HGUC No.38 RGM-79D ジム寒冷地仕様

HGUCジム寒冷地仕様を成型色仕上げ＋αで作ってみました。ジム寒冷地仕様はポケットの中の戦争で冒頭でサイクロプス隊に無残にやられる役で僅か一話しか出なかったので旧キットが展開した時はキット化されませんでした。寒冷地仕様は元々はポケットの中の戦争をやる際にリメイクされたジムの一つでジムとジムコマンドの中間みたいなデザインで魅力的でキット化されて欲しいと昔は思ってました。ガンダムウエポンズでMGジムから改造された作例があり「作りたい！」と思いましたが形状が独特のマシンガンをスクラッチで作るのは自分の技量では到底無理で諦めてたのですが・・・早い時期にHGUC化されて本当にビックリしました。前期型のノーマルなジムより、後期型のジム寒冷地仕様の方が高性能ですので意識しながら作りました。

塗装箇所とカラーレシピ

バーニア外部、頭部アンテナ、ひざ裏パイプ等→(ガイア)フレームメタリック(1)

バーニア内部→(クレオス)GXメタルレッド

マシンガン本体、シールドジョイント部等→(クレオス)ニュートラルグレー

首、肩、腰等のメカ部→(クレオス)ミッドナイトブルー

頭部ダクト→(クレオス)旧ガンダムカラーレッド2

メタリック以外の部分は(クレオス)Mr.カラーGXスーパースムースクリアーを吹き付けております。

デカールは 機動戦士ガンダム0080シリーズ汎用1やガンダムデカールDX01 、MGのジム寒冷地仕様をメインに市販のコーションデカールを貼り後期型をイメージしました。設定通りに肩には黄色の三角マークを貼っています。

寒色系でまとめられながらもワインレッドが要所に散りばめられたジム寒冷地仕様は説得力のある配色でサイクロプス隊のやられ役には大変勿体なかったです(笑)。劇中では北極基地に配備されてましたから英語のArcticを略したアルファベットを貼ってカトキ風にしています。

白の機体色のコーションデカールは赤の方が映えるのですが赤だと派手になり過ぎる事もあるので黒やダークグレーにしたら・・・デカールが自己主張せず良い感じになりました。

ジム寒冷地仕様はHGUCの初期に出た物なので肩は軸関節ですし、股関節はボールジョイントなのであまりポーズは付けにくいです。ですが、素立ちですと意外とビシッとなるので強そうに見えます。足の太さは似たようなデザインのジム改より細く、丁度良い塩梅です。

最後は説明書と。

ジム寒冷地仕様を始めとした0080の機体のキットは比較的初期に出た物が多く、最新キットに比べますと可動範囲が狭いですがプロポーションはそれほど遜色ないので作り甲斐があります。ジム寒冷地仕様はその中でもかなり早い時期で塗り分けもそこそこありますがそれさえ乗り越えれば良い感じのジム寒冷地仕様が出来てしまうのでお勧め出来ます。このやられ役のジム寒冷地仕様もプレバン限定とはいえMG化され「本当に時代が変わった」と思い、本当に何がキット化されてもおかしくない状況になってしまいました。0080は0083と同じ位に好きな作品ですが、それにも関わらず0080の完成品はまだリック・ドムII ライトグリーンバージョンしかアップしてないので色々なキットをアップしたいです。

ご覧して頂きありがとうございました。