HGUC No.12 RMS-106 ハイザック

HGUC No.12 RMS-106 ハイザックを成型色仕上げ＋αで作ってみました。ハイザックはHGUCのかなり早い時期にリメイクされましたから合わせ目も大変多い上に関節も二重関節ではない為にポージングもしにくい、しかも塗り分けも相当多いという成型色仕上げでも難キットだと思います。MGも作った事があるのですが・・・こちらは好キットで作りやすい上に可動もそこそこでしたから素立ちでも決まっていたとも思います。ただHGUCもハイザック特有の独特なプロポーションは中々良いですし、成型色も悪くないので作りたくなってしまいます。自分は大幅な改造とかはとても無理なので成型色を活かし塗り分けは頑張り、今回もカトキ風のハイザックを目指す事にしました。

塗装箇所とカラーレシピ

シールド裏、マシンガン、各部凸凹デティール→(クレオス)ニュートラルグレー

フィンユニット上部→(クレオス)旧ガンダムカラーグリーン6

胸部インテーク、シールド十字部→(クレオス)新ガンダムカラーMSイエロー

手→(クレオス)旧ガンダムカラーグレー11

マシンガンスコープ部→新ガンダムカラーMSレッド

メタリック以外の部分は最後に(クレオス)Mr.カラーGXスーパースムースクリアーを吹き付けております。

デカールはガンダムデカールのMGハイザック用や機動戦士Ｚガンダム／機動戦士ガンダムＺＺ汎用1をメインに市販のコーションデカールを満遍なく貼って情報量を増やしました。マラサイの時と同じくKa signatureのティターンズ所属のROBOT魂出たMSは大抵EFSFと付いてましたから自分もリスペクトして入れております。

モノアイは定番のクリアー化で裏にラビーを貼り、各部センサーは青のラビーをそのサイズに切って直接貼りました。マラサイはジェリドにしたのでハイザックは彼の良き同僚でありましたカクリコン機にし、黄色の鳥の翼のマーキングを貼り、アレキサンドリア所属の現用機のイメージでいつものらいだ～Joe様が提唱しますクレオス)水性ホビーカラー焼鉄色をスポンジを使ってチッピング、(クレオス)ガンダムマーカー リアルタッチマーカーブラウン1でへこみ部分に塗って神ペンでぼかし、(タミヤ)ウェザリングマスターでオイルとススを全体的に付けるお気軽汚しを施しています。

ハイザックも合わせ目が白化してしまった箇所が大変多かった為に(特にショルダーアーマー、手首周辺、脛前後、頭)はデカールと汚しで誤魔化し、白化よりはマシにしました。手のデティールが大変甘く成型的にイマイチな感じでしたからビルダーズパーツMSハンド01(連邦系)を使い、少し削って手の甲が付くようにしました。

Zガンダム旧キットの武器セットも昔買った記憶があったのですが・・・どこを探しても見つからなかったのでミサイルポッドとヒートホークは無しです。柔らかい素材のパワーサプライヤーのパーティラインも大変消しにくく苦労しました。

最後は説明書と。

それほど大きいサイズのキットではないのですが・・・正に「ピリッ！」とする辛いキットで(笑)作り応えは相当にありました。ハイザックはHGUC二種類にパーツ流用のアイザック、そしてMGと人気がある機体でリメイクされれば売れると思いますが当分先でしょうし、このキットもこの間の再版であっという間に売り切れたとネットで見て刻の涙を見た気分になりました(笑)。プロポーションはもう少し頭が潰れ気味で良かったと思うぐらいでそれ以外は今でも十分に通用しますし、デティールも適度にありますから作り込めば良いコレクションに加われると思います。ハイザックは連邦の技術で作ったザクですから所どころにジムらしい片鱗が見えカッコ良いのでまだ出てないハイザックカスタムもキット化して欲しいです。

ご覧して頂きありがとうございました。