Hg マラサイ［教導部隊仕様］

教導団３番機マラサイ。取り回しのよいショートバズーカを装備。背部にはウエポンアームがあり、各種武装をマウント可能。

双肩には近代化改修されたミサイルランチャーとバーザムのビーライフルを用いたビーム砲が後付けアームによってマウントされている。

教導団の意義は仮想敵となっての軍内の訓練、戦術指導が主任務であるが、いくつかの残党拠点の制圧作戦に実戦投入された記録が残されている。

奥から
教導団一番機(隊長機)ゼクアイン、二番機バーザム、三番機マラサイ

使用されるMSは元NDやティターンズで運用されたどれも連邦にとって忌まわしき記憶を想起させる旧式機である。火器管制システムの刷新や駆動系内部パーツに現用機のものを用い、その性能は極限まで高められているためどれも非常にピーキーな特性となっている。

背部ウェポンアーム稼働のためマラサイ本来のシールドを廃したジオン系彷彿させるショルダーアーマー。

ビームサーベル２本。腰にマウントされている。教導団MSは全機ダークグレーに鬼のパーソナルマークで統一されている。

実戦参加した際には近代化改修された試作武装の評価試験を行う。残党相手に有効な武器の性能データを取ることで、軍縮が進む中でも軍上層部として軍事予算確保の必要性を保つためである。

教導団のパイロットは皆元ティターンズの将校でありグリプス戦役の生き残りである。各人が卓越した操縦センスを持つエースである。表向き教導団として各基地を教練して廻っているが、言い換えるなら安住は許されず常に危険分子として監視され飼い殺されている状態である。いつ寝返るかわからない、連邦内部で忌み嫌われる存在だからこそ、そこに畏怖を覚え凶悪なアグレッサーとなり得るのだろう。

長い妄想が終わりました。
ここから制作記です。一昨年くらいに前にジャンク素組でストックしていました。手の指パーツや角の先が欠損していましたが、今回オラ設定教導部隊３番機として配備されることになりました。

バックパックのアームは、やはりジャンクで仕入れて以前から部品取りに使っているリヴァイブRX-78の脚の関節をまるごと使用しています。

頭部はモノアイ別パーツ化。首は1ミリ延長しています。

動力パイプは全て炙りプラ棒に置き換えました。あと膝関節、足首関節で計3ミリ程脚を長くしています。

基本塗装がおわったあと。リアアーマーはエポパテで裏打ちしています。あと欠損してた手の指は連邦角指に置き換えました。

軽くウォッシングしてドライブラシ。最後にチッピングして、三騎共通感を持たせました。

妄想が膨らんで作り始めた謎の教導団MSシリーズ。他の皆さんの小隊編成の作例に魅了され、勝手に３機は作るぞ、と心に決めておりました。憧れの編隊写真をとれたのでこれで一区切りできそうです。

今回も最後までご覧いただき、また長い妄想にお付き合いただき、誠にありがとうございました。