか...!」oyz「そうだ。亜里沙はお前の姉の記憶を宿したA.I.だ。これが優しい悪魔の心の正体だよ。」リュウ「ウソだろ!?そんな....。」....数日後...oyz「.....行くのか?リュウ」リュウ「ああ、たとえ機械になろうが姉貴の心はココにある。俺は天使共を全て駆逐するまで、姉貴と一緒に戦うぜ。そう、決めたんだ。」亜里沙「....じゃあ私は、臆病な弟のお世話をする事になるのね。」oyz「ちげえねえな!ハハハ!」リュウ「テメエら!ちったあカッコつけさせろよ!」亜里沙「天使を確認したわ。行くわよ、乗りなさい、リュウ。」リュウ「ああ!わかってんよ!行くぜーっ!」...後に厄祭戦と呼ばれた戦いは終わった。だが、モビルアーマーにも搭載されていた、戦争の原因でもある禁忌の技術、“A.I.”によるサポート機能を搭載した”ガンダム セーレス・ペリオル“は、戦争後その存在を封印され、表舞台から消えたのだった...。....その心を宿したまま...。

ハシュマル「キュエエエエエエエエエーーーッ!!!」

リュウ「....やったのか!?」

亜里沙「やったわ!撃破よ!!」

リュウ「....やったのか...俺が、いや、俺たちが....。」

.....可変開発室....

oyz「よく帰ってきたなリュウ。見事だった。」
リュウ「ああ、ようやくだ。ようやく....。

.....あ!そうだよ、姉貴っ!!

そうだ!お前、姉貴なんだろ!?なあ!降りてこいよ!」

リュウ「なんで降りてこねえ!約束だ!
顔を見せろよ、開けるぜ!

.....!!

居ねえ!!誰も居ねえ!!!」

oyz「....お前の姉貴は死んだんだ、リュウよ。

そこにいるのは、お前の姉貴の心だよ。」

リュウ「....まさか...!」

oyz「そうだ。亜里沙はお前の姉の記憶を宿したA.I.だ。
これが優しい悪魔の心の正体だよ。」

リュウ「ウソだろ!?そんな....。」

....

数日後...

oyz「.....行くのか?リュウ」

リュウ「ああ、たとえ機械になろうが姉貴の心はココにある。
俺は天使共を全て駆逐するまで、姉貴と一緒に戦うぜ。
そう、決めたんだ。」

亜里沙「....じゃあ私は、臆病な弟のお世話をする事になるのね。」

oyz「ちげえねえな!ハハハ!」

リュウ「テメエら!ちったあカッコつけさせろよ!」

亜里沙「天使を確認したわ。行くわよ、乗りなさい、リュウ。」
リュウ「ああ!わかってんよ!行くぜーっ!」

...後に厄祭戦と呼ばれた戦いは終わった。

だが、モビルアーマーにも搭載されていた、戦争の原因でもある禁忌の技術、“A.I.”によるサポート機能を搭載した”ガンダム セーレス・ペリオル“は、戦争後その存在を封印され、表舞台から消えたのだった...。

....その心を宿したまま...。

鉄血コンにエントリー出来ましたあっ!今回はお遊びナシのハードなストーリーでしたっ!どうでした?よかったらコメントお願いしますっ!(・∀・)

コメント

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  1. フォースネストで作りました〜
    って来た時に「ファッ!?」と叫んだのは忘れません(笑

    姉AI搭載のかっけぇガンプラですよ!!
    Sガンダムの良さを活かしつつ室長変態的可変が加わりヤババです😆👍

    ストーリーはいつも楽しませて貰ってますが今回は別ベクトルで楽しませて頂きました。
    これは是非とも共闘したいですね!!

    • コメントありがとうございます〜!
      鉄血でSガンダムチャレンジしよう!と、今回はガンガン進めましたー!
      Aパーツの可変が上手く出来た時はめっちゃ嬉しかったです〜!
      今回のストーリーは、いつもと真逆っ!
      こういうのも書けるんです〜(*゚∀゚*)実は!
      クェスの話との落差が酷いですね〜。

  2. シリアスな素晴らしいストーリーでした(gandam-hand2)
    毎度よく可変機構思い付きますね、一度頭の中を覗いてみたいです

    • コメントありがとうございます
      ストーリー褒めてくれるの嬉しいですね〜っ!自分でも好きな話になりました。(´∀`)
      今回はこうしようってイメージが強かったので、意外と早く可変機構は完成したんですよ〜。難航する時も多いですけど。
      可変機構開発はパズル感覚なんですよ〜。

  3. @kajzz_ho 5年前

    読ませるね~、そしてどこまで変態変形させていくのだよ!www

  4. 今回はシリアスなストーリー!

    鉄血系でスペリオルを作って合体変形だなんて、なんで盛り沢山!!

    どの形状もまとまっていてカッコいいです!

    • コメントありがとうございます
      今回なーんとなく鉄血でSガンダムにチャレンジしたくなったんですよね〜。
      丁度いいパーツが余ってて良かったです〜。(´ω`
      いつもギャグっぽいの絡めていくから、こうゆうシリアスなストーリーも良いでしょ?

  5. YUI 5年前

    完成おめでとうございます🎉🎉🎉
    めちゃくちゃカッケー✨✨

  6. 今回はハードボイルドな展開……!
    お姉さーん(;つД`)
    この歴史の表に出てこない感じ、ガンダムの外伝でよくあるやつですね。マニア心をくすぐられる~っ
    しかもバックパックにもガンダムフレーム入ってて、エイハブリアクター4個搭載じゃないすか??めちゃつよ!!

    • コメントありがとうございますっ
      実はお姉さん生存ルートも考えたんですけど、アイン状態の生存はかえって酷だし、普通に生きてるのは違うなぁってんで、やっぱりA.I.に。
      ストーリー的に納得がいく内容になったと思います。
      あ、あとね、エイハブリアクターは可変機構を組むのに外付けにしちゃったから、2個のみ搭載なのね。(・ω・;)
      胴体空っぽなの。
      冒頭の状態では動かないんです〜。

  7. 相変わらず素晴らしい可変機構!
    それにSガン要素を大事にしつつスマートにまとめられているのは流石の一言
    脱帽です
    (о´∀`о)

    • コメントありがとうございますっ
      いつも素晴らしい変形作ってるベアゲートさんにそう言って貰えるのは嬉しいですね〜っ!(´∀`)
      今回はイメージで思った以上に良く出来ましたっ!

  8. KOU 5年前

    完成おめでとうございます。
    鉄血IFストーリー感あって読み応え抜群でした!
    しっかりスペリオルの要素を再現してて凄く格好良かったです(^^)

    • コメントありがとうございます
      Sガンダムの鉄血での再現が目標でしたからね〜。
      思ってたよりイイ感じに出来ました。
      手元にちょうどいいパーツがあってラッキーでしたっ!
      鉄血の厄祭戦のストーリーって掘り下げられてないから、IF設定もしっかり考えてみました。(´ω`

  9. KTA 5年前

    厄祭戦に秘められたドラマの一幕、楽しませて貰いました。初鉄血と思えない作り込みと、流石の可変機構&見立てミキシングもバッチリですな!

    • コメントありがとうございます
      鉄血の機体って、今まで素体にしちゃってばっかりで、今回ちゃんと作ったの初でしたね〜。
      鉄血+可変も面白いなーって思いましたよ〜。
      またこういうのにチャレンジしたいですね〜。

  10. D.saku 5年前

    亜里沙システム。。。いつになくシリアスな展開でしたねぇ。。。

    • コメントありがとうございます
      今回は一切ギャグ無し!!
      鉄血の世界にかなり無茶なギミックを持つ機体だったので、世界感に融合させるのに全力で挑みました。
      宇宙世紀感がなくなっていたんじゃないかな〜って思います。

      ちなみに、ヤクトドーガのクェスのストーリーと同じ日にストーリー完成しましたのよ。(;´∞`)

  11. うるうる(;_;)
    感動しました!!🥺🥺🥺🥺🥺🥺

    • コメントありがとうございます
      リュウさん名前一緒ですもんね〜。(´ω`
      自分も今回のストーリーは気に入ってるんですよ〜。
      MAはA.I.で動いているので、同じA.I.を搭載しているセーレス・ペリアルはバエルみたいな神聖化は絶対出来ないんですよね〜。

      という裏話がエンディングになっています。(´ω`

  12. ヒツジ 5年前

    ストーリー設定も機体の完成度も素晴らしいですね。

    • コメントありがとうございます
      Sガンダムモチーフなので、各キャラ設定はセンチネルから引っ張ってきました。
      主役のリュウは多少粗雑に。
      AIの亜里沙(Alice)は機械っぽさを消して。
      メカニックの自分はいつもの自分じゃなくて雪之丞さんイメージですね〜。
      MAも天使の階級を設定に組みこんで話に深みを出すようにしました。

      ん?作家みたいなこと書いてるな。(・ω・;)

  13. ta-zu 5年前

    機体の完成度はもちろん、ストーリーもめちゃくちゃ好みで引き込まれました(*´∀`)
    自分の機体で介入したり、と妄想垂れ流しでした(^w^)

    • コメントありがとうございます
      今回、鉄血コンテストっていう事でちゃんと見てなかったオルフェンズを視聴したんですけど、こりゃあ漢の物語だ、ギャグは似合わないぞ!という事で、骨のあるハードなストーリーにしました。
      ta-zuさんの機体もきっと、独自のストーリーがあるんでしょうね。(´ω`

  14. スペリオルの名前が分割されて隠されてるの良いですわ☺️

    そして鉄血のデザインにSガンを落とし込まれていて、いつもどおり変形もお見事!

    カッコ良いですわ☺️

    • コメントありがとうございます
      Sガンダム風の鉄血機体を造ろうと思いたって、Sが頭文字の悪魔を選んだんですけど、
      でもまだ弱いなぁ〜と思って”スペリオル“のネームを隠しました。
      ”セーレス・ペリオル“が”ガンダム セーレ“の改造機体っていうのもそこからのアイディアだったりします。(´ω`;)

  15. hiro222 5年前

    アニメを見ているようでした!作品も漢の夢とロマンがいっぱい詰まっていて、最高にカッコいいです👍

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