HGUC No.13 RX-78GP01 ガンダムGP01 ゼフィランサスです。
HGUC ガンダムGP01を成型色仕上げ+αで作ってみました。HGUCのGP01はガンダムタイプで一番最初にHGUCでリメイクされた機体でMGをほぼ小さくした感じだと思います。GP01も様々サイズでキット化されてますが発売当時のMGのGP01は衝撃的な内容でほぼカトキハジメ氏の画稿が再現されている上にコアファイターのギミックもあって「プラモデルはこんなに進化したんだ」と素組みで出来たのを見ながら、そう感じました。MGから出てから数年後にGP01がHGUCになると模型誌に書いてあり「初代ガンダムじゃないのか?」と思い、HGUCのコンセプトが益々わからなくなりましたが(笑)、色分けは減ったもののMGと変わらないディテールとカトキ氏の画稿の再現度の高さに驚愕しました。同時期ぐらいにGFFも出ていたので今回は「GFFで今、GP01が出たら?」をテーマに作ってみる事にしました。
塗装箇所とカラーレシピ
ビームライフル、シールド裏、手等→(クレオス)RLM75グレーバイオレット
青色部→(クレオス)新ガンダムカラーMSブルー
黄色部→(クレオス)新ガンダムカラーMSイエロー
バーニア、ビームライフル先端、アンテナ→(ガイア)フレームメタリック(1)
膝部、ビームライフルセンサー→(クレオス)GXメタルレッド
バックパックダクト→(クレオス)ガンダムカラー百式ゴールド
メタリック以外の部分は(クレオス)Mr.カラーGXスーパースムースクリアーを吹き付けております。
デカールはHGUCユニコーン用や地球連邦軍MS用1、RGのGP01用をメインに市販のデカールも満遍なく貼りカトキ風を目指しました。GP01は試作機中の試作機なのでそれを踏まえて細かい箇所まで貼っています。
GP01はPGやRGは凄く完成度が高いのですが、やや頭部が大きめのキツい目をしていて設定画よりとはいえ、頭部だけはあんまり好きではありませんでした。MGやHGUCはカトキ氏が書く優しめの目をそのまま再現しているのでこちらの方が好みなので少し削り込み、目は緑のラビーを切って貼りました。肩のセンサーも同じなのですがこの時期のHGUCはシールが多くなく、時代の流れを感じます。
絶対に手を入れたかったのはバックパックにあります二つ並んだセンサーやモールドが甘い手のパーツでセンサーの方はただ四角いモールドが二つあるだけなのでルーターで削り、市販のバーニアとクリアパーツを使いディテールアップしました。最初期のHGUCの手のパーツは形状の良くないのでビルダーズパーツの1/144 MSハンド01(連邦系)を少し削り込み、GP01の手の甲パーツを接着し塗装して使っています。シールドのシリンダー部分はミラーフィニッシュの金属光沢シートを使い、同じくディテールアップしています。
GPシリーズはアナハイムがパワードジムなどの実験機まで作ってまで売り込みたい筈なのでアピールしたい為に肩、フロントアーマー、バックパック、シールド等にお馴染みのロゴを貼ってアピールさせてます。アルビオンに納入されてから多少は時間があったと思い、どうしてもアルビオンの部隊章は入れたかったので目立つ位置に貼っています。
最後は説明書と。
GP01はHGUCでも13番目と初期に発売された物なので最新キットと違い、腕は軸関節ですし太腿はボールジョイントで稼働範囲は広くないですがディテールに関しては最新キットに負けない一級品でガレージキットを作っていた気分になる程でした。成形色も悪くないのでつや消しクリアー吹けばかなり良くなりますし、メカ部をグレーで塗り分ければ更に良くなると思います。このキットが出た当時はデカールやその他のマティリアル、機能性が高い工具は少なく、これだけのキットですと完成度を高めるには大変の労力が必要でしたが・・・今はデカールも工具も素晴らしい物が多くて少しずつ自分の理想のカトキ風ゼフィランサスになっていき作っていて本当に楽しく、へたなりに今年一番良く出来たと思いました。0083はガトーやジオンの方が賛美される事が多いですが主人公のコウ・ウラキが挫折を経て一人前の人間になっていく所も見所があって今でも本当に好きな作品なので彼が乗ったフルバーニアンやステイメン、破格サイズのデンドロビウムも作り、星の屑の記録を辿りたいです。
ご覧して頂きありがとうございました。
HGUC No.13 RX-78GP01 ガンダムGP01 ゼフィランサスを作ってみました。
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ホビージャパンのらいだ~Joe先生やセイラマスオ先生の作例に憧れていつか同じステージ立ちたいと夢見ているブタウサギです(笑)。基本は成型色仕上げですが設定重視の姿勢や既存のモールドの丁寧な彫り直しや塗り分け、デカールによる精密感、つや消しによる仕上げに品質には自信があり、作り込みの質はプラ板やスジボリによるディテールアップ勢やスクラッチ勢にも自分は負けてないと思います。成型色仕上げでも無差別級に通用するというのポリシーにして信じており、それを証明したいのでオラザクに参加する事にしました・・・大人なのに見栄っ張りの承認欲求モンスターより慎ましくて謙虚が一番だと思っているので良かったら応援して下さいね。
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