ガンダムヴァルキュリア

　また、武装(特にバックパックのウィングユニット)はDSSDにて開発されたヴォアチュール・リュミエールと、CAT1-X1/3ハイペリオンなどに搭載されたアルミューレ・リュミエールを応用した技術が使われており、攻撃・防御・機動力にすぐれた汎用性のある機体となった。とはいえ、全てのいいとこ取りができるわけではなく宇宙空間と大気圏内で武装の運用方法が異なり、パイロットの操縦に大きな負荷がかかるため専用の操縦補助AIが搭載されている。
　エネルギー系統はCE72にユニウス条約で禁止となった、ニュートロンジャマーキャンセラーを搭載した核駆動式を採用している。(核エンジン採用時には政治方面から批判があったらしいが、中立国から連合加盟国の仲間入りを果たしたことが軍部との対立のきっかけとなり、オペレーションフューリー前後で搭載に踏み切ったようだ。尚、本土防衛戦の際は調整が完了しておらず、アークエンジェル級3番艦セラフィスのハンガーに格納されていた。）

　上記のように、プラント・連合・オーブの3国家の技術が導入されたこの機体はC.E.世界では珍しく、量産どころか予備パーツの生産も困難なほどの超高級機であるため、外部機関や組織の援助が不可欠である。(オーブ軍内でも、ORB-01アカツキのように秘匿性の高い機体である故、基本的にパーツはオセアニアではなくアメノミハシラ内で製造がほとんどで、アルミューレリュミエール系統の技術に関しては連合軍内の協力者から、ヴォアチュールリュミエールを含む背面のウィングユニットについてはクライン派を通じてファクトリーから提供を受けている。※組み立てはワルキューレ島ドックにて行われていたが、アルザッヘル基地壊滅をえてメサイヤ攻防戦に突入した際はセラフィスにて最終調整が行われた。)

　機体のOSは初期GATシリーズの【General Unilateral Neuro-Link Dispersive Autonomic Maneuver Synthesis System】を103中隊が独自に改良したものを採用している。(※キラが最初にオーブを訪れた際に、M1アストレイのOS開発に協力したときのデータを再調整したもの。この『調整』は操作補助AIの接続を可能にするもので、OSそのものを大幅に書き換えているわけではない。)ゆえに、コックピット内の画面表示はそのままに初期GATシリーズのおもかげを残している。

＜武装＞

・試製74式85mm高エネルギービームライフル
　C.E.世界(オーブ国内)でやっているロボットアニメ『ク■■■ン■■』のデザインがもとになった外装のライフル。火力こそルプスビームライフル同等(というのは外装のデザイン性を優先してしまったため）だが、射程は1.3倍ほど長い。ただし、ある程度エネルギーを収束させて射出できるいわば溜め撃ちが可能。オプション装備としてアンダーバレル専用のバヨネットも存在する。
　射撃戦を得意とするサーニャが、ストライク3号機のビームライフルをベースに企画したためロングライフル化している。

・レーヴァテインⅣ　ビームセイバー
　アルミューレリュミエールの応用技術による近接武装。左腕にマウントできビームシールド(陽電子リフレクターなど)を切り裂くことが可能。もともとは本機のために製作させたわけではないが、他の機体(非核エンジン搭載機)ではエネルギーが不足しているため核エンジン搭載の本機が運用試験を行うものとなった。

・MA-M01 ラケルタ・ビームサーベル
　フリーダムが装備しているマティウス・アーセナリー社製のものを採用している。アンビデクストラス・ハルバートで使用も可能で通常は膝に格納している。が、近接格闘時には少々使いずらい位置であるため格納位置に改善の必要ありと報告された。レーヴァテインⅣはエネルギー消費が早いため、こちらが格闘戦時のメイン武装となっている。

・43mm高エネルギービームマシンガン
　ストライク用のビームライフルを改良したもので先端からはビーム刃も発生する汎用武器。背部のウィングユニットに2丁マウントされていて、ストライク3号機(※オリジナル機)のもと同性能。
　主に基地制圧や廃コロニーなどの空間が限られた場所での戦闘に用いる。

・75mm対空自動バルカン砲塔システム イーゲルシュテルン
　GATシリーズではお馴染みの頭部に2門搭載させた牽制用のバルカン。初期GATシリーズ以降は、更に小型化されたものを採用することが多いが、属する中隊の機体のほとんどがストライクベースであるため、それらと兼用できるようにこちらを搭載している。

・MGX-2222 ブラフマーストラ 胸部搭載高エネルギープラズマビーム砲
　その名の通り、胸部に搭載されている高エネルギービーム砲発生器。ザフト製の武装ではあるが、物自体は連合のツォーンやザフトのカリドゥスとほぼ同じである。(というか、ストライクフリーダムのカリドゥス複相ビーム砲の試作兵器を改良したもの。)
　両手にサーベルを持った状態でも、高威力の遠距離攻撃ができる武装である。が、高威力故にあまりにも近い敵機に撃てば誘爆のリスクがありタイミングに難あり。

・アルミューレリュミエール改
　（ビームシールドモード）

　CAT1-X1/3ハイペリオンに採用されていたモノフェーズ光波防御シールド。両腕とも展開可能であるが、ハイペリオンのようにアルテミスの傘のような展開は現段階では不可。最終目標は発生器をドラグーン化することで、周囲からの攻撃を認識し自動防御できるような計画になっている。多少大きく展開が可能だが、出力を上げ過ぎるといくら核搭載機とはいえエネルギー切れを起こす。また、CE73～74になるとラミネート装甲や対ビームコーティングが施された武装も多くみられ、それらに対してのすり抜けを防止するための光波制御機能が追加された。(※具体的仕組みの原理は伏せてあるが、陽電子リフレクターとほぼ相違はない。)

・アルミューレリュミエール改
　(ビームセイバーモード)レーヴァテインⅣ

　CE世界でも最強クラスの切れ味をほこり、PS装甲系またはラミネート装甲系・陽電子リフレクターにまで干渉できる。が、ビーム刃の形状が複雑で展開時間が短い(ビームシールドのように長く使えばエネルギー切れなる)のが欠点。
　レクイエム中継ステーション破壊作戦では、ステーションを見事に陽電子リフレクターごと切り裂いて停止させた。(この際、総エネルギーの6割を使ってフェイズシフトダウンしている。)

・ヴォアチュールリュミエール

　俗に言う 「光の翼」の展開も可能。本機もストライクフリーダム同様に驚異的な機動性を与えるが、パイロットには卓越した操縦技術と高度な判断力が要求される。この負荷を低減させるためにも操作支援AIが不可欠になる。(ただし、デスティニーガンダムのように、ミラージュコロイドを応用したものではないため光学残像効果はなし。)こちらは、ストライクフリーダムとは違い大気圏内でも展開が可能(ドラグーンの干渉がない)。また、腰のスラスターが補助出力になっている。

　ちなみに、設計元がストライクのため一部のストライカーパックに対応する他、マルチパックシステムによりシルエットも装備可能。(ただし本機のウイングユニットはストライカーパック式ではないので、出撃前にストライカーもしくはシルエット対応のアタッチメントを接続する必要がある。)CE72～CE73時点ではこちらの運用方法がメインで検討されていた。

【製作編】

ここからは製作編です。きっかけはストライクにミキシングして何か作ろう！ということで、まずは本体をミキシングしました。量産型フリーダムの設定をこの時点で考えていたので、(アメイジング)ストライクフリーダム成分が多いです。後に、への字スリットが気に入らなかったので、ストライクEのガンダムフェイスを採用することにしました。

次にバックパック……
この時点で大体形が決まりましたね。ただし、肩周りが大きくなり過ぎたので一部バランスを変更。
ルナゲイザーのバックパック基部も試していましたが、最終的にシュヴァルツリッターに変更。

そしてバランスを調整して、最終的に今の形になりました。この画像の状態からも変更がありますが...
ウィングユニットはスクラッチできなかったので、ロボ魂の焔龍號から来てます笑

ビームセイバーは3パーツ構成です。
刃の部分は透明プラ板から製作しています。(もう少し大型化してもよかったかなぁ...)

せっかくなのでパイロットちゃん(サーニャ)も貼っておきます笑
本作品(二次創作)のメインヒロイン兼主人公です。

最後まで妄想に付き合って頂きありがとうございました(o^^o)

PS 2018/11/15更新
     2021/01/20更新